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『政府が国債を発行すると家計の預金が増える①』三橋貴明 AJER2019.2.26
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三橋TV第67回【並んで頂くか、間に座るか迷った件】
いや、これは迷うよね!!!!
暑さ寒さも彼岸まで、とは申しますが、まだまだ寒い日が続きます。、
さて、山本太郎参議院議員との対談がアップされました。
【三橋貴明×山本太郎】Part1 絶対にTVでカットされる国債の真実
【三橋貴明×山本太郎】Part2 「日銀破綻論」の大嘘〜御用学者が増税したい本当の理由、そして財務省の裏工作
【三橋貴明×山本太郎】Part3 日本人を貧困に突き落とす東京大学名誉教授〇〇〇
【三橋貴明×山本太郎】Part2 「日銀破綻論」の大嘘〜御用学者が増税したい本当の理由、そして財務省の裏工作
【三橋貴明×山本太郎】Part3 日本人を貧困に突き落とす東京大学名誉教授〇〇〇
別に〇〇〇などと伏字にすることはありません。吉川洋です。立正大学の吉川洋教授については、これまで散々に「財務省の御用学者」「財務省の飼い犬」と呼んできましたので、今更、伏字にする必要はないです。(伏字にしたのはスポンサー側)
ちなみに、山本議員との「対談」が三橋のレクチャーみたいになっているのは、先方からそうしてくれと依頼されたためです。(さもなければ、あれだけ膨大な資料を準備するはずがございません)
本コンテンツは、「国債発行やおカネの仕組み」「明石順平に代表される財政破綻論や日銀破綻論の嘘を暴く」「吉川洋(景気動向指数研究会)らの「いざなぎ越え」に代表される統計詐欺」という順番で進んでいきますが、実は重要なのは最後の部分。
例えば、今の日本にとって優先順位が高いキーワードというか「幹」は、
「反・緊縮財政」
「反・グローバリズム」
「反・竹中平蔵(的な構造改革)」
であると考えており、中野剛志先生の「世界の政治経済マトリクス」の右下と左下が、枝葉の色が違うのどうのと闘っていたら、右上には絶対に勝てない、という点です。
【世界の政治経済マトリクス】
別に、特定の誰かなり、特定の政党なりを「全面支持」する必要はないし、100%同じではないから支持しない、それどころか敵視するなど、愚かしいことです。
100%、自分の思い通りの政治をしたいならば、革命家になるのをお勧めします。少なくとも、間接民主制は向いておりませんです。
逆に、特定の政策ではなく「特定の誰か」を全面支持するとか、これも不気味です。この手の「誰か」を熱烈に支持する人は、相手が少しでも自分と異なる価値観の言動をすると、途端に「超アンチ」になるか、あるいは間違ったことをしているのに目をつぶり、
「安倍さん「だから」正しい!」
と、認知的不協和に陥るわけです。この手の連中は、いやになるほど見てきました。(わたくしのアンチも、元々は熱烈な三橋ファンが多い)
あのね、みんな人間であり、個性が違うのだから、自分と100%同じ人がいるはずがないでしょう。
という話なのですが、実際には人間は政治家や言論人を「カテゴライズ」し、「何を語ったか」ではなく「どのカテゴライズが語ったか(もはや「誰か」ですらない)」で評価しようとする人が実に多い。
勝手にカテゴライズをした挙句、相手が少しでも「外れること」を言うと、「裏切者!」「保守のくせに!」などと批判する(笑)。
アホか。わたくしは少なくとも、自分で「保守です」と名乗ったことはなく、毎度毎度「保守じゃない」と言っているにも関わらず、「保守派の三橋が山本太郎と!!!」などと怒り心頭に発する。
目的を勘違いしていません? 目的は「誰か」「どこかの勢力」と闘うことではなく、国民が豊かに、安全に暮らせる経世済民、真の意味の経済を取り戻すことではないのですか。少なくとも、わたくしはそうですよ。
別に、グローバリズムだろうが、リベラルだろうが、保守だろうが、あるいは「緊縮財政」「規制緩和」「自由貿易」「竹中平蔵的構造改革」であったとしても、経世済民が実現できるなら支持するよ。
現実には違うから、批判しているわけでございます。
第二次安倍政権発足時、総理が「金融緩和」「財政拡大」「(技術投資という)成長戦略」を推進するというから支持したわけで、実際にやっていることは「緊縮財政」「構造改革」だからこそ、批判に転じたのです。
わたくしは、1mmもブレておりません。裏切ったのは安倍総理であり、自民党であり、わたくしではないのです。
が、「誰か」に依存した救世主願望の人たちは、「安倍さんがやっているのだから、間違っていない」と、懸命に庇い、総理の政策が正当化される屁理屈を懸命に探し出し、拡散する。
結果、グローバリズムを推進する勢力の思うがままに、トリニティが進んでいく。これが、今の日本でしょ。
平松さんではないですが、「誰が」ではなく「何を」で思考するようにしよう。身勝手なカテゴライズもやめよう。
と、一人一人に考えて欲しいからこそ、わたくしは今回の山本議員との対談コンテンツを提供したわけでございます。というわけで、内容的な間違いの指摘は構わないですが、「誰」に関する批判は受け付けません。
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