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『緊縮財政派と規制緩和派の不毛な争い①』三橋貴明 AJER2019.1.22                     

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【一般参加可能な講演会】
経営塾 八鷲会 創立40周年記念講演会
https://www.facebook.com/events/535796403568985/
2019年1月26日(土) 14:00〜
八代ホワイトパレス〒866-0883 熊本県 八代市松江町290-1
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三橋TV42TVが言わない消費増税が日本を滅ぼすワケ】

https://youtu.be/8yRQokVZRI8


 お待たせいたしました。

 本日、リリースとなる三橋TVに、まさに満を持した形で藤井聡先生がご登場されます(収録の関係で、三回連続ご登場です)。


 また、まことに申し訳ありません。マイクの設定ミスで、わたくしの音声が聞き取りにくくなっています。でもまあ、今回の主役は藤井先生と高家さんだから、別にいいよね。


 さて、藤井先生が新潮に登場されています。


『“増税、入管法反対”で官邸を追われた「藤井聡」官房参与語る「日本の未来は最悪に…」
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/01210558/?all=1
 多くの会社で仕事納めとなった先月28日。この日、日本の中枢、安倍官邸でも、一人の男がその仕事を終えようとしていた。
「2012年以来、内閣官房参与として、安倍政権の国土強靭化政策の旗振り役をしていた藤井聡京大教授が、28日付で辞任を発表したのです」(政治部記者)
 任期を全うしての辞任であれば、ことさら注目を集めることもなかったであろう今回の人事。しかし、
「藤井さんが消費増税反対の急先鋒だったことから、更迭されたのではないかとの憶測が飛び交ったんです。彼は昨年11月、『しんぶん赤旗』にまで登場して増税批判を展開。これに菅官房長官が激怒し、半ば追われる形で官邸を去ったのでは、と囁かれているのです」(同)』


 三橋TVの中で藤井先生が「当事者」として語っていましたが、現在の日本政府の「中」で反・緊縮財政、あるいは財政拡大論を主張するのは、
「国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の中で反ナチス活動をするようなもの(藤井先生)」
 でございます。

 しかも、財務省はナチスさながらに「メディア」を活用し、様々なプロパガンダを仕掛けてくるため、実に厄介です。


 昨日の原真人のように、財務省の飼い犬と化したジャーナリスト、御用学者も大勢います。




 
                                 
 

 さらには、そもそも、
「借金はきちんと返さないとダメ!」
 というのは、普通の人々が自分たちの子供に教える倫理観です。つまりは、家計にとって「借金をし過ぎないこと」「借金を返済すること」は正しいのです。

 何しろ、人間には寿命がありますし、実際問題として借金を返済しないと、色々とペナルティがあります(最後は、自己破産による免責はありますが)。


 経済学の「予算制約式」(経済主体が一生に稼ぐ所得分しか支出、借り入れができないという前提)は、家計を対象にした場合は、まあ正しいのです。

 とはいえ、政府は違います。政府は子会社の中央銀行に国債を買い取らせることで、事実上「おカネを発行し、負債を返済した」ことになってしまいます。政府が「自国通貨建て」の国債で債務不履行(財政破綻)する可能性は、文字通りゼロなのです。


 それ以前に、そもそもおカネとはそもそも「債務と債権の記録」です。


 8年ほど前に、藤井先生と対談(ビジネス社「デフレ時代の富国論 」掲載)で、
「日本銀行券とは、日銀の約束手形なんですよね」
「そうなんですよね」


 といった話をした記憶がありますが、おカネが「債務と債権の記録」である以上、銀行であっても個人であっても発行できます。ちなみに、銀行が発行するおカネは銀行預金、個人は小切手です。


 小切手を発行する差には「当座預金」という担保が必要ですが、銀行預金の場合は担保は要りません。厳密には借り手の「借用証書」が担保になるわけですが、この手の話が以前は全く出回りませんでした

 まさに、ナチスの時代のドイツ国民同様に「情報の壁」の内側にいたのが、20世紀の日本国民なのです。結果的に、倫理的に正しく聞こえる、
「国の借金で破綻する! 増税だ! 公共事業削減だ!」
 といったプロパガンダに洗脳され、実際に緊縮財政が進み、日本国は次第に小国化。もはや国家存亡すら危ぶまれる時代に突入しつつあります。


 とはいえ、我々はナチス時代のドイツ国民や、20世紀の日本国民とは違います。情報の壁の向こう側にある「真実」に手が届くのです。


 正しい情報をインプットし、国民の「緊縮の世論」を破壊するためにアウトプットす。わたくし共も精一杯、努力いたしますが、皆さんにもできることは多いのです。

「緊縮の世論を破壊する!」に、ご賛同下さる方は、

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