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『帝国対民主国家の最終戦争が始まる(前篇)①』三橋貴明 AJER2018.10.30
https://youtu.be/0a7-2qqsqEQ

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三橋TV第12回【帝国対民主国家の最終戦争が始まる】

https://youtu.be/NQAUEcumyvQ


 ホンジュラスなど中米からメキシコを経由してアメリカを目指す移民集団が、ついにメキシコシティに到着しました。


『中米移民集団、メキシコ首都に到着 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37358680V01C18A1EAF000/
 中米から米国を目指す移民集団の一部がメキシコシティに着き始めた。3日夜から4日の日中にかけて数百人がバスなどを使って到着。市が用意した収容場所などで食事や医療の提供を受けている。4千~5千人規模の第1集団の残りも週内にはメキシコシティ入りし、数日間の休憩後に再び北上を続けるとみられる。
 メキシコシティは市内にある複合運動施設のサッカー場内に仮設の宿泊施設を整備し、移民を収容する計画だ。到着した移民は用意された簡単な食事をとっているほか、宿泊施設の完成を待ちながら、サッカー場の観客席で横になるなどして休憩している。(後略)』


 対するアメリカ側は、不法移民集団を迎え撃つべく、国境に軍隊を派遣。


 朝日新聞は、アメリカを目指す不法移民の記事において、


『(前略) トランプ氏はキャラバンを「犯罪集団」などと呼ぶ。アンドレアさんは「私たちを見てそう思う? 私たちは一日一日、食べるために働くだけ。私たちは米国のために、そして家族のために働く移民。トランプさんだって移民の子孫なのに」と話した。(後略)』(2018年11月5日 朝日新聞「トランプ氏が犯罪集団と呼ぶ移民「私たちをそう思う?」」より)


 と、人権というよりは「同情」「憐憫」に訴えかける論調で、不法移民の正当化を図っています


 それはまあ、不法入国・不法滞在は犯罪です。もちろん、ホンジュラスなどで悲惨な生活を強いられている人々、特に女性や子供には同情しますが、犯罪は犯罪です。


 ホンジュラス等の中米の経済問題は、それぞれの国が解決するしかありません。無論、先進国が彼らの生活水準向上のためにインフラ整備などの支援をすることはあり得ますが、
「貧しくて可哀想な人々」
 だからといって、無条件で移民受入を強いられるわけではないのです


         

 

 移民問題が厄介なのは、
「安い賃金で働く労働者」
 を経営者が求め、移民が流入すると、今度は、
あの気の毒な人たちを、強引に祖国に帰すのか!?」
 と、いわゆる人権派左翼の方々が大騒ぎし、なし崩し的に日本が移民国家化されてしまうことが目に見ているためです。


 しかも、今回の入管法改正では、外国人は最長5年の「技能実習」を終、さらに最長で5年就労できるようになります。つまりは、十年です。


 年金の受給資格期間が十年に短縮されたため、在留外国人は年金の受給資格が生じます。将来的に、外国人の生活コストを日本人が負担する道筋がつけられてしまっているのです。


 人手不足を理由に、移民を受け入れると、どうなるか。別に、ドイツの例を見るまでもなく、我が国にしても一度経験しているわけです。


 すなわち、在日韓国人・朝鮮人問題です。


 大東亜戦争前の日本国は、「同じ国民」になったとはいえ、人手不足(でしたが)を理由に朝鮮半島から労働者を入れることはしませんでした。理由は、生産性向上が抑制され、本土の国民の賃金が下がってしまうという、実に真っ当な理由からです。


 それが、戦争後期に人手不足がさらに深刻化し、結局、朝鮮半島から労働者を受け入れることになります。結果的に、今の在日韓国人・朝鮮人問題です。


 安易に「人手不足」を理由に外国人を受け入れると、いかなる問題が引き起こされるのか。


 一度、経験しているにも関わらず、日本国政府は全く顧みることなく、移民受入に邁進しています。


 しかも、
「移民政策ではない。
 と、詭弁を弄しながら。


 安倍政権の移民受入政策は、世界の流れに逆行しています。


「人手不足は、生産性向上で解消を」
「移民問題は経済問題であり、ナショナリズムの問題であり、さらには国家のあり方の問題であり、安易な同情や目先の利益で判断してはならない


 といった真っ当な判断力を、我々日本国民は取り戻す必要があるのです。


 日本は移民を受け入れてはなりません


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