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『帝国対民主国家の最終戦争が始まる(前篇)①』三橋貴明 AJER2018.10.30
https://youtu.be/0a7-2qqsqEQ

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三橋TV第11回【増税は法律で決まっている!】

https://youtu.be/IdU_okToWUY


 岩手県北上の地に、全長20km(初期段階)の直線型超電導加速器を建設し、両端から電子と陽電子を光速で飛ばし、衝突のエネルギーを観測することで、宇宙開闢の謎を解明しよう


 ヒッグス粒子を調査することで、質量の謎を解き明かそう。


 北上の地に、少なくとも数千人の「天才」たちが世界中から終結し、日本の東北が世界の知識、知恵、知能の中心になる。


 当初の建設予算は8000億円(日本担当分は5000億円)ですが、経済効果(GDPの拡大)は少なくとも4兆円。


 欧州原子核研究機構(CERN)でLHCなどを建設する過程で生まれたのが、WEB(HTML)、グリッドコンピューティング。


 日本で建設されるILCからも、様々な技術が生まれ、世界を変えていくことになるでしょう


 なぜ、毎回、ILCの記事のたびに、「ILCとは何なのか?」を繰り返しているのかといえば、日本のマスコミが真っ当な報道をしてくれないためです。


 とはいえ、真っ当な報道をしないのは大手紙であり、地方紙(岩手日報、河北新報など)はきちんと報じています。


<ILC>岩手・一関の予定地をドイツの国会議員視察 日欧の調整役
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181031_32040.html
 岩手、宮城の両県にまたがる北上山地が候補地となっている超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致計画で、日本と欧州の調整役を担うドイツ連邦議会のステファン・カウフマン議員が30日、岩手県一関市の建設予定地を視察した。
 電子と陽電子を衝突させて宇宙誕生の謎に迫るILCの建設見込み地などを見学。大平尚岩手県企画理事や勝部修一関市長から、施設の排熱を再利用する「グリーンILC」構想などについて説明を受けた。
 カウフマン氏は「プロジェクトによって7年前の災害を克服でき、国際的に注目を浴びることになる。日本政府は、はっきり『やりたい』という意思を示してほしい」と要望した。』


 テキサス宣言に続き、今度は欧州から「日本はILCを決断せよ!」の圧力が参りました。大歓迎です。


 カウフマン議員らは、29日に東京でILC建設推進議員連盟のメンバー(※国会議員)と会合を持っています。カウフマン議員の他には、ドイツ電子シンクロトロンのヨアヒム・ムニック所長、フランスのサクレー研究所のマキシム・ティトフ氏らが同行しています。


 会合において、カウフマン議員は、
日本政府が年内に前向きな姿勢を示せば、欧州の研究者、ドイツ政府は好意的にサポートするのではないか」
 と、発言。


 翌30日、記事の通りカウフマン議員らは岩手の北上を視察。「山」と聞いていたでしょうが、実際には「丘」でございまして、さらには普通の中山間地域の農村でございますので、驚いたのではないでしょうか。


 視察後、カウフマン議員は、
「ILC誘致を実現したいという県民の強い思いを感じた。年内に日本政府が誘致の決断をすると期待している」
 と、語りました。


        

 

 さらに、翌31日、東北、北海道、新潟の知事で構成される北海道東北地方知事会議が、ILC建設を求める決議を全会一致で採択。


『ILC実現は「8道県総意」 北海道東北知事会議決議
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/11/1/27415
 本年度の北海道東北地方知事会議(会長・高橋はるみ北海道知事)は31日、山形県上山市で開かれ、国際リニアコライダー(ILC)計画の実現を求める決議を全会一致で採択した。同会議としてILC実現に特化した決議は初めて。政府による誘致の可否判断が迫る中、年内に前向きな方向性を表明するよう「8道県の総意として強く求める」との文言を盛り込んだ。近く国に要望する。(後略)』


 決議後、宮城県の村井嘉浩宮城県知事は、
「多くの外国人が東北を訪れ北海道、新潟にも大きな波及効果がある。8道県の総意として取り組みたい」
 と、語っていますが、波及効果は東北北海道新潟地域にはとどまりません


 何しろ、加速器の部品や観測器の生産は、日本中の大企業、中小企業が一丸となって取り組まなければ不可能なのです。


 例えば、クライオモジュールやニオブの超電導空間を製造、検査するだけで膨大な需要になります。


 クライオモジュールは完成形を港から北上の山の中に運びます。いかにして、運べばいいのか。道路の改修が必要になれば、土木・建設会社の出番です。


 数千人の物理学者が集結し、家族もやってきます。
彼らの生活、教育、医療の需要を満たすためにはどうしたらいいのか。


 製造業や運送、土木のみならず、小売り、卸売り、医療、教育、さらには電力、ガス、水道といったライフラインなどなど、途轍もない需要が東北の地に生まれることになります。


 需要を満たす過程で、様々な技術が生まれ、やがて「世界」を変えるのです。さらには、ILCによる研究成果は「文明」をも変えうる。


 世界を変える。文明を変える。


 そのために、ILCを日本で建設しなければならないのです。


 それにも関わらず
、「カネ、カネ、カネ」で、日本の歴史上、唯一の機会を潰すのですか、安倍総理?、


 「世界を変え、文明を変えるILC建設を!」に、ご賛同下さる方は、このリンクをクリックを! 
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