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『嘘つき安倍政権①』三橋貴明 AJER2018.9.25
https://youtu.be/oSSjTkO9aV4
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一般参加可能な講演会のお知らせ。

【第5回 日台親善シンポジウム「一帯一路構想に日本と台湾は如何に対処すべきか」】https://kokucheese.com/event/index/535633/

11月3日 BumB(東京スポーツ文化館)研修ルームB(東京都江東区夢の島2丁目1-3) 講演 田村 秀男、三橋貴明 

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三橋TV 第1回 【安倍政権は嘘つき内閣である】

https://youtu.be/NG4M12vQJ6w


三橋TV 第2回 【消費税はなぜ国民に残酷なのか?】

https://youtu.be/2irWBZasRZw


 三橋TVのキャスターをお願いした高家望愛さんは、レースクイーン、ゴルファーなど、アクティブな活躍をされているモデルさんです。
https://twitter.com/koukenoa


 これまでとは全く異なる分野で大変だと思います。


 さて、恐るべき財務省。


『社会保障費抑制へ改革案 高額医薬品は保険の対象外 財務省が財政審に提示
https://www.sankei.com/economy/news/181009/ecn1810090023-n1.html
 財務省は9日、「財政制度等審議会(財務相の諮問機関)」の分科会を開き、社会保障費の抑制に向けた改革案を示した。高額な医薬品については、費用対効果を勘案し公的保険の対象から外すことも検討するよう提案。75歳以上の後期高齢者が受診する際の自己負担割合を現行の原則1割から2割へ増やすことも改めて打ち出した。
 高齢化の進展で膨張する社会保障費を抑制する。今後も議論を進め、今年11月をめどに財政審がまとめる平成31年度予算編成の建議(意見書)に反映する。同時に、政府が年末まとめる歳出改革の工程表にも織り込みたい考えだ。
 医薬品は現在、新薬がほぼ自動的に保険適用される形となっている。ただ、がん免疫治療薬「オプジーボ」の当初価格のように高額になるケースも多く、医療財政の大きな負担となっている。財務省は費用対効果や財政影響など経済面も評価し、保険適用の可否を判断できる仕組みを導入すべきだとした。(後略)』


 いよいよ、
「カネがある日本人は助かる。カネがない日本人は助からない時代
 の足音が聞こえてきた印象です。

 日本人の命も、アメリカ人同様に「カネ次第」になるわけです。


 もちろん、高額医薬品の価格をいかに抑制するか、という問題もあります。あるいは、医薬品の安全確認も重要です。


 とはいえ、「日本人の命を救う薬」であるならば、「自動的に保険適用」で正しいのです。なぜならば、同じ「日本国民」を救うためなのですから。


 財源については、当初は赤字国債の発行で一向に構いません


 デフレから脱却し、名目GDPが順調に増え始めたら、税収で賄えばいいだけの話です。


 正しい道は明らかであるにも関わらず、財務省は「財政」を理由に「日本人の生命はカネ次第」の社会へと我が国を導こうとしています


 無論、高額医薬品が保険適用外となった場合、お金持ち相手に、
「高額医薬品の使用が無制限に可能」
 な保険サービスが展開され(必要であれば、規制緩和の法律改正が行われます)、さらには医療保険分野に「外資」を呼び込む。



 緊縮財政、規制緩和、自由貿易の三つは、常に三位一体です。まさに、グローバリズムのトリニティが日本の基本路線なのでございます。

                        


 先日、藤井聡先生の「新」経世済民新聞の記事、


【藤井聡】「反緊縮」は「反グローバリズム」と共に進めよ ~第二回京都・国際シンポジウム『グローバル資本主義を超えて』に向けて~
https://38news.jp/economy/12489


 に、

我が国では、 「反グローバリズム」を主張するサヨクは、どういうわけか「緊縮」を声高に叫びますし、「反緊縮」を主張する一部のホシュ勢力は、 「グローバリズム」を礼賛します。

 と、書かれたのが印象に残っています。


 まさに、その通りで、日本には、反緊縮と反グローバリズムを主張する勢力がほとんど存在しません。


 とはいえ、緊縮財政、規制緩和、自由貿易の三つは常にトリニティなのです。反グローバリズムを謳うならば、緊縮にも反対しなければならないのです。


 それにしても、財務省のレトリックは恐ろしいです。「費用対効果」やら「財政影響」といった理屈で、「高額医薬品が必要な貧困日本人の命は救わない」と宣言しているわけでございます。


 昨日の「科学技術」の問題もそうですが、緊縮財政路線を打破しない限り、我が国に未来はありません。


「緊縮財政路線との決別を!」にご賛同下さる方は、

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