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『嘘つき財務省①』三橋貴明 AJER2018.6.5
https://youtu.be/jE1JXDGyR9w
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 昨日、群馬南部で震度5の地震が発生し、東北新幹線が停電で6時間近く全線運転見合わせとなり、本日、大阪北部を震源減とする震度6弱の地震が発生


 人口密集地における地震であり、神戸を思い出してゾッとしました。人命に被害が出ていないことを祈っています。


 さて、アメリカのWSJ紙が、先日のカナダでのG7サミットで、トランプ大統領が、
私が(日本に)メキシコ人を2500万人送れば、君はすぐ退陣することになるぞ
 と話したと報じました。

 メキシコ人ではありませんが、安倍政権は移民(外国人労働者)を50万人受入を見込み、骨太の方針2018に、
「外国人材の受入れを拡大するため、新たな在留資格を創設する。」
 と、明記されました。もっとも、その前に、
「移民政策とは異なるものとして」
 と書かれているのですが、どう考えても移民政策でございます


 ところで、日本に先駆け、移民国家と化したドイツでは、まさに移民問題で、EUの女帝たるメルケル首相が追い詰められつつあります。


             

 

独首相、難民政策で窮地=内相造反、連立崩壊も
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061700237&g=int
 反難民感情がくすぶるドイツで、難民に融和的なメルケル首相と、強硬派ゼーホーファー内相の対立が深刻化している。内相は18日には、首相が反対する難民政策の厳格化を、担当相として即時に決めると警告。首相の求心力が低下する中、独メディアでは、政権崩壊や総選挙の可能性も取り沙汰され始めた。(中略)

 内相は、寛容な難民政策が「欧州を分断させた」と糾弾し、他の欧州連合(EU)諸国で難民登録済みの場合は独入国を許さず、元登録国に送還する措置の即時導入を要求。この造反に対し、メルケル首相は「他国の負担になる」と反対し、今月下旬のEU首脳会議での協議を待つべきだと主張する。しかし、内相はメルケル氏に18日までの同意を迫り、最後通告を突き付けた。
 ドイツでは難民を装った過激派のテロや、難民申請者による少女殺害事件などで国民感情が悪化。世論調査でも過半数が内相の唱える送還に賛成している。昨年の総選挙で大幅に得票率を減らし、支持基盤が弱まっているメルケル氏にとって、今回の政局は命取りになりかねない。』


 CSUの党首でもあるゼーホーファー内相が、移民政策をめぐりメルケル首相と対立

 先週、CSU幹部の会合で、ゼーホーファー内相は、メルケル首相を意図し、
「私はもうこの女性と働けない」
 と、二度繰り返したとも報じられています(その後、ゼーホーファー氏は否定)。


 ドイツ内務省によると、今年5月末までに7万8000人の難民がドイツに流入し。ドイツで難民申請を行った1万8000人には、他のEU加盟国での記録があるとのことです。

 欧州諸国が結んでいるダブリン協定では、難民は「最初に入国した国」が受け入れることになっています。


 というわけで、ゼーホーファー氏が進める「他のEU加盟国で難民登録済みの難民はドイツ入国を許さず、元の登録国に送還する」という措置は、別に国際協定違反にはなりません。


 難民受け入れ問題をめぐり、メルケル首相とゼーホーファー内相との対立が決定的になると、下手をすると再選挙になります。すると、AfD(ドイツのための選択肢)が躍進するのは確実です。

 イタリアにおける五つ星運動・同盟の連立政権樹立に続き、ドイツでもメルケル「女帝」が移民問題で追い詰められる。


 欧州の有様を見ても、なお「移民国家」を目指す安倍政権は、亡国の内閣としか呼びようがないのです。


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