新幹線の夢

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『韓国の易姓革命①』三橋貴明 AJER2018.4.17
https://youtu.be/9OfVgrlU24k

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 本日は札幌で講演のお仕事があり、前泊したのですが、「北海道新幹線」の札幌駅の位置が、ようやく決まったとの報道が流れています。

 北海道新幹線札幌延伸は、2030年度開業予定で、ルートは新函館北斗から長万部、倶知安、小樽を経て札幌に至る北回りです。


 室蘭、苫小牧経由の南回りルートも「基本計画」はあるのですが、整備計画化されていません。理由は、有珠山があるため、噴火の状況によって長期休業の可能性があるためです。


 とはいえ、札幌-千歳間、あるいは札幌-千歳-苫小牧間であれば、有珠山は関係ありません。特に、新千歳空港まで北海道新幹線が延伸されると、効果は大きいです。


 現状、北海道の玄関口である新千歳空港駅から札幌駅まで、50分強はかかります。

 名古屋と三河安城の距離が約30kmで、新幹線で11分。札幌と千歳間は距離が約40kmでございますので、新幹線が開通すれば20分を切ることは余裕で可能だと思います。


 しかも、航空便で新千歳空港に降り立ち、新幹線に乗れば、乗り換えなしで札幌、小樽、倶知安に行ける。倶知安まで行けば、ニセコは目の前でございますよ!


「何を夢みたいなことを・・・」
 と、思われたかも知れませんが、過去の日本の先人たちがこの種の「夢」を抱き、投資を蓄積してくれたからこそ、現在の我々の生活があるのです。


 現在の日本国民が「夢」を忘れ、投資を疎かにしている以上、未来の日本の繁栄はありません。「夢」を取り戻し、PB目標を破棄し、
必要なインフラには投資する」
 という、当たり前の姿勢を取り戻す必要があります。


 とりあえず、札幌-新千歳空港間だけでも構いませんので(苫小牧の人に怒られそうですが)、南回り北海道新幹線延伸を「整備計画」に!


 (※念のため、北海道新幹線の終着駅は「旭川」であると基本計画で決まっています)


        


 ところで、長崎新幹線は問題のFGT(フリーゲージトレイン)がめでたく「没」となり、フル規格の方向に動き出しそうな気配です。


九州新幹線長崎ルート「全線フル規格化を」 与党検討委でJR九州・青柳社長が要請
https://www.sankei.com/region/news/180419/rgn1804190007-n1.html
 九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉の整備手法をめぐり、運行主体となるJR九州の青柳俊彦社長は18日の与党検討委員会に出席し、「全線フル規格での整備を検討いただきたい」と要請した。検討委の山本幸三委員長(自民党衆院議員)は会合終了後、「重い意向だ」と話した。
 青柳氏はフル規格について「最も整備効果が発揮され、西九州全体の発展をもたらす」と強調した。
 一方、建設費の負担の在り方に関しては「具体的に提案をいただいてから検討したい」と述べるにとどめた。(後略)』


 国土交通省は長崎新幹線の各整備方式について、3月30日に「九州新幹線(西九州ルート)の整備のあり方について(比較検討結果) 」を公表しました。
http://www.mlit.go.jp/common/001229421.pdf


 試算によると、収支改善効果(年平均)は、


● フリーゲージトレイン ▲20億円
● ミニ新幹線 単線並列 約9送円
● ミニ新幹線 複線三線軌 約2送円
● フル規格 約88憶円


 と、フル規格が他を圧倒しています


 フル規格にした場合、長崎-博多間が約51分に短縮されます。佐賀-博多間が約20分ですので、品川駅から新宿駅に行くのとほぼ同じ時間ですね。


 まさに、世界が変わるでしょう。


 もっとも、いくら「夢」を語ったとしても、PB目標がある限り、新幹線の早期整備は不可能です。同時に、たとえPB目標がなくなったとしても、国民が「夢」を失い、語ることを止めれば、やはり我が国の衰退は止まらないでしょう。


 というわけで、本日は「新幹線の夢」について語ってみました。


「PB目標を破棄し、新幹線の夢を取り戻そう!」に、ご賛同下さる方は、

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