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『高圧経済①』三橋貴明 AJER2017.12.26

https://youtu.be/HeaDZQ8hpTg
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 今年から「新」経世済民新聞 の執筆者に、竹村公太郎氏(作家、日本水フォーラム代表理事)、川端祐一郎氏(京都大学 助教)、sayaさん(歌手)の三名が加わります!
https://38news.jp/

 

 明日は6時から文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。http://www.joqr.co.jp/tera/


 今年は日光東照宮で初詣をして参りました。


【日光東照宮の陽明門と五重塔】
 



 東照宮の「神様」は、もちろん徳川家康です。家康の勅諡号である「東照大権現」は、死の翌年に後水尾天皇から贈られたものになります
 
 さて、

「神話を忘れた民族は100年以内に滅びる」

 とは、イギリスの歴史学者トインビーの言葉ですが、我が国はそれこそ「神話」の時代から続く皇統を核に国民国家を成り立たせている、世界で唯一の国です。


 無論、神話を持つ国はギリシャ、エジプトなど、日本以外にも多数あります。とはいえ、神話の時代から王朝が継続している国は、我が国以外には一つもありません。


 1974年にエチオピアのハイレ・セラシエ1世が廃位された以降は、日本国の皇室が「世界で最古の皇統」ということになりました。


 また、日本の皇統が特徴的なのは、「男系」を維持してきたという点です。今上陛下の父親の父親・・・と、辿っていくと、神武天皇に行き着きます


 なぜ、日本の皇室が男系を維持してきたのか。


 個人的には、過去の日本人が中国の「易姓革命」を反面教師に、「余計な男を皇室に関わらせない」ことで、皇室と国家の安定を欲したのではないかと推測しています。


 誤解している人が多いですが、日本の皇室が男系であることは「女性差別」でも何でもありません。別に、女性であっても天皇の座に就くことは可能です。


 ただし、女性天皇の「配偶者」の男性の子供は、天皇の座に就くことは不可能なのです。すなわち、皇室あるいは皇統から排除されているのは、我々「日本人の男性」なのでございます。


 どれだけ、権力を思うがままにしたとしても、我が国では皇統と無関係な男性(つまり、我々日本人男子)の子供は絶対に天皇になれません。精々が、藤原氏のように、娘の子供(孫)が天皇となれる程度でございます。


 中国では、いわゆる外戚の「男」が権力を振るい、下手をすると易姓革命(王統断絶)に繋がるケースすら少なくないわけです。


 支那大陸の歴史を見ていた我々の先祖が、「皇室と無関係な男の子供を天皇の座に就けると、碌なことにならない」と判断したとしても、至極当然だと思います。


 「日本人の男性」の一員である三橋貴明が、断言します。権力を手にした男は、大抵は碌なことを考えません。道鏡もまた、我々日本の男性の先祖なのです。


         


『2018年 皇室のゆくえ
http://www.news24.jp/nnn/news890164075.html
 2017年は、天皇陛下の退位の日が決まり、秋篠宮家の眞子さまの婚約が内定するなど、皇室をめぐる大きなニュースが相次いだ年だった。25年ぶりに皇室会議が開催され、およそ200年ぶりの天皇陛下の退位の日が2019年の4月末に決まったほか、秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約が女性皇族として3年ぶりに内定するなど、メモリアルな1年となった。 2018年、陛下は即位30年目にして「天皇として最後」となる活動が多い、大切な1年間を過ごされることになる。それだけに、陛下の思いが強く込められたご訪問も計画が進められている。(後略)』


 「男系」の皇統は、将来的に悠仁親王殿下がお継ぎになられることになります


 それにも関わらず、現時点で「女系天皇」「女性宮家」について論じる勢力があるわけですが、大変、不遜なことです


 そもそも、男系の皇統を引き継がれる方がいらっしゃる。その上、女系天皇やら女性宮家やら、2000年も続いた「伝統」を破壊する以前に、普通に「旧宮家復帰」という正しい道はあるわけです。


 結局のところ、
「日本国民のナショナリズムを破壊したい」
「そのためには、皇室を有名無実化してしまえばいい
 と考えている勢力があり、彼らの日本国破壊工作が続いているというのが「現実」なのだと思います。


 というわけで、三橋が2018年に執筆する本(最初に刊行する本は別ですが)は、「皇統論」になります。


 通年としては、平成の時代は今年で終わります。来年は、御代替わりです


 日本国を守るためにも、今、日本国民は「皇統とは何なのか?」について正しく学ばなければならないのです。


「日本国民は皇統について学び直すべき」に、ご賛同頂ける方は、このリンクをクリックを!

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