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『第零次グローバリズム(後篇)①』三橋貴明 AJER2017.8.22

https://youtu.be/-5uKaphgykI
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 ソーシャルレンディング最大手maneoの瀧本憲治氏との大人気コンテンツ「③【大人が知るべき(日本の)歴史:なぜ、鎖国中でもオランダは来れたのか?】第0次グローバリズム」 がリリースになりました。


https://youtu.be/j2WMC7n_vig


 昨日は沼津の講演にお越し頂いた皆様、ありがとうございました! 企業団体等ではなく、個人対象で400人近い方々にお集まり頂くというのは、なかなかありませんので、大変吃驚しました(しかも、平日)。


 本日は三橋経済塾第六期第九回講義開催日です。ゲスト講師は佐藤健志先生!


 柴山桂太先生が、自由貿易による社会の分断という、現在の先進国を軒並み苦しめている問題について寄稿されていました。


日本よ、いい加減、現実を見よう 自由貿易が社会を傷だらけにする 世界も国内も、グローバル化で分断された
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52829
◆自由貿易の擁護にまわったBRICs
 自由貿易についての国際世論に、変化の兆しが見られる。
 これまで自由貿易の推進役だった先進国で反自由貿易の機運が高まり、どちらかと言えば保護貿易に傾きがちだった新興国から、「自由貿易を守れ」との声が上がり始めている。
 先日開かれたBRICs首脳会議では、「あらゆる国と人々がグローバル化の利益を分かち合える、開放的な世界経済の重要性を強調する」とする共同宣言が採択されたという。これが、保護貿易に傾きつつあるアメリカ・トランプ政権への牽制であることは明らかだ。
 BRICsBRICsサミットに集まったブラジル、ロシア、中国、南アフリカ、インドの新興5ヵ国首脳(Photo by Getty Images)
 少し前まで、世界中の国々に市場開放を押しつけていたのはアメリカだった。ところが今では、新興国が自由貿易の意義を強調し、当のアメリカでは反自由貿易派の大統領が選ばれる。時代の変化をこれ以上、雄弁に物語るものはない。
 自由貿易への幻滅が拡がっているのはアメリカだけではない。
 世界18ヵ国を対象に行われた英エコノミスト誌の調査によると、「グローバル化で世界は良い方向に向かっている」と考える人の割合は、アメリカ、イギリス、フランスなどの先進国で軒並み5割を切っている。ベトナム、フィリピン、インドで、8割以上がグローバル化に好意的なのとは対照的だ。 
 この調査では、総じて新興国の方がグローバル化に好意的で、先進国は批判的という傾向が見られる(残念ながら、日本は調査対象に入っていない)。(後略)』


 後略部で、柴山先生は、自由貿易の結果について、


『先進国の人々がグローバル化に幻滅しているのは、端的に所得がほとんど増えていないからである。経済学者のB・ミラノヴィッチの推計では、1988年から2008年までの20年間で、実質所得を大幅に増やしたのはグローバルな上位1%と、グローバルな上位40~50%にあたる中国・インドなどの都市労働者で、先進国の大多数の労働者(グローバルな上位10~20%層にあたる)はその恩恵にあずかっていない
 先進国の中間層は没落し、グローバルな富裕層とグローバルな中間層が隆盛したのである。』


 と、語っています。

 先進国の富裕層(投資する余裕がある人々)と、新興経済諸国の労働者が所得を増やす反対側で、先進国の中間層が打撃を受け、貧困層に落ちていく。

 いわゆる、エレファント・カーブです


             


【エレファント・カーブ】

http://mtdata.jp/data_57.html#elephant


 なぜ、エレファントなのかと言えば、新興経済諸国中間層と先進国富裕層が所得を増やし、先進国中間層は所得が増えないか、もしくは減っていることを示すグラフが、象に似ているためですね。


 なぜ、このようなグラフになるかと言えば、グローバリズム(あるいは自由貿易)、モノ、カネ、ヒトの移動の自由により、投資家あるいは企業家は、別に国内の人件費が高い労働者を雇用する必要がなくなるためです。


 外国から安い製品を輸入してもいいし、労働者を外国から呼び込んでも構わない。工場を人件費が安い国に移転してもOK。

 これがグローバリズムあるいは広義の自由貿易でございますので、先進国の中間層は、柴山先生が書いている通り、


大多数は都市部の低賃金サービス労働に従事することになり、当然ながら所得の格差は広がることになる。』
 
 となっていきます。


 加えて、企業が自由に生産拠点を変えられるということになると、政治に対し、
「法人税を引き下げなければ、生産拠点を外国に移す」
 といった論調が広まります。結果、各国はこぞって法人税を減税。不足する税収を「消費税」もしくは「社会保障費のカット」で補おうとするため、ますます中間層や貧困層が打撃を受けることになってしまうのです。

 というか、まさに「現代の日本」そのままでしょ?

 別に、鎖国しろなどと極端なことを言いたいわけではありません。とはいえ、現在の日本は、「自由貿易」の負の面に、きちんと目を向けなければならないのです。


【参考資料】
グローバリズム その先の悲劇に備えよ』刊行記念 中野剛志さん×柴山桂太さんトークイベント その1
グローバリズム その先の悲劇に備えよ』刊行記念 中野剛志さん×柴山桂太さんトークイベント その2
グローバリズム その先の悲劇に備えよ』刊行記念 中野剛志さん×柴山桂太さんトークイベント その3
  
「自由貿易の負の面に、きちんと目を向けよう」に、ご賛同下さる方は、

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