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『第零次グローバリズム(後篇)①』三橋貴明 AJER2017.8.22

https://youtu.be/-5uKaphgykI
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 ソーシャルレンディング最大手maneoの瀧本憲治氏との大人気コンテンツ「③【大人が知るべき(日本の)歴史:なぜ、鎖国中でもオランダは来れたのか?】第0次グローバリズム」 がリリースになりました。


https://youtu.be/j2WMC7n_vig


 本日、午前6時57分、北朝鮮が弾道ミサイルを発射。ミサイルは7時4分から6分にかけ、北海道上空を通過し、7時16分頃に襟裳岬の東2000キロの太平洋上に落下したと推定されています。


 再び、北日本で「空襲警報」が鳴り響きました。


 予想通り、北朝鮮は「ぬるい」の安保理制裁決議にすら反発し、弾道ミサイルの実験を継続してきました。北朝鮮の目標は、アメリカに届く核搭載のICBMを開発し、それをアメリカに「認めさせる」ことで国家体制(金王朝)を維持するための保証を得る、というものです。


 とにもかくにも、何らかの理由をつけ、弾道ミサイル実験や核実験を今後も続けていくことになります。


 そして、アメリカが「アメリカ本土に届く核ミサイルを、北朝鮮が開発した」ことを認めた時点で、我が国は「アメリカの核の傘」から外れることになります


北朝鮮がミサイル発射 襟裳岬の東2000キロに着水
http://www.sankei.com/world/news/170915/wor1709150006-n1.html
 全国瞬時警報システム(Jアラート)などによると、15日朝、北朝鮮からミサイルが発射され、北海道地方を通過し襟裳岬の東約2000キロに着水した。
 菅義偉官房長官は同日7時半ごろから記者会見を行い、同日午前6時57分、北朝鮮西岸から発射された弾道ミサイルは同7時4分から6分にかけて北海道上空を通過し、7時16分ごろ、襟裳岬の東2000キロの太平洋上に落下したと推定されると発表した。ミサイルの種類は不明。菅官房長官は「断じて容認できない。もっとも強い言葉で断固非難する」と述べた。(後略)』


             


 今回の弾道ミサイルの飛行距離は、およそ3700km。


 北朝鮮からグアムまでの距離は、3400km。今回の発射は、弾道ミサイルが「グアムまで届く」ことを証明する意味もあったのでしょう。



 菅官房長官は、
「最も強い言葉で断固抗議した」
 と、例により空虚な言葉で北朝鮮を批判しました。

 日本政府は、いい加減、「言葉」ではなく、「行動」で日本国民を守る意志を示さなければなりません。具体的には、敵基地反撃能力の保有、非核三原則破棄及び核武装の議論を始める、さらに各家庭や公共施設への核シェルターの配備です。


 北朝鮮は13日、朝鮮アジア太平洋平和委員会が、報道官声明を出し、我が国について、
「日本は米国の制裁騒動に便乗した」
「日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない」
「わが軍や人民の声」として、「日本の領土上空を飛び越えるわれわれの大陸間弾道ミサイル(ICBM)を見ても正気を取り戻さない日本人をたたきのめさなければならない」
 と、もはや宣戦布告以外の何物でもない声明を出しました

 また、アメリカはムニューシン財務長官が、北朝鮮と経済的な取り引きを行う国に対し、アメリカとの貿易停止が可能になる大統領令を出すための準備が整ったと発表。もちろん、中国に対する圧力でしょうが、実効性を伴うかどうかは不明です。


 いずれにせよ、北朝鮮は核ミサイル開発を続け、アメリカや日本の何らかのアクションを核ミサイル開発継続の「口実」にしてきます。


 繰り返しますが、日本政府は「言葉」ではなく「行動」で日本国民を守る意志を示さなければなりません。我が国の政府が、日本国民の主権の束を持つ真の意味の「日本政府」ならば。
  
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