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『デフレを深刻化させる竹中指標①』三橋貴明 AJER2017.6.27

https://youtu.be/EUoVu73TIEY
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 本日はチャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1651


 なお、本日は夜に美馬市で講演があり、東京に戻れないため、明日の「おはよう寺ちゃん活動中」はお休みです。ピンチヒッターは藤井聡先生


 さて、自民党の若手国会議員たちが「日本の未来を考える勉強会」を開催。第一回の藤井聡先生から最終回のわたくしまで講師を呼び、「財政問題」の真実について勉強を重ねてきました。


第1回「日本の未来を考える勉強会」 講師 藤井聡
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31079045
第2回「日本の未来を考える勉強会」 講師 中野剛志
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31134997
第3回「日本の未来を考える勉強会」 講師 青木泰樹
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31204531
第4回「日本の未来を考える勉強会」 講師 島倉原
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31257396
第5回「日本の未来を考える勉強会」 講師 会田卓司
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31388835
第6回「日本の未来を考える勉強会」 講師 三橋貴明
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31427954


 そして、7月初めに「日本の未来を考える勉強会(代表呼びかけ人・安藤裕衆院議員)」がPB目標の撤回、公共事業、教育支出の拡大、さらに19年の消費税再増税の「凍結」を求める提言をまとめ、内閣に提出することになりました。


基礎的財政収支の黒字化目標、自民2回生「撤回を」提言へ
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS25H0K_V20C17A6PE8000/
 自民党の当選2回の衆院議員が、2020年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)黒字化目標の撤回を求める提言をまとめることが分かった。経済成長を優先し、PB赤字を気にせず公共事業や教育分野の歳出を増やすべきだと訴える。19年10月に予定する10%への消費増税の凍結や教育国債の創設も盛り込んだ。(後略)』



 自民党の「2回生議員」、つまり2012年11月の総選挙で初当選した衆議院議員は、とにかく「数」が多いのです。何しろ、100人います。


 人数が多いので、不祥事を起こす人もいますが、「まともな人」も相当にいるのです


 現時点では、30人弱の衆議院議員が提言に賛同しているとのことです。

 「日本の未来を考える勉強会」の提言は、財政出動を絞ると、経済が低迷し、税収も減少。財政が却って悪化してしまうという「当たり前の話」を指摘し、積極的な国債活用も提言。


 「こども保険」(これは単なる増税)ではなく、教育国債の発行も明記。さらに、消費税については凍結のみならず、「5%への減税」も視野に入れるべきと提案しています。
 
 ようやく、国民の代表である国会議員の側から「まともな政策提案」が始まろうとしているのですが、ちなみに、わたくしが「日本の未来を考える勉強会」の講師を務めたのと同じ日、お隣の会場では、最近、お年を召したのか、
「財政破綻の足音」
 という幻聴が聞こえ始めているらしい、野田毅議員が緊縮推進の「財政・金融・社会保障制度に関する勉強会」を開いておりました。


 財務省側からの反撃は既に始まっており、今後は苛烈化の一途をたどることになるでしょう。
 
 一応、書いておきますが、わたくしは東京都に住んでいながら、電車には乗りません(車移動)。理由はもちろん、痴漢冤罪が怖いからです。


 何しろ、財務省や竹中平蔵氏など、日本の「権力」を真っ向から批判し続けておりますので、危なくて一人で電車など乗れるはずがありません。


 財務省は、「まともな提言」を総理に提出する「日本の未来を考える勉強会」の議員たちを、様々な手法で潰しに来るでしょう


 先輩の議員たちから、
「まあ、気持ちはわかるけど、あまり突っ走るなよ」
 と、圧力をかけてくる(もう来ているでしょうが)くらいならばともかく、様々なスキャンダルが噴出するかも知れません
 
 本来、「日本の未来を考える勉強会」の提言をするべき役割を担うのは「野党」だと思うのですが、我が国の野党には、まともな政策提言をする能力はありません。


 ある意味で、日本をデフレ脱却させるための政策論争を進める「最後の砦」が、「日本の未来を考える勉強会」なのです。皆様、今後の「日本の未来を考える勉強会」の活動を支援する意思を、何らかの方法で示してくだされば、心から感謝申し上げます。

「日本の未来を考える勉強会」に、ご賛同下さる方は、

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