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『少子高齢化が日本経済を救う(後編)①』三橋貴明 AJER2017.5.30

https://youtu.be/onEQa07GWBM
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第1回日本の未来を考える勉強会 講師 藤井聡
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31079045
第2回日本の未来を考える勉強会 講師 中野剛志
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31134997
第3回日本の未来を考える勉強会 講師 青木泰樹
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31204531
第4回日本の未来を考える勉強会 講師 島倉 原
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31257396
第5回「日本の未来を考える勉強会」講師 会田 卓司氏
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31388835


 本日は「日本の未来を考える勉強会」の講師ですが、対政治家活動以外にも、三橋貴明は今年、日本青年会議所(以下、JC)のアドバイザーを務めさせて頂いております

 というわけで、今年は全国のJCで講演を繰り返しております(ちなみに、講演料は頂戴しておりません)。


 今年のJCのテーマ「教育再生と経済再生によ
る 誰もが夢を描ける日本への回帰
http://www.jaycee.or.jp/2017/junior_chamber/idea
 の中に、
経世済民によるデフレからの完全脱却
地域再興による東京一極集中の是正
 と、「いかにも」な方針が入っておりますが、わたくしは主にこの部分で全国において啓蒙活動をお手伝いさせて頂いております。


 成果は各地で出始めており、藤井聡先生のFacebookでも紹介されましたが、JC九州地区協議会のように、交通インフラの整備に向けた署名活動が各地で始まっています
http://kyushu-shomei.com/


 九州だけではありません。 


 すでに、2月時点でJC四国地区協議会で講演させて頂きましがた、四国地区でも四国新幹線開通に向けたJCの署名活動が始まっています


『「四国新幹線」40年も塩漬け、ようやく動き始めた誘致構想
http://www.sankei.com/west/news/170609/wst1706090001-n1.html
 北海道新幹線が平成28(2016)年3月に開業したことで、新幹線ネットワークは北海道から九州までつながり、四国地方は唯一の新幹線空白地帯となった。地元では「このままでは取り残されてしまう」との危機感から、各県や経 済団体などが新幹線の誘致に向け活動を活発化させているが、市民の反応はいまひとつ。リニア新幹線計画が脚光を浴びる中、40年以上前に「基本計画」が立てられて以降、進展がみられない「四国新幹線」はもはや“忘れられたプロジェクト”なのか。悲願の実現には、何より市民の理解と要望が必要となりそうだ。(中略)
■低い市民の関心
 「よけいなことすんな、意味ないんじゃ」
 日本青年会議所(JC)四国地区協議会は4月1日、四国新幹線の実現に向け四国4県で一斉の署名活動を実施。松山市で街頭に立った同協議会の神原信之介担当委員長が通行中の男性に署名を求めたところ、こう反論されたという。
 「人の少ない四国につくっても税金の無駄遣いと思われているのだろう。実際は違うということを、なかなか理解してもらえない」。神原さんはこう嘆く。
 1兆5700億円という巨額な事業費を四国域内で捻出するのであれば大きな財政負担となるが、実際は違う。新幹線の建設費は通常、公費によって賄われ、その負担割合は国が3分の2、残りが地元となる。ただ地元分には国からの交付税措置があるため、実質の地元負担は12%~18%程度にとどまるという。
 「四国は人が少ない」という指摘も当てはまらない。四国新幹線は整備延長302キロで沿線人口は約338万人。1キロ当たりでは1万1200人で、北陸新幹線(6570人)や北海道新幹線(6070人)よりも人口集積は高い。(後略)』


 四国新幹線は、大阪市から徳島市、高松市を通り四国を横断。松山市を経て九州の大分市に至る新幹線構想です。記事にもある通り、四国新幹線の沿線の人口集積は北陸新幹線や北海道新幹線のおよそ二倍です。


 四国新幹線整備の経済効果は、間違いなく北陸新幹線の金沢延伸の効果を上回るでしょう。そして、金沢市が現在、「超」をつけたくなるほどの好景気に沸いているのは、ご存知の通り。


 それにも関わらず、記事にもある通り、「よけいなことすんな、意味ないんじゃ」などと、自分たちを繁栄に導く新幹線整備に「根拠なく、イメージで」反対する人々が、少なくないわけです。市民の理解が不足する中、懸命に署名活動を続けるJC四国の皆様には、本当に頭が下がります。


 来週(6/24)は、JC九州地区長崎ブロック協議会で講演です。もちろん、長崎新幹線が中心の講演にはなりますが、長崎新幹線と言えば、FGT(フリーゲージトレイン)が「見送り」に向かっているようです。


JR九州、フリーゲージ車見送り案浮上 新幹線長崎ルート
http://www.sankei.com/west/news/170614/wst1706140071-n1.html
 新幹線区間と在来線区間を組み合わせて計画されている九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)を巡り、両区間を走行できるフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の導入を見送る案がJR九州で浮上していることが14日、関係者への取材で分かった。維持コスト高が主な理由で、方針が決まれば長崎ルートの運行方式は不透明になりそうだ。北陸新幹線の延伸ルートでも採用構想があるFGTの開発に影響が出る可能性もある。(後略)』


 緊縮財政一辺倒の財務省ですが、なぜか「FGT開発」には毎年、多額の予算を突っ込んできます。もちろん、FGTが実用化されると、今後、我が国では二度と「フル規格」の新幹線を整備しなくても済むためです。


 長崎新幹線を全線フル規格にするためには、佐賀県の同意が必要です。佐賀県が難色を示しているのは、もちろん「予算」の問題です。


 また、四国新幹線にせよ、東九州新幹線にせよ、現在の「PB黒字化目標」に支配された財政の下では、新幹線整備予算年700億円(たった!)の「順番待ち」となってしまいます。もちろん、JCの署名活動が無駄という話ではなく、地域の住民から、
「新幹線を整備しよう!」
 という声を出し、機運を盛り上げると同時に、国政側では財務省あるいはPB黒字化目標という「ボトルネック」を解消しなければならないという話です。


 いずれにせよ、JCの「若い日本国民」たちが、正しい経世済民実現のために動いているという現実を、是非、知ってください。街で彼ら、彼女らの活動を見かけたら、どうか支援の声をかけて頂ければと存じます


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