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チャンネルAJER更新しました!

『財政均衡主義の払拭を①』三橋貴明 AJER2014.10.21(2)

http://youtu.be/xKv1OE-9LaY

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一般参加可能な講演会のお知らせ

2014/11/04 『Voice』特別シンポジウム「2015年の安倍政権を占う」

小浜逸郎氏、藤井聡氏、三橋貴明氏、柴山桂太氏が安倍政権の経済政策を斬る! http://voice.peatix.com/

2014/11/14 東京都トラック協会 ロジスティクス研究会 三橋貴明氏 講演会 テーマ「生産性向上のためのインフラ整備-運送サービスで考える-」

http://ws.formzu.net/fgen/S54394876/

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 三橋経済塾第三期「第十回講義 経済学に欠けているもの」が掲載されました。

http://members.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=865

 元「正論」編集長 上島嘉郎先生の特別講義も掲載されています。


 本日は 「朝日新聞を糺す国民会議」結成国民大集会」に参加します。


【東京都千代田区】 10.25 「朝日新聞を糺す国民会議」結成国民大集会 (10/25)
http://www.asahi-tadasukai.jp/
日時:平成26年10月25日(土) 13時30分~16時00分
場所:砂防会館「シェーンバッハサボー


 さて、安倍政権の「デフレ対策」(厳密には金融緩和に偏ったデフレ対策)が、いよいよ限界を迎えようとしています。


 日本銀行の短期国債買入において、10月17日に「札割れ」が生じました。すなわち、銀行側が短期国債を日銀に「売らない」という判断を下したのです。


「ザイセイハタンガ~」
 などと愚かな政治家やマスコミが騒ぎ続けている中、銀行が国債を「手放したくない」という状況が続いているわけです。この世の七不思議ですな(笑)


 そして10月23日、 財務省が発行した短期国債(満期3カ月)の入札において、平均の落札利回りがマイナス0・0037%となってしまいました。銀行側が金利を「払って」も、国債を買おうとしたわけです。


短期国債で初のマイナス金利落札 品薄で異様な人気
http://www.asahi.com/articles/ASGBR6HZRGBRULFA03D.html
 財務省が23日に行った短期国債(満期3カ月)の入札で、平均の落札利回りがマイナス0・0037%になった。日本国債の入札でマイナス金利がつくのは初めて。日本銀行による大量購入で品薄になった国債の人気が異様に高まった結果だ。
 5兆円余りを売り出したこの日の入札には金融機関の応募が殺到し、倍率は約10倍になった。マイナス金利で落札した国債は満期まで持っていると損をしてしまう。ただ、国債は現金に換えやすい資産で、日銀などからお金を借りるときの担保にもなる。このため、一定の量の国債を手元に置いておきたい金融機関が落札したとみられる。
 国債を売り買いする債券市場では、7月に短期国債の流通利回りが異例のマイナスになるなど、マイナス金利での取引がすでにみられていた。9月以降は日銀もマイナス金利で短期国債を市場から購入するようになった。』


 すでに、今年の9月以降、日本銀行が国債を購入し、通貨を発行しようとした際に、短期国債でマイナス金利が発生しています。
 現在の日本の金融市場において、最も「人気が高い」のが政府の借用証書(日本国債)という皮肉な話でございます。


 信じがたい話ですが、少なくとも短期国債の分野では、日本政府は、
「カネを借りて、金利を払う」
 のではなく、
カネを借りて、金利を支払ってもらう
 状況になってしまったのです。


 銀行がは、手元に積み上がる預金の運用先として、
「たとえ金利を支払っても、国債で運用した方がいい」
 と、判断したことになります。何しろ、現預金は売ることはできませんが、国債は売却可能です。特に、日本銀行が国債を購入し、市場から国債が枯渇しつつあります。


 すなわち、金融市場に置いて国債が「希少商品」になってしまっているのです。というわけで、現時点で手数料を支払っても(マイナス金利)国債を購入した方が、将来的に得をすると銀行が考えるという、人類史上空前の「カネ余り」状況に突入してしまったのです。


 無論、短期国債のみならず、10年物などの長期国債にも人気が集中しています。銀行は誰もが、
「政府にお金を貸したくて貸したくて、たまらない」
 状況なのです。結果的に、長期金利は0.5%を下回る水準にまで落ちてしまいました

 世界の誰よりも、
お金を借りやすい
 のが日本政府です。


 それにも関わらず、未だに「ザイセイハタンガ~」「コクサイコウヤクガー」などといって、消費税増税に邁進している政治家が政権を握っているのが、現在の日本なのです。
 ここまで来ると、もはや情報の歪みというより「グロテスク」と表現するべきのような気がいたします。



「確かにグロテスクだ」と、思われた方は、

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