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『都知事選を振り返って(前編)①』三橋貴明 AJER2014.2.11(5)
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1月15日 TAC出版から「学校では絶対に教えてくれない 僕たちの国家」Kindle版が発売になりました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00I9QIR52/
昨日はテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」の収録でした。テーマは都知事選と原発で、明日、放送です。
そういえば、先日、講演で「最近はTVタックルには出ないのですか?」と言われて気がついたのですが、暫くスケジュールが合わずに出演することができずにいました。何しろ、土曜日(タックルの収録は土曜日)はテレビ大阪やテレビ愛知の収録と重なってしまい(なぜか、みんな土曜日)、さらに講演が入るケースもあるので、スケジューリングが大変なのです。
というわけで、せめてもの調整ということで、三橋経済塾の開講日を二期までの土曜日から、日曜日にずらさせて頂きました。
本日は、三橋経済塾(第三期)第二回講義の開講日です。今回のテーマは「経済学と現実」。ゲストは古谷経衡氏です。古谷氏のテーマは「江戸時代の日本経済(仮)」でございます。
さて、東京は二週続けて大雪に見舞われ、交通が大変困難な状況になったのですが、山梨や群馬などは東京以上にとんでもない状況になっています。
『7県15地点で最多積雪 死者8人、けが1100人超に
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140216/dst14021600080001-n1.htm
関東甲信に記録的な大雪をもたらした低気圧の影響で15日午後、東北の太平洋側は雪が強まり、福島市で観測史上4番目の54センチ、宮城県白石市で観測史上最多の57センチの積雪を観測した。雪の影響とみられる事故などで死亡が確認されたのは、14日の降り始めから群馬、埼玉、山梨、長野、静岡、滋賀、大分の各県で計8人となった。
気象庁によると、15日までに観測史上最多積雪を更新したのは、関東甲信と東北の7県15地点に達した。共同通信の集計では、車のスリップ事故や転倒などによるけが人は全国で1134人に上った。
気象庁によると、東北では16日まで大雪が続く所があるほか、冬型の気圧配置が強まり北陸でも大雪となる見込みだ。16日夕までの24時間降雪量はいずれも多い所で東北と北陸で70センチ、関東甲信60センチと予想している。』
道路が寸断され、多くの世帯が孤立し、車内でお亡くなりになられた方も出ています。甲府では101センチという、観測史上最多となる積雪を観測し、雪崩が発生(甲府で雪崩!)しました。各地で商店街などのアーケードの屋根が崩れ、東名自動車道は多重事故が発生し、40キロの渋滞となり、最大19時間も立ち往生する車が出てきたため、中日本高速道路は食料や水、簡易トイレなどを配布しました
山梨県は15日、陸上自衛隊第1師団に災害派遣を要請しました。
富士河口湖町では、車を諦め、徒歩で帰宅しようとした女性が亡くなり、西湖付近で観光バスが積雪で立ち往生し、陸上自衛隊がヘリで乗客ら19人を順次救助しました。
「雪に強い」と言われたJR東日本の新幹線も運休となりました。関東圏には融雪装置が充分に設置されておらず(豪雪地帯は設置されています)、想定外の雪が一気に関東に降り、除雪も間に合わない状況になってしまったのです。
東京電力によると、山梨、静岡などの七県で、およそ2万5千世帯が停電となりました。
わたくしは講演で、
「日本は国土面積が世界のわずか0.25%に過ぎないにも関わらず、マグニチュード6以上の大地震の2割が発生する地震大国で、さらに国土が弓型で真ん中に脊梁山脈があり、川の上流から河口までの距離が極めて短いのです。雨季(梅雨)があり、台風の通り道に位置しているため、豪雨が発生すると川の上流から河口までがすっぽりと豪雨域に入ってしまい、水害や土砂災害が発生します。さらに、火山が噴火し、豪雪もあり、我が国は自然災害のデパートです」
と、毎回必ず話しているのですが、正直、豪雪がここまで凄まじい被害をもたらすとは実感していませんでした。「豪雪」が頻繁に発生するわけではない、東京都に住んでいるためですが。
あまり想像したくないのですが、豪雪が発生し、各地で停電が発生する中、東京で直下型地震が発生したら・・・・。あるいは逆に、首都直下型地震が発生した直後に、豪雪が襲いかかってきたら・・・・。
電力供給が止まり、豪雪で交通が完全に遮断された東京で、大地震が発生した場合も「想定」した防災対策が必要という話です。
舛添新都知事は都庁で当選証書を受け取る際に、「防災対策が最優先」と語っていました。
無論、わたくしは舛添新都知事を全面的に支援しているわけではありませんが、是非とも「防災対策」に力を入れて頂きたいと思います。
昨日のTVタックルの収録に出席して分かりましたが、結局のところ現在の我が国は、
「非常事態は起き得る」
と考える人と、
「非常事態が起きることを想像しない(起き得ない、と思っているわけではないのです)」
人との間で「価値観の衝突」が起きているのだと思います。
わたくしがお会いしてお話した限り、高度成長期から阪神淡路大震災発生までの「安寧の時代」の記憶が強いほど、非常事態が起きることを想像しない方が多いように思えます(電力問題も同じです)。逆に、安寧の時代の記憶を持たない若い世代ほど、「非常事態は普通に起こる」という当たり前の事実を認識している傾向が強いようです。
そう考えると、防災、非常事態への対処、東京強靭化を訴えた田母神俊雄氏に「若い世代」の支持が強かった理由も、何となく分かるように思えるわけです。
いずれにせよ、我が国の安寧の時代は、すでに終わりを告げたのです。
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積極財政による日本経済復活を目指して活動をしているボランティアグループです。
Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
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