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『2013年を振り返って2014年を考える(後編)③』三橋貴明 AJER2013.12.17(3)

http://youtu.be/5MLSAVnKaao

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本日! 「2014年 日本はデフレ脱却し成長路線に回帰するのか?」( 日本橋人形町)

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【青木泰樹教授×三橋貴明塾長 対談(前編) 】
http://youtu.be/g6-REILyoZw
【青木泰樹教授×三橋貴明塾長 対談(後編) 】
http://youtu.be/vU_TnnRz-8A


 


【田母神としお オフィシャルウェブサイト】
http://www.tamogami-toshio.jp/
※ご支援の方法等も掲載されています。一度、ご訪問下さいませ。


【田母神俊雄 街頭演説スケジュール】
1月20日(月)
 11時30分 JR錦糸町駅前(~13時)
 14時00分 JR浅草駅前(~16時)
1月22日(水)
 16時00分 渋谷駅ハチ公前広場(~18時)
1月23日(木)公示日
 11時00分 新宿アルタ前(~13時)<三橋参加します
 13時30分 JR原宿駅前(~14時30分)
 15時00分 渋谷駅ハチ公前広場(~16時)
 17時00分 秋葉原駅前(~19時)<三橋参加します
1月24日(金)
 18時00分 新宿アルタ前(~19時)


 アサヒ芸能1月23日号「靖国参拝は是か非か」にインタビュー出演しています。 

 「2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック) 」に「三橋貴明に訊く 日本経済の未来」寄稿しました。

 東京都知事選挙が近付いてきました。原発については、宇都宮健児氏と細川護熙元首相が「原発ゼロ」、元厚生労働大臣の舛添要一氏が将来的な脱原発、有力候補の中で唯一人、田母神俊雄氏のみが
「日本経済、エネルギー安全保障のために、安全を確保した上で原発を使用し続ける」
 という立場を取っています。


 宇都宮氏と細川氏の「原発ゼロ」は、「即ゼロ」という話であり、原発再稼働を認めないという話でもあります。


 もちろん、我が国は言論の自由、政治的自由が認められた民主主義国家ですので、都知事選のテーマに「脱原発」「即ゼロ」を掲げるのは構いません。原発を再稼働させず、我が国のエネルギー安全保障が揺らぎ、経済が低迷し、国力が衰退し、経済力が弱体化したことで代替エネルギーや蓄電技術への投資が進まず、電気料金が上がり続ける中、ひたすら「節電、節電」で乗り切ろうとして、呆れかえった製造業が次々に海外に拠点を移し、国内から雇用が失われ、国民の貧困化がどこまでも進み、最終的には我が国が発展途上国化することになっても
「原発は即ゼロ!」
 と叫ぶことも、もちろん言論の自由の範囲です。 


 とはいえ、その場合は原発を再稼働させない場合の「日本の将来」について、きちんとシミュレーションを示してもらわなければなりません。再度、書いておきますが、脱原発派の皆様は、少なくとも下記の四つについて、論理的、科学的、技術的な説明をする必要があるのです。


1.原発を再稼働させず、いかなる電力源で我が国のエネルギーを賄うのか?(短期の話ではなく、中長期的な話) 再生可能エネルギーで原発の代替をするのは不可能。太陽光の場合、原発一基分の電力を発電するためには、山手線の内側の広さにパネルを敷き詰める必要がある。


2.原発を再稼働させないため、我が国の所得(GDP)が兆円単位で中東の天然ガス産出国(カタールなど)に渡っているわけですが、この問題についてはどのように対処するのか(放置?)。


3.我が国に存在する使用済み核燃料(およそ2万トン)をどうするのか? 再処理せず、最終処分するとなると、半減期が長い(2万年!)プルトニウムを含んだまま地層処分せざるを得ないことになるが、本当にそれで構わないのか?(しかも体積が三倍になる)


4.エネルギー安全保障を考えたとき、エネルギー供給源の「多様化」が必要である。原発を動かさないとして、我が国のエネルギーミックスをどうバランスさせるつもりか(現在は、天然ガスに偏りつつある)。


「原発ゼロ! なせばなる!」
 などといったノリで原発について語って欲しくありません。ことは技術、科学の問題であり、スローガンや「気持ち」で解決できる話ではないのです。


 現実的な話をしておきますと、現在の日本のエネルギー安全保障は、傷を負い、出血(貿易赤字、電力会社の赤字)が止まらない状況にあります。血が流れ続けている状況で、
「将来的には怪我をしないように、どのように肉体を鍛えるか。生活習慣を改めるか、相談しよう」
 などとやるおバカさんはいないでしょう。とりあえず出血を止めて、エネルギー安全保障を取り戻した上で、将来的な話をすればいいのです。


 というわけで、ようやく出血を止めるための原発再稼働への道が見えてきました。


6原発10基、審査合格へ 夏の再稼働現実味 新基準の適合性審査
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140120/plc14012007410007-n1.htm
 原発の再稼働に向けて、新規制基準の適合性審査を申請した9原発16基のうち、先行して申請があった6原発10基が審査に合格する見通しになったことが19日、原子力規制委員会などへの取材で分かった。早ければ今春には“合格第1号”が出るという。関西電力大飯原発(福井県)が昨年9月に停止して以来、「原発稼働ゼロ」が続いてきたが、ようやく再稼働への道筋が見えてきた。(原子力取材班)
 規制委関係者によると、審査合格の見通しが立ったのは、北海道電力泊3号機▽関電大飯3、4号機(福井県)▽同高浜3、4号機(同)▽四国電力伊方3号機(愛媛県)▽九州電力玄海3、4号機(佐賀県)▽同川内1、2号機(鹿児島県)。関係者は「不合格になる原子炉はないだろう」との見解を明らかにした。
 規制委は昨年7月の新規制基準施行後、今月17日までに計69回の審査会合を開いた。半年を目安としていた審査期間は延びているが、提出が遅れていた申請資料が昨年末までに、事業者から続々と提出された。
 当初、審査で最も先行していたのは、事故時の前線基地となる「緊急時対策所」を唯一完備していた伊方原発。しかし、斜面が多いという立地条件の下、電源車やポンプ車など可搬設備の運用に難点が生じているため、玄海と川内が先頭集団に変わったという。(後略)』


 結局は、「常識に基づいた優先順位」の問題なのです。出血をしているなら、まずは血を止める。骨折をしたなら、取りあえず病院に行く。


 首都直下型地震の脅威が迫り、インフラが老朽化し、さらに東京五輪の開催が近付いてきている以上、高い優先順位をもって「東京強靭化」を実現する。原発を再稼働しないことで、電気料金が上がり続け、貿易赤字が拡大し、電力会社が赤字になり、エネルギー安全保障が揺らいでいる以上、まずは再稼働する


 正しい政治とは、「革新的な政治」でも「斬新な政治」でもなく、「常識に基づいた優先順位」に沿った政治なのだと思います。
 よりにもよって、東京都知事選挙に「脱原発」やら「原発ゼロ」を争点として持ち込もうとしている以上、彼らが「常識に基づいた優先順位」を理解しているとは思えないわけです。


「常識に基づく優先順位を理解した都知事の誕生を!」にご賛同下さる方は、

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