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NEW!『アニマル・スピリット(後編)③』三橋貴明 AJER2013.9.24(3)

http://youtu.be/CiFRRJQHZWg

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10月19日 13時半~ 文京区シビックセンターで【シンポジウム】「日本企業、台湾企業の在中経済犯罪被害報告会 中国民事訴訟法231条、国防動員法の危険性を訴える」が開催されます。わたくし以外のゲストは黄文雄先生、大高未貴さんです。詳しくは↓こちらを。

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11613422415.html

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三橋貴明の「新」日本経済新聞のフェイスブックのページができました!https://www.facebook.com/mitsuhashipress
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 三橋経済塾第二期最終回「ザ・レント・シーキング」のコンテンツが掲載されました。
https://m-keizaijuku.com/contents

 ダウンロード可能なのは9月末日までです。お急ぎください。


 本日13時からニッポン放送「ズームそこまで言うか!」に出演します。
http://www.1242.com/program/zoom/
 本日19:30からテレビ愛知「激論!コロシアム ~これでいいのか?ニッポン~」に出演します。藤井聡先生と共演って、ホント?
http://www.tv-aichi.co.jp/gekiron/


 さて、8月の消費者物価指数が発表になりました。

 例により、コアCPIはプラス化していましたが、コアコアCPIは相変わらずマイナスでした。物価下落の継続、つまりはデフレです。


消費者物価指数0.8%上昇 8月 3カ月連続プラス
http://www.asahi.com/business/update/0927/TKY201309270025.html
 8月の全国の消費者物価指数が、前年同月と比べ0・8%上がった。上昇は3カ月連続。パソコンなど「教養娯楽用耐久財」も同0・1%増となり、バブル崩壊後の1992年1月以来、21年7カ月ぶりにプラスに転じた。円安で輸入燃料や食料価格のほか、部品価格も値上がりしているためだ。
 総務省が27日発表した8月の全国の消費者物価指数は、価格変動が大きい生鮮食品をのぞく総合指数(2010年=100)が100・4と、前年同月と比べ0・8%上がった。
 電気代が前年同月より8・9%、ガソリン代が同13・2%上がった。都市ガス代や灯油代などエネルギー価格が軒並み上がり、全体の指数を押しあげている。 』


 相変わらず、新聞報道だけでは実態がよく分からないので、総務省のリリース。


【平成22年基準 消費者物価指数 全国 平成25年(2013年)8月分、東京都区部 平成25年(2013年)9月分(中旬速報値)】
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei08_01000029.html


 8月(対前年同月比)
 ■総合(CPI):0.9
 ■生鮮食品を除く総合(コアCPI):0.8
 ■ 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合(コアコアCPI):▲0.1


 というわけで、日本のCPI、コアCPI、コアコアCPIをアップデート。


【日本のCPI、コアCPI、コアコアCPIの推移(対前年同月比)】
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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_43.html#CPIAug13


 上記の通り、CPI、コアCPIが上昇を継続している中、コアコアCPIが横ばいという状況になっています。すなわち、我が国のCPI、コアCPIが上昇しているのは、単にエネルギー価格の上昇(厳密にはエネルギー輸入価格の上昇)が原因に過ぎないという話です。 


 国内の需要が拡大し、供給能力とのバランスを取り戻しつつある(=デフレ脱却)ならば、コアコアCPIがプラス化するはずですが、残念ながら「マイナス」なのです。現時点においても、国内は物価が下落するデフレ状況ということになります。


 などと考えていたら、この方のこの発言。


『「長いデフレから脱却しつつある」と甘利氏 消費者物価指数プラスで
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130927/fnc13092713330010-n1.htm
 甘利明経済再生担当相は27日、全国消費者物価指数が3カ月連続でプラスとなったことに関し「長いデフレから脱却しつつある。その過程にある」との見解を示した。この日の閣議後の記者会見で述べた。
 ただ、甘利氏は食品やエネルギーを除くと下落が続いているとも指摘。「(これが)プラスに転じ、大きなショックでもない限り元に戻らないという環境が整備されたときに、脱却と言える」と語った。』


 え? ええっ!!!???


 何と、甘利経済再生担当大臣が、「あの」甘利大臣がコアコアCPI(食品やエネルギーを除く物価)で下落が続いていることを指摘し、
「(これが)プラスに転じ、大きなショックでもない限り元に戻らないという環境が整備されたときに、(デフレ)脱却と言える」
 と発言しました。いや、全くその通りなんですが、一体どうしたのでしょうか。


 いずれにせよ、なくとも甘利大臣は「現時点ではまだデフレ」であることを認めたわけです(確かに「まだデフレ」です)。コアコアCPIのみならず、GDPデフレータもマイナスですから、現時点で「デフレ脱却」と主張する人は、何も考えていないか、財務省のポジショントークか、あるいはデフレの定義を間違えていることになります。


 安倍総理大臣は、一年前の6月、つまりは総理大臣はもちろんのこと、自民党総裁に再就任される以前から、「デフレ下の消費税は間違っている」と主張されてきました。


『昨日、社会保障・税一体改革関連法案が衆院を通過しました。
 3党合意についての私の考え方は、すでにメールマガジンでご説明した通りです。
 報道等ではあまり触れていませんが、現在のデフレ下では消費税を引き上げず、法案には引き上げの条件として名目経済成長率3%、実質成長率2%を目指すという経済弾力条項が盛り込まれています。
 つまり現在のデフレ状況が続けば、消費税は上げないということです。
 しかし、野田総理のこれまでの委員会答弁は、この点があいまいであると言わざるを得ません。
 要は民主党政権を倒し、デフレからの脱却を果たし、経済成長戦略を実施して条件を整えることが大切です。
 そして、「その条件が満たされなければ消費税の引き上げは行わないこと」が重要です。
(安倍晋三元総理のメールマガジンhttp://www.s-abe.or.jp/mailmagazine  2012年6月27日号より)』


 デフレと消費税について、正しい認識をお持ちだからこそ、わたくしは「安倍総理大臣実現」の為に死力を尽くしたのです。安倍総理を支援された多くの日本国民、有権者も、きっと同じ気持ちだと思います。
 総理の英断に期待します。

総理は公約通り「デフレ下の増税」を延期せよ!にご賛同下さる方は、

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