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チャンネルAJER更新しました!

NEW!『財政均衡主義の罪(後編)③』三橋貴明 AJER2013.7.23(1)

http://youtu.be/b4kuVx5fL1w

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三橋経済塾・東北地区特別講義のお知らせ
 開催日:2013年8月10日(土)
 会場:宮城県仙台市内(詳細はお申込み後ご連絡致します。)
 開場:13時30分 開始:14時00分
 講義テーマ:「正しい規制緩和 間違った規制緩和」。約1時間30分の講義です。今回の特別講義を受講するには、三橋経済塾への本登録もしくは仮登録が必要となります。ご登録はこちらから→ https://m-keizaijuku.com/

【東京都中央区】 赤池誠章と日本を取り戻す会

 日時:平成25年8月8日(木) 19時00分 (18時00分開場)
 場所: 日本橋サンライズビル 2階 ザ・グリーンホール 

      中央区日本橋富沢町11-12
 参加費:5,000円  ※ ドリンク・食事付
 詳しくは⇒ http://www.ch-sakura.jp/events.html#9454

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 チャンネル桜の報道ワイドウィークエンドに出演しました(キャスターのお仕事です)。


【報道の暴力】公共事業費削減を既成事実化する読売、麻生発言をねじ曲げた共同通信[桜H25/8/2]
http://youtu.be/M4tJBIgvt5g
【対メディア戦】増税判断は「秋」まで待て、地震対策は今日から始めよう[桜H25/8/2]
http://youtu.be/DBC4HXzuzL4
【明るい経済教室】マジかよアメリカ、レントシーキングでカイジ的世界が![桜H25/8/2]
http://youtu.be/LZLFix8wxqQ


 さて、昨日に引き続き、「報道の暴力」。


麻生氏の発言要旨
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013080100788
 憲法改正も、護憲と叫んでいれば平和が来るなんて思ったら大間違いだし、改憲できたからといって世の中が全てうまくいく、(と考えるのは)全然違う。改憲は単なる手段で、目的は国家の安寧とわれわれの生命財産の保全だ。この手段をどうやって現実的にするかというとき、狂騒の中で決めてほしくない。よく落ち着いた世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。
 ドイツのヒトラーは民主主義によって議会で多数を握って出てきた。ワイマール憲法という当時欧州で最も進んだ憲法下でヒトラーは出てきた。憲法がよくてもそういうことがあり得ることは頭に入れておかないといけない。憲法改正を静かに、きちんと考えてほしい。
 靖国神社も静かに参拝すべきだ。国民のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わないほうがおかしい。いつから騒ぎになったのか。マスコミ(のせい)だ。騒がれたら中国も騒がざるを得ない。韓国も騒ぐ。だから静かにやろう。
 憲法もある日気が付いたら、ワイマール憲法もいつの間にナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かないで変わった。あの手口、学んだらどうかね。「いい憲法」「これは」とみんな納得してあの憲法は変わっているから。僕は民主主義を否定するつもりも全くないが、重ねて言うが、喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい。


 民主主義は、万能ではありません。民主主義が神のごとく正しいのであれば、09年に極東の島国で「民主党政権」を誕生させたりはしないでしょう。


 民主主義も間違えます。民主主義が正しいときもあります。


 何をもって「間違っている」「正しい」の判断をするのかと言えば、もちろん政府の目的である「経世済民」の達成です。麻生財相の発言にもある、
「国家の安寧とわれわれの生命財産の保全」 
 でも構いません。ぶっちゃけ、国家の安寧と国民の生命財産の保全という経世済民が達成できるのであれば、政治システムなど何でもいいのです。


 いわゆる官僚主導も、何も悪いことばかりではありません。民主主義が明らかに間違えているときは、官僚主導で動きを妨害することも必要です。


 無論、民主主義を無視して官僚が「経世済民に逆行する」政策を推進していくのは、これまた問題です。あるいは、官僚主導でデフレを深刻化させる施策が推進されるのも問題です。理由は、別に官僚主導だからというわけではなく、経世済民の精神に反しているためです。デフレ深刻化で国民を貧しくする政策を実施しても、経世済民は実現できません。


 要するに、民主主義やら官僚主導やらがぶつかり合い、グダグダグダグダと話を進めなければならないのが「政治」という話です。たとえ民主主義に基づいていても、
「民意が憲法改正を望んでいる。はい、改正!」
 などと、やっていいんですか?


 民主主義が常に正しいのですか? ワイマール憲法下のドイツで、ヒットラー政権を生み出したのは何ですか? ドイツの民主主義じゃなかったのですか? 


 というわけで、憲法議論は落ち着いてやろうよ。
 
 と、麻生財相は言っているわけです。


麻生副総理「ナチス憲法発言」撤回に寄せたコメント全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130801/stt13080114060009-n1.htm
 麻生太郎副総理兼財務相が発表したナチス発言撤回に関するコメントの全文は次の通り。
 7月29日の国家基本問題研究所月例研究会における私のナチス政権に関する発言が、私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾である。
 私は、憲法改正については、落ち着いて議論することが極めて重要であると考えている。この点を強調する趣旨で、同研究会においては、喧騒にまぎれて十分な国民的理解及び議論のないまま進んでしまった悪しき例として、ナチス政権下のワイマール憲法に係る経緯をあげたところである。私がナチス及びワイマール憲法に係る経緯について、極めて否定的にとらえていることは、私の発言全体から明らかである。ただし、この例示が、誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示としてあげたことは撤回したい。』


 何と言うか、この手の発言の一部を切り貼りし、
ある日気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」(朝日新聞)
 と、いかにも麻生財相が「ナチスに学んで、国民が気がつかないうちに憲法を変えようよ」と言ったような印象操作を図る。極めて悪質な「報道の暴力」です。


 そもそも、麻生財相は、
たとえ民主主義に則っていたとしても、拙速に憲法を変えるのはやめようよ
 と言っているわけで、護憲派にとっては「ありがとうございます!」とお礼を言うべき存在だと思うわけですが。。。


 桜の番組の中でも語りましたが、メディアが「反権力」「反自民党」「反麻生」の姿勢を貫くのは、別に構いません。それも、メディアに与えられた役割の一つかも知れません。


 とはいえ、現在のメディアにはもう一つ、「反日本」という姿勢があるように思えてならないわけです。要人の発言を切り貼りし、あたかも「失言」であるかの如く世界に発信し、日本を貶め、外国メディアの反応を待ち、さらに日本を叩く


 報道の暴力が、エスカレートしてきました。07年の安倍政権、09年の麻生政権の二の舞になることは、絶対に回避しなければなりません。


「報道の暴力は許さない!」にご賛同下さる方は、

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