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『フィリップス曲線(後編)①』三橋貴明 AJER2013.1.29(1)

http://youtu.be/aCRShLcO178

『フィリップス曲線(後編)②』三橋貴明 AJER2013.1.29(2)

http://youtu.be/TP1JVAhYAqs

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【3月9日”三橋貴明シークレットセミナー アベノミクスと日本経済復活の秘策http://hikarulandpark.jp/shopdetail/001004000004/

【3月28日 因島商工会議所後援会「アベノミクスでどうなる日本経済?!」】NEW!

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_41.html#0328  

【3月31日 下館青年会議所講演会「日本経済の嘘と真実!!」】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_40.html#Shimodate
【4月6日 FUNAI MEDIAセミナー「アベノミクスで激変!日本経済はどうなる!?」】http://www.funaimedia.com/seminars/seminars_main.html?data_id=287
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 小学館「経済の自虐主義を排す: 日本の成長を妨げたい人たち (小学館101新書) 」が発売になりました。


 もはや一刻の猶予もありません。


高校生が通過中、国道上のつり橋のワイヤ切れる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130210-OYT1T00661.htm
 10日午前10時半頃、浜松市天竜区水窪町奥領家の国道152号上にかかる鉄製の歩行者用つり橋「第一弁天橋」(地上約6メートル)で、橋を支えているワイヤケーブル2本のうち1本が切れ、橋の一部が大きく傾いた
 同橋が崩落する恐れがあることから、橋と国道を管理する浜松市は、付近の国道152号を通行止めにした。再開のめどは立っていないという。
 天竜署によると、ケーブルが切れた時には、駅伝の練習で男子高校生7人が同橋を渡っている最中だったが、傾いた瞬間に手すりにつかまるなどして落下を免れ、けがはなかった。
 浜松市道路課によると、同橋は全長約32メートル、幅約1メートル20で、1965年に完成。市職員が月に3回程度、目視で確認しているというが、異常は見つからなかったという。』


 すでに現在の日本は、荒廃するアメリカならぬ「荒廃する日本」の扉を開けたと判断して構わないでしょう。80年代の「荒廃するアメリカ」の時代には、まさに上記のような事故が多発したのです。理由は、今さら書くまでもないですが、1930年代のニューディール政策で整備したインフラストラクチャーのメンテナンスを怠ったためです。


 あるいは、最近のアメリカやイギリスなど、主要国(日本を除く)が公共投資を積み増していっているのは、「荒廃する~」を回避するためでもあるわけです。(アメリカの公共投資によるインフラ整備は、30年代と60年代に集中しています)


 翻って我が国は、「コンクリートから人へ」というバカげたスローガンを掲げる政党が政権の座に就いてしまうほど、国民に危機感が無く、いや、それどころか国土の基盤を整備してくれる土木企業、建設企業を「悪者化」し、
「公共事業を増やしても、土建業者を儲けさせるだけだ」
 などと、ルサンチマン丸出しの暴論を叫び、自らの生活基盤、経済基盤をボロボロにしてきたのです。


 昨年12月4日に、中央自動車道の笹子トンネルの大事故が発生しました。今年の1月30日には、千葉県君津市の「大戸見隧道(ずいどう)」の天井のモルタルが崩れ落ちました。さらに、2月10日には国道の橋のワイヤケーブルが切れるという、これまでの日本では考えられなかった事故が発生しました。


 荒廃する日本が来るのではありません。すでに荒廃する日本が始まっているのです。

 各地でインフラが崩壊を始め、2011年3月11日という日を経験したにも関わらず、日本には未だに公共投資、公共事業を否定する「輩」が少なくありません。わたくしが上記の事実を並べ立て、
「日本は公共投資を増やさなければ、国民の生命が危険にさらされるのです」
 と主張すると、
「公共投資は土建屋を潤すだけだ! ムダだ!」
「古い自民党の復活だ」
「地震や事故にかこつけて、公共投資拡大を正当化しようとするなど我田引水もいいところだ」(本当にこう言われた)
 などと、思わずこめかみが切れそうになる反論をしてくる連中が実際に存在します。


 我田引水って・・・・。土建業者でもなければ、政治家でもないわたくしが、
「公共投資を増やすべきだ」
 と語って、一体どこの田んぼに水を引くことになるのでしょうか? 自慢ですが、わたくしは「バック」とやらは何もない、ただの一般人でございます。(ちなみに、よく誤解されますが、 別に自民党が「バック」にいるわけでもありません。自民党の一部の政治家の方々と仲よくさせて頂いていることは認めますが)


 単に、今のままでは自分を含めた国民が危険になるからこそ、「公共投資を拡大するべき」と訴え続けてきたわけです(しかも、デフレ対策にもなります)。我田引水とかいって土建企業を悪者にしようとする連中は、ご自身の家の目の前の道路を使わないで欲しいです。大体、日本に「建築企業に造ってもらった家」以外に住んでいる人はいないでしょうに・・・・。


 日本で公共投資悪玉論が流行ってしまったのは、主にこの連中のせいです。


「コンクリから人へ」は使わない 民主、海江田氏が宣言
http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013020901001670.html
 「『コンクリートから人へ』はもう使わない」。民主党の海江田万里代表は9日、熊本市で開かれた党関係者の会合で、2009年衆院選の際に打ち出して政権交代の原動力となったスローガンの不使用を宣言した。
 民主党政権が八ツ場ダム(群馬県)の建設中止から再開に方針転換したことを指摘。「(スローガンを)そのまま使うかどうかで意見の違いがある」と述べ、党内の意見対立を理由に挙げた。
 一方で「スローガンを掲げた時の精神は継承しなければならない」と強調し、安倍政権の公共事業費増額を国会で厳しく追及する姿勢を示した。』


 少なくとも「コンクリートから人へ」に代表される「公共事業は不要」的な「精神」を捨て去らなければ、民主党は復活することはないでしょう。と言いますか、復活して欲しくないので、このまま「荒廃する日本」において「スローガンを掲げた時の精神」を継承し、時代遅れの公共事業不要論を叫び続けて欲しいと思います。


 日本は現在、
「震災復興」
「次なる大震災への備え」
「老朽化したインフラのメンテナンス」
 と、三つの巨大な公共投資の需要が存在しているにも関わらず、「コンクリートから人へ」の連中のせいで土建企業の供給能力が落ち込み、対応できない可能性があるという、極めて深刻な問題を抱えているのです。


 冗談抜きで、時代に取り残された公共事業否定論者たちに付き合っている時間はないのです。


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