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 チャンネルAJER更新しました。
『現実を説明しない経済学①』三橋貴明 AJER2012.9.25(1)

http://www.youtube.com/watch?v=ZN91yrnvjJY

『現実を説明しない経済学②』三橋貴明 AJER2012.9.25(2)

http://www.youtube.com/watch?v=ftKTHWAlP_c

ガンガン行きますよっ!

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 まずはこの記事から。


ツイッターで総裁批判 来代・自民県議離党
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20120928-OYT8T01581.htm
 自民党県議の来代正文氏(66)が党総裁に再選出された安倍晋三氏について、自身のツイッターに安倍氏を中傷する内容を書き込み、県連や県議会などに電話やファクスなど370件以上の批判が殺到した。これらの事態を受け、来代氏は28日、「迷惑をかけた」などとして離党届を党県連に提出、受理された。
 来代氏は26日夜、ツイッターに「安倍総裁さん、今度はいつやめる、いや、何時投げ出すんですか!?」と投稿。さらに、首相を辞めた原因となった病気を引き合いに皮肉った。
 これを受け、県連や議会事務局に「議員としての品位がない」「難病患者に対し、配慮の欠けた発言だ」などの電話やファクスなどが寄せられた。来代氏は既にツイッターを閉鎖している。来代氏は「地方を無視しないでとの思いを込めた。申し訳ない」と述べた。
 来代県議は総裁選で安倍氏に決選投票で敗れた石破茂氏を支持していたという。』


 ↓このツイッターから、「地方を無視しないで」という行間を読めと・・・


『安倍総裁さん、今度はいつやめる、いや、何時投げ出すんですか!?今度の理由は下痢から便秘ですか?そんな夢を見てました!あ、まだ宵の口だった!夢にしては、早すぎる、ひょっとして、正夢~!!当たらない事をいのるが~果たして????』


 自由民主党総裁には、神の如き洞察力が必要ということになりますね。来代氏に相応しいのは離党ではなく、間違いなく議員辞職でしょう。「離党」では自民党に対し、総裁を侮辱したことについて責任を取ったことになりますが、「病気を揶揄した」ことに対する倫理的責任は取ったことにはなりません。


 というか、こんな人物に投票してしまった徳島県民の方々がお気の毒です。


安倍元首相の「腹痛」を揶揄  「とくダネ!」に疑問相次ぐ
http://www.j-cast.com/2012/09/28148223.html
自民党新総裁に選ばれた安倍晋三元首相について、フジテレビ「とくダネ!」の出演者が「お腹痛くなっちゃって辞めちゃった」という発言をしたことに、ネット上で疑問が相次いでいる。安倍元首相は、多くの患者がいる難病を患っていたからだ。(中略)
「ちょっと子どもみたいだったと思うよ」
 安倍氏はどう思う?
新聞の2012年9月27日付テレビ欄では、安倍晋三元首相の復帰劇をこううたう「とくダネ!」の番組内容が書かれていた。
実際の番組でも、司会の小倉智昭さんが「様々な方面から不安の声も上がっております」とスタートさせると、安倍氏が「政権を投げ出した」経緯や閣僚の不祥事などをたどる映像が次々に流された。
そして、経営コンサルティング会社の代表をしているコメンテーターの田中雅子さんに、話が振られた。すると、田中さんは、安倍氏について「お腹痛くなっちゃって辞めちゃったということで…」と話し始めた。これに司会の小倉さんが「ちょっと子どもみたいだったと思うよ」と口を挟み、田中さんも「そうなんですよ、そうなんですよ」と続けた。
田中さんはさらに、日本は経済も政治も厳しい局面にあるとして、「だから、本当にね、本当にね、病気で辞めるなんて本当にもう2度と言ってほしくない」と訴えた。ただ、総裁選のことについては、素人なのでよく分からないとも話した。
安倍氏は、辞任理由の1つに病気を挙げたが、全国に10万人規模でいる厚労省指定の難病「潰瘍性大腸炎」を患っていることを後に明かした。腹痛に苦しんだのは、このためだ。それだけに、ネット上では、腹痛を巡る番組出演者らの発言に批判が相次いだ。(後略)』


 潰瘍性大腸炎という難病に苦しんで職を辞したことについて、
「お腹痛くなっちゃって辞めちゃったということで…」
 と言ってのけるとは・・・・。呆れてものも言えません。ちなみに、田中氏が「安倍総裁が潰瘍性大腸炎だったと知らなかった」は通じません。何しろ、安倍総裁は総裁選の前から何度も繰り返し、ご自身の病とアサコールが効果があった事実について説明しているためです。

 テレビという公共の電波を用いて情報を発信する以上、発言には「責任」というものが生じます。わたくしはテレビに出る際に、自分の発言に責任を持つため、分からないことは回答しない、コメントしないようにしています(そのため、時々無理やり「土俵が変わった」印象を受けると思います)。

 専門の話であれば発言に責任を持てますし、「正しい情報」をお伝えするという視聴者のニーズに応えることができますが、「歪んだ情報」」を伝えることは悪質なミスリードであり、印象操作です。上記の「とくダネ!」の場合、安倍総裁に対するネガティブな印象を与えるべく、番組が構成されたのでしょうが、表向きは、
「中立公正です」
 などと言っておきながら、実際にはバリバリに偏った放送をする。本当に醜い人たちだと思います。


 先日、チャンネル桜の収録の合間に、
「不偏不党などクソくらえです! ガンガン偏向していきましょう」
 とスタッフさんに話したのですが、人間なんですから「偏向」して当たり前です。わたくしは安倍総裁が総裁選への立候補を表明した瞬間からオープンに「安倍元総理、断固支持!」とやっていますので、誰もわたくしが「不偏不党」だとは思わないでしょう


 以前から何度も書いていますが、偏向自体が悪いとは思いません。問題なのは実際には偏向していながら、「中立公正ですよ~。不偏不党ですよ~」とやっている現在の大手メディアの態度です。


 フジテレビの「とくダネ!」にしても、
我々は反自民党という立場である。その上で、安倍総裁に対するネガティブキャンペーンを展開している」
 と堂々と宣言すればいいのです。各テレビ局、各番組、各新聞など、あらゆる情報発信者が「偏向宣言」を行い、市場でガチで競争するべきです。誰が世論の支持を得るのか、市場が決めてくれるわけでございます


 さて、自民党の磯崎参議院議員はツイッターで上記の件について以下の通りツイートされています。


『10時間 礒崎陽輔 ‏@isozaki_yousuke
安倍新総裁に対する批判であれば無視しますが、10万人を超えるこの難病患者のことを思うと、必要があればBPO(放送倫理・番組向上機構 )への申立も検討しなければなりません。』


 昨日も書きましたが、BPOは「偏向問題」では全く頼りになりませんが、「人権問題」では動きます。病気を「揶揄」することで安倍総裁を貶める行為をテレビで見かけたら、BPO に電話して下さい

http://www.bpo.gr.jp/

 好きで病気になる人はいないにも関わらず、テレビという公共の電波を使い、全国の患者の方々を揶揄する行為は、相手が公人だろうが私人だろうが許されません。


 本日夜からギリシャです。

「マスコミは偏向して競争せよ!」に「なるほど」と思われた方は、

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