三番目の候補国

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6月17日 三橋貴明著「ジャパン・コンセンサス―国民を豊かにする「最強」の経済政策  」発売記念
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シンポジウム「3人の会【三橋貴明xペマ・ギャルポx生島ヒロシ -デフレを退治し、日本を救う-】http://www.a-un.jp/symposium/index.html

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『日本をギリシャ化する方法①』 三橋貴明 AJER2012.5.22(1) 】
『日本をギリシャ化する方法②』 三橋貴明 AJER2012.5.22(2) 】

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 昨日、一昨日と猛烈に読売新聞をブログで批判しまくりましたが、そのあと平気な顔で読売新聞の取材を受けたりしています、三橋は。まあ、この辺が持ち味ということで。


 読売の取材の後、チャンネル桜で『日本よ、今...「闘論!倒論!討論!」』の収録でした。ミャンマー行の疲労からか、風邪をひいてしまい(しかも、〆切に追われている)、視聴して今一つ元気がないように思えた方はすみません(放映は土曜日です)。

http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1587


【写真 左手前から古谷さん、倉山さん、三橋、中野さん、渡邉さん、佐藤さん、水島さん、柴山さん】
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 さて、明日からいよいよ「三橋経済塾(第二期) 」がスタートいたします。塾の講義は6月中旬からアップされていきますが、それ以前から対談系のコンテンツを掲載し、三橋の「ミャンマー紀行」もコミュニティで連載していきます。また、三橋への質問は「三橋経済塾」のコミュニティに投げて頂ければ、可能な限りご回答申し上げます。
https://m-keizaijuku.com/


 さて、日本のメディアはちっとも報道しませんが(しているのでしょうか?)、「四天王」の長期金利(新規十年物国債利回り)がとんでもないことになっています。


◆日本 : 0.85%
◆スイス : 0.59%
ドイツ : 1.3% <<<<<<!!!!!!
◆アメリカ : 1.66%


 ド、ドイツの長期金利が1.3%!!! もしかして、ドイツこそが長期金利が1%を切った人類史上三番目の国になるのでしょうか・・・・。現在の状況を見ている限り、可能性はありそうです。また、アメリカの長期金利1.66%というのも、大恐慌期をすら下回る史上最低です。(ドイツの1.3%も文句なしに同国史上最低)


米国債(午前):10年債利回りが最低、欧州危機の深刻化で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4U6VU6S972C01.html
 30日午前の米国債市場では10年債利回りが過去最低を記録した。欧州ソブリン債の状況悪化を背景に逃避需要が高まった。
 利回りは1.6713%まで低下。昨年9月23日につけたこれまでの過去最低である1.6714%を下回った。スペインのバンキア・グループの資本増強をめぐる混乱からユーロ圏の信用危機が深刻化しているとの懸念が強まっている。 』


 ギリシャ(長期金利30%)やスペイン(長期金利6.6%)などでは、すでに銀行の取り付け騒ぎが起きているようですが、気持ちは分かります。万が一、ギリシャやスペインがユーロを離脱するとなると、新通貨暴落により国民が貧乏になります(その分、輸出競争力がつくわけですが)。国民としては、金融資産は可能な限りユーロとして残したいでしょうし、そのためにはユーロ圏内の安全な銀行に預けておくのが一番です。すなわち、ドイツの銀行です。


 とはいえ、ドイツの銀行に「ユーロ」が集まったところで、現在の状況では過剰貯蓄になるだけの話です。すなわち、ドイツの銀行も日本の銀行さながらに「手元に預金として集まるユーロの運用先がない」という悩みを抱えているわけです。結果、お金の行先はドイツ国債しかなく、ゾッとするようなペースでドイツの長期金利が下がってきているわけですね。


ユーロが対ドルで1年11カ月ぶり安値圏、スペイン不安が重し
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4T4VB1A1I4H01.html
 東京外国為替市場では、ユーロが対ドルで約1年11カ月ぶり安値を更新。スペインの銀行救済問題に対する懸念が重しとなり、ユーロは対円でも約4カ月ぶり安値を付けた。
 ユーロ・ドル相場は一時1ユーロ=1.2439ドルまで下落し、前日の海外市場で付けた2010年7月1日以来のユーロ安値を更新。ユーロ・円相場は一時、1ユーロ=98円68銭と1月19日以来の水準までユーロ安が進んだ。(後略) 』


 マスコミに登場する自称アナリストの皆様は、ギリシャの信用不安がどうの、スペインの銀行不安がどうのと、まことに定性的な解説をしますが、単にユーロからドルへの両替が増えているだけでしょうに。すなわち、ドルの需要がある(それ以上に、円の需要がある)という話です。

 ユーロ圏の投資家たちは、ドイツにユーロを移すだけでは飽き足らず、日本円やアメリカドルに両替し、両国の国債に投資をしているわけです。とはいえ、別に両替されたからといって、ドイツで余っていたユーロはこの世から消えません。日本円やアメリカドルに両替して上げた銀行の手元にユーロは残り、「さて、どこでこのユーロを運用しようか」という話になるわけです。現状、ユーロ圏の民間企業の設備投資意欲が高まっておりませんので、結局は「ドイツ国債を買っておくか」という話になってしまうわけです。


「日本の資産家が日本円を海外に持ち出すと、国債を買う金が無くなって破綻する!」
 などと、物理法則を無視したアホなことを言っている評論家が未だにいますが、日本円は日本国内でしか使えず、日本から出ていくことはできません。外貨に両替されたところで、日本円はもちろん消えません。両替をしてくれた銀行の手元に日本円が残り、「さて、どこでこの日本円を運用しようか」という話になり、結局は(デフレだと)国債が買われてしまいます。


 現在は、ユーロ圏とドイツでも日本同様のことが起きているわけですね。


 何というか、世界総デフレ化の様相を示してきていますが、ドイツの長期金利が1.3%という「有り得ない(少し前は)」数値にまで下がってきているにも関わらず、日本のマスコミがほとんど触れようとしないのが不思議です。もしかして、意味が分かっていないのでしょうか。


「マスコミが意味を分かっているわけないだろ!」と思われた方は、

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