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『コレキヨの恋文①』三橋貴明  AJER2012.4.10(3)

『コレキヨの恋文②』三橋貴明  AJER2012.4.10(4)

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4月12日に、一般参加可能な講演会、「三師会特別講演会」 が開催されます。
【日時】平成24年4月12日(木)午後6時30分開場7時開演 【場所】サンパール荒川・大ホール

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4月17日に、熊本の前衆議院議員、木原みのる先生の「みのる塾」に特別講師として出席いたします

【日時】平成24年4月17日(火)午後6時30分開場7時開演
【場所】祟城大学市民ホール大会議室

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 エンターテイメント経済歴史小説、「コレキヨの恋文 」、長谷川慶太郎氏との対談本「日本と世界はこう激変する 大恐慌終息へ!? 」、日本の資本主義を語る「悲観論に踊らされるな! ニッポン経済集中講義 」発売になりました!




 自分が出演しているTOKYO MX「ゴールデンアワー」の録画に失敗しました。そういえば、今月から水曜日だった・・・・orz
 昨日は、桜プロジェクトとゴールデンアワーの掛け持ちで、疲労困憊です。が、今日はWiLLの締切日! ハハハ・・・。


 本日は一般参加可能な講演会(三師会特別講演会)が荒川で開催されます。

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/20120309-1.pdf
【日時】平成24年4月12日(木)午後6時30分開場7時開演 【場所】サンパール荒川・大ホール

7時開演なので、お勤めの方もぎりぎりご参加頂けるかと存じます。よろしくお願いいたします。



【チャンネル桜 桜プロジェクト 浅野久美さんと初顔合わせ】
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※画像が暗くなっちゃっいました。すみません。


【No!世論誘導】新聞がねじ曲げる「自民党公約原案」[桜H24/4/11]
http://www.youtube.com/watch?v=tPFPAVgzK5U
【官僚機構】在るべき政治介入、増税の具である交付国債[桜H24/4/11]
http://www.youtube.com/watch?v=sk1eYTh40CI
【明るい経済教室】GDP完全攻略その2・名目GDPと税収の関係[桜H24/4/11]
http://www.youtube.com/watch?v=iqeXIZ0Y5w0
【歳入庁構想】財務省vs日銀、高橋是清七変化[桜H24/4/11]
http://www.youtube.com/watch?v=k8hl3YcxIjw


 今回の桜プロジェクトは、はっきり言って滅茶苦茶面白いと思います。



<韓国総選挙>与党が過半数確保、朴槿恵大勢論にも弾み
http://japanese.joins.com/article/296/150296.html?servcode=200&sectcode=200
 与党セヌリ党が11日に行われた第19代国会議員総選挙で、自力で全300議席のうち過半数となる152議席(比例代表25議席)を確保し勝利した。最大野党の民主統合党は127議席(比例代表21議席)、統合進歩党は13議席(6議席)、自由先進党は5議席(2議席)、その他無所属は3議席となった。
これに伴い、セヌリ党は党内最大有力者で有力次期大統領候補の朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長を中心にしたいわゆる「朴槿恵大勢論」をさらに強固にしながら年末の大統領選挙まで政局主導権を維持していけることになった。
これに対し、野党陣営連帯を通じ過半数の議席を確保するのに失敗した民主統合党などでは指導部引責論などの後遺症が激しくなる見通しだ。 』


 意外でした・・・。
 韓国の総選挙で、朴槿恵氏(暗殺された朴正煕大統領の娘さん)が率いるセヌリ党(ハンナラ党)が過半数を確保しました。朴槿恵氏は今年末に行われる韓国大統領選挙の有力候補ですが、人気が落ちている李大統領と自分(及びセヌリ党)を切り離す戦術が功を奏したようです。


 いずれにせよ、セヌリ党が過半数を確保した以上、今後、韓国では米韓FTA関連法案が次々に通され、同国の社会制度を変えていくことになります


 現在の「外交」問題は、そのまま「内政問題」に直結しています。米韓FTAにせよ、TPPにせよ、条約という外交の一環ではありますが、同時に内政問題でもあるのです。何しろ、条約で決まったことを守るためには、国内の法律を変えなければ対応できないのです。日本国民は、TPPに関連し、今後の韓国の状況をじっくりと観察する必要があると確信しています。
 
 というわけで、日本の内政にまともに影響を与えるTPP関連記事をまとめてご紹介。


郵政民営化見直しがTPPの火種に 米が猛反発
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120411/fnc12041117430017-n1.htm
 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への日本の交渉参加問題をめぐり、米国が日本の郵政民営化見直しに不満を募らせている。完全民営化路線の後退で、米保険業界の参入が一層阻害される懸念を強めているためで、日本の交渉参加に大きな足かせとなる恐れが強まってきた。(後略)』


 そりゃあね、簡保の市場にアメリカ保険業界を参入させることが、TPP(対日本)の大きな目標の一つですからね。これが無くなるとなると、怒りますよね、アメリカは。


TPP、コメ例外も…米代表「本交渉次第で」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120411-OYT1T01254.htm
 米通商代表部(USTR)のカーク代表は10日、ワシントンで会談した玄葉外相に対し、環太平洋経済連携協定(TPP)で決める物品の関税の詳細は、「今後の本交渉次第」との認識を示した。
TPPは全品目で関税をなくすことを目指しているが、コメなど日本にとっての重要品目は例外扱いできる可能性があるとの認識を、米政府が初めて示唆した。
玄葉外相は会談後、記者団に対し、「物品の扱いは今後の交渉によることを確認した」と述べた。カーク氏は、TPPで、高い水準の関税撤廃を目指すとの原則も改めて強調したという。(後略)』


 逆に、コメはアメリカにとっては優先順位が低いわけです。米韓FTA同様に、「コメだけは関税を認める(その他は全て撤廃、自由化)」という落としどころを狙うのは当然でしょう。


TPP、賛成の声なく
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001204110003
 大幅な関税撤廃をめざす環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐり、国の担当者が出席する県内初の説明会が10日、青森市で開かれた。農業者や消費者団体などの約300人が参加。国側はTPPで打撃を受ける農業対策などを示したが、会場は「青森の農業は崩壊する」と反対一色だった。
 この日、説明会で最も関心が高かったのは、農業問題だった。「国の情報提供が不十分だ」として説明会を主催した県も冒頭、青山祐治副知事が「農業が基幹産業の本県に深刻な影響が出る。TPP交渉不参加を訴えている」と改めて反対を明言した。
 国からは、内閣官房と農林水産省の担当者が出席。「TPPは、すべての品目の関税撤廃が大原則だが、(コメなどの)除外が認められる可能性がゼロではない」と交渉参加に向けた情報収集の状況を明かした。関税撤廃は即時ではなく、多くの国が7年間の経過措置を主張しているという。(後略)』


 あ、やっぱりTPPは「すべての品目の関税撤廃が大原則」なのですね。基本は「聖域なき関税撤廃」で、そこにコメなどが例外として認められる「かも」という話なわけです。


【2012年04月09日 日本の再起のための政策(原案)】
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/116416.html


 上記の自民党の政策(原案)の中に、「TPPについての考え方」が掲載されています。改めて、自民党のTPPに対する姿勢を書いておきますと、


『(前略) 政府が11月と同様に二枚舌を使いながら、国民の知らないところで、交 渉参加の条件に関する安易な妥協を繰り返さぬよう、わが党として、この 段階から以下の判断基準を政府に示すものである。
①政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
②自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
③国民皆保険制度を守る。
④食の安全安心の基準を守る。
⑤国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
⑥政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。 』


 無論、自民党は別に「自由貿易反対!」とやっているわけではなく、「日本の再起のための7つの柱 」の中でも、


「国益を増進させるFTA・EPAなどの促進


 という言葉は入れています。但し、TPPについては、


「【TPP(「聖域なき関税撤廃」)交渉参加反対】
「聖域なき関税撤廃」を前提にするTPP交渉参加反対
 
 と書いています。


 別に、党員だからって政策(原案)を称賛する気はさらさらないのですが(そもそも現在のデフレ深刻化を招いたのは自民党ですし)、それにしても各種の情報を照らし合わせると、TPPに対する姿勢一つとっても、自民党が「他の政党より相対的にマシ」だという判断にしかなりません。とはいえ、もちろん「マシじゃない部分」もあるわけで、
「自民党は他の党よりマシじゃん」
 で終わらせるのではなく、
「自民党は確かに他の党よりマシだけど、ここはさすがにダメだよ!
 という「国民の声」を政党側(くどいですが、別に自民党に限らず、です)に届けることが大切なのだと思います。

 政治参加とは、結局、国民が自らの声を上げることに尽きると思うわけです。


昨日同様、最後の一文にご同意下さる方は、

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