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『ワシントンコンセンサス(前編)①』 三橋貴明 AJER2012.3.6(3)
『ワシントンコンセンサス(前編)②』 三橋貴明 AJER2012.3.6(4)
チャンネルAJER更新しました!今回はワシントンコンセンサスという「怖い話」
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3.11震災チャリティーセミナー「日本経済の真実はこうだ! 復興計画を読み解く
」が開催されます。
3月18日(日)午後2時~5時30分
講演者は大石久和先生とわたくしで、トークセッションもございます。
下記リンクから、三橋の顔のボタンを押してお申し込みページに飛びます。
※本セミナーは、事前申し込み制です。有償(3千円)ですが、収益金は全額、被災地自治体に寄付されます。三橋のサイン本も販売しますが、売り上げはやはり被災地自治体に寄付されます。
海竜社の「日本人がだまされ続けている税金のカラクリ
」Amazon在庫が戻りました。ご迷惑をおかけいたしました。「売国奴に告ぐ!」も、もうそろそろだと思います。
東日本大震災発生から、一年が過ぎました。
三橋は昨晩遅く、「釜石⇒陸前高田⇒南三陸⇒女川⇒石巻⇒仙台」というルートで被災地の視察を終え、帰京いたしました。釜石では、元岩手県議で、2010年夏の参議院選挙に出馬された小野寺有一先生に、現地を案内して頂き、被災時の状況や復興について、色々とお話をお聞かせ頂きました。
さらに、南三陸で渡邊陽介さん(南三陸ホテル観洋スタッフ)から、
「目の前を津波が通り過ぎ、家族がいる街を直撃した」
という、想像を絶する光景についてお話を伺い、被災地における生活や、被災者のフォローについて詳しく伺いました。
南三陸からさらに南下し、建造物の被災割合が最も高かった女川町に入り、町長の須田善明先生に現地を案内して頂きました。須田町長は、元々自民党の宮城県連幹事長で、三橋は選挙の時にお世話になったのです。須田町長からは、チャリティ講演会「日本経済の真実はこうだ! 復興計画を読み解く 」
へのメッセージも頂戴いたしました。3月18日の上記イベントにご参加頂いた皆様の前で、放映したいと思います。
遠藤未希さんが、最後の瞬間まで「6メートルの津波が予想されます」「異常な潮の引き方です」「逃げてください」と無線放送を続けられた防災対策庁舎です。
このような光景が、一キロ以上も続いています。瓦礫を撤去しないことには、街の再建は始められません(女川町の瓦礫は、東京都などが受け入れを決め、すでに運送と焼却が始まっています)女川の現地では、二つのラインで瓦礫の選別が始まっており、リサイクルできるものはリサイクルし、できないものは焼却することになります。
現在は骨組みだけになっています。現在、町役場は高台の小学校横のプレハブに移されています。
信じがたいことに、この高台にある病院の1階にまで津波は届いたのです。(2階から上は無事でした)
石巻の被災地は、釜石北部や陸前高田、南三陸や女川のように、街が消えてしまったわけではなく、一部が残っていました。残った町の一部では、「生活」が続けられていました。
釜石北部や陸前高田、南三陸、女川は、昨日も書いた通り「荒野と瓦礫と工事用トラック」しか存在しておらず、人が生活している印象は全くなかったのですが、石巻だけが違いました。地形的な問題なのかも知れません。
今回の視察やインタビューのご報告は、3月18日のチャリティ講演会「日本経済の真実はこうだ! 復興計画を読み解く 」
で詳しくご報告させて頂きますが、いずれにせよ現地の方々はすでに復興に向けた様々な動きを始めています(瓦礫が残っているため、まだ始まっていませんが)。
恐らくというか、間違いなく、今回の復興は阪神淡路大震災よりも長く続かざるを得ないでしょう。小野寺先生や須田町長のお話を聞くかぎり、少なくとも8年、長ければ10年を超えることになると思います。
これは個人的なお願いですが、読者の皆様も一度、被災地を自分の目で見て欲しいのです。写真や映像では、大津波が残した爪痕を「実感」として感じることはできません。
わたくしが撮影してきた写真をご覧になり、「なんて荒涼とした光景なんだ」と思われたかも知れません。しかし、現地ではあの「何もない」光景が360度四方、延々と続くのです。
テレビや新聞は、被災地の「悲惨さ」を伝えるのみです。無論、確かに悲惨なのですが、現地に立てば、日本人であれば必ず、
「ならば、どうすればいいのか」
と考え始めます(確信しています)。
そして、こうも思うでしょう。
戦後の焼け野原の大地に立った、過去の日本人も、想像を絶する光景に愕然となり、そして、すぐに、
「ならば、どうすればいいのか」
を考え始めたに違いない、と。そして、それぞれの日本人が自分でできることを始め、それが積み重なり、高度成長に突入し、現在の繁栄した日本国家が成立したのだと。
過去の日本人が出来たことを、現在の我々が出来ないはずがありません。
皆様もぜひ、一度被災地に自分の足で立ち、被害者の方々に黙とうをささげ、そして以下の言葉をしっかりとした口調で呟いてほしいのです。
「さあ、槌音を響かせよう」
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経済通のおじさんと、女子高生真理ちゃんが織り成す、経済を解りやすく掘り下げた基礎講座!
積極財政による日本経済復活を目指して活動をしているボランティアグループです。
Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
連載中
「三橋貴明の<ウラ読み>経済レポート」
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