切っ掛け

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三橋貴明の新刊、続々登場! 

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2011年8月22日 藤井聡、中野剛志、三橋貴明の三名が京都に集まり、トークセッションを開催致します。
【2011年8月22日 ふたば書房・主催 飛鳥新社・共催 トークショー「未来を変える 希望の政治へ」 】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_34.html#Aug22

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NEW!チャンネルAJER更新しました.

『続・ティーパーティー恐慌』三橋貴明 AJER2011.8.16(1)
『続・ティーパーティー恐慌』三橋貴明 AJER2011.8.16(2)
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 本日、チャンネル桜の「国を売るメディア(フジテレビ)を糾弾する緊急国民運動」の街頭宣伝(14:30-)で登壇させて頂きます。(http://www.ch-sakura.jp/events.html
 その後、別件があるため、デモの方には参加できないのですが(残念です)。


 さて、19日のNYにおいて、ついにと言うか予想通り、円が対ドルで戦後最高値を更新してしまいました。


NY外為(19日):円が戦後最高値を更新-世界景気の減速懸念で
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aSOYg4PT._l8
 ニューヨーク外国為替市場では、円が対ドルで戦後最高値を更新した。米景気の減速や欧州債務危機を背景に、世界の経済成長が低迷するとの懸念が高まり、円に資金を逃避させる動きが広がった。 (中略)
 ニューヨーク時間午後4時20分現在、ドルは円に対し1ドル=76円51銭(前日は76円58銭)。一時75円95銭と、戦後最高値を更新した。円は週ベースで0.3%高となっている。日銀が円売り介入を行った4日には1ドル=80円24銭と、円は7月12日以来の安値を付けていた。この日のユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.4387ドル。17日には1.4518ドルと、3週間ぶり高値を付けていた。円に対しては0.3%上げて110円10銭となっている。(後略) 』


 26日にはバーナンキFRB議長の講演がありますが、アメリカはリセッション突入回避と失業率改善を目標に、量的緩和第三弾をぶち上げるのではないかと予想しています。(失業率を下げるには、もはや他に方法がなさそうなので)

 そうなると、円はますます上昇していきます。日銀が真面目に仕事をしない限り。


【日本の国債発行種別残高の推移(単位:億円)】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_33.html#Zaimu


 上記の図を再掲しますが、日本は過去十年間、建設国債の残高を増やしていません。もちろん、全く建設国債を発行していないという話ではないのですが、公共投資の大幅な削減で発行額が激減し、償還分があるため、トータルだと横ばいもしくは微減になってしまっているわけです。


 日本で本来問題にすべきは、赤字国債の急増です。というか、厳密に書くと「赤字国債の残高対GDP比率」の悪化です。GDPが成長しない中、医療費・介護費急増などで、赤字国債が増え続け、さらに、
「とりあえず、今年、社会保障を支払わなければならないから、公共投資の方は削っちゃえ!
 というノリで、社会保障削減に比べると文句が出にくい公共投資を削り取り、社会保障に回してきたわけです。


 公共投資削減や赤字国債増加で社会保障を賄ってきたというのが、橋本政権以降の日本政府のやり方でした。これはすなわち、


目の前の選挙民から文句が出やすい社会保障費の削減を回避し、政治家が将来の日本の成長よりも自分たちの票を優先した」
「投資削減により、現在の成長を犠牲にし、同時に将来の日本国民の安全と豊かさを犠牲にした
 などの点で、許されざる話なのです。


(この辺の許されざる話が、まさに↓のメインテーマです)
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 上記の許されざる話を一言のスローガンで表現したものこそが、「コンクリートから人へ」というわけですね。


 現在の日本は、デフレで円高、かつ長期金利が低迷、さらに長年の公共投資削減によりインフラストラクチャーにガタが来ており、加えて更なる大震災の危機に直面しています。政府が建設国債を発行し、日銀が日本円を発行し、長期国債を買い取り(長期金利を抑制し)、国内に支出をすることで、
◆東北復興と国内強靭化の実現
◆名目GDP成長と税収増による財政健全化
◆円安
◆デフレ解消による少子化や社会保障問題の解決
 と、「高齢化」を除く全ての課題を達成できるのです。


 また、長期金利とインフレ率が想定の範囲内に収まっている限り、高齢化対策の都市化、インフラ整備や、新エネルギー関連への投資を拡大しても構いません。と言いますか、拡大するべきです。


 将来的な原発からのシフトを目指し、蓄電などの新たなエネルギー技術に、それこそ年に1兆円ずつ投資しても構わないのです(とりあえずやることは、既存原発の耐震化です。当たり前ですが)。


 上記の話は、ある程度、マクロ経済について理解している方であれば、納得していただくことが多いと思います。とはいえ、一般の日本国民が上記の道に踏み出すには、何らかの切っ掛けが必要になります。
 先日も書きましたが、もしかしたら「円高」こそがその切っ掛けになるかも知れません


 クルーグマンさんが、面白いことを言っていました。


イタリアとスペイン、「多分」債務危機を克服へ-クルーグマン氏
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=a.lvKLRLAj78
 ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏は、ソブリン債危機の封じ込めを首脳らが取り組んでいる欧州では、イタリアとスペインがユーロを離脱するリスクが高まっているとの見解を示した。
  クルーグマン氏は18日、ストックホルムでのインタビューで、「パニックが起こらない限り、極めて不快ながらも多分何とか切り抜けられる国もある。それはスペインとイタリアだ」と発言。「一方で、多分根本的に支払い不能の国があり、そういった国では債務償却が必要になる。それはギリシャとポルトガル、アイルランドだ」と述べた。 (中略)
            「ぞっとする話」
  「イタリアがユーロ離脱を余儀なくされる確率はかなり低いが、ゼロではないと私は依然考える。その確率は10%かもしれない。ぞっとする話だ」と語った。5月の時点では、同氏はイタリアとスペインがユーロを離脱する確率について1%とし、それは「悪夢のシナリオだ」と話していた。
  一方、ギリシャがユーロを離脱する確率は50%以上あるとし、同国が部分的なデフォルト(債務不履行)は域内全体の問題解決には恐らく不十分だと付け加えた。 』


 何しろ、ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領が、例の「ユーロ共同債」の導入について否定してしまいましたので、結局、ユーロ圏は「統合」ではなく「分裂」の方向に向かうと思います。ユーロ・ナショナリズムの構築は、果たせなかったというわけです。


 ポイントはクルーグマンさんの言うとおり、ギリシャが離脱するかどうか、ではありません。この国のユーロ離脱は規定路線であり、そちらの方がギリシャ国民自身のためです。


 ユーロの真のポイントは、イタリアとスペインが残れるかどうかだと思います。


 ちなみに、2010年までの欧州諸国の財政収支対GDP比率がアップデートされておりましたので、以下に掲載いたします。


【欧州諸国の財政収支対GDP比率(単位:%)】
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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_34.html#EUzaisei


 ある国の財政赤字対GDP比率の状況に、一瞬、目を疑ってしまったと思いますが、これが欧州の現実です。(日本だと150兆円の財政赤字ということですね)


 問題を解決するためのリソースが足りず、手段があまりない欧州に比べ、日本の問題がどれほど簡単かご理解いただけると思います。日本はただ、大本の問題である「情報の歪み」を正せばいいのです。そして、それを成し遂げることができるのは、日本国民以外には存在しないという話です。


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