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日本を変える5つの約束 発売開始!
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う~む・・・・専門家の言うことは聞くもんですね。やはり、最近、バナーが一気に増えたせいで、人気ブログランキングのバナーが埋もれてしまっていたようです。
Webマーケティングは深いです。
昨日は、平日の14:00開場という無茶なスケジュールにも関わらず、関係者一同、度肝を抜かれるほどの方々に、大阪産業創造館の講演会にお越し頂き、まことにありがとうございました。180人の会場がびっしりと埋まり、立ち見が出る状況になりました。(北川先生の秘書さんが数えたところ、198名とのことでございました!)
驚きました・・・・・。
今週末は、まだまだイベントが続きます。
◇4月17日(土)午前、大阪で始めての街頭演説会になります。
4月17日(土) 11:00~12:00
大阪駅前 ヨドバシカメラ 東南角 歩道
↓googleマップの短縮リンク
http://bit.ly/ckmVdq
◇同日 西村幸祐&三橋貴明 W講演「インターネットとメディアの行方」◇
【日時】 平成22年4月17日(土)18時10分~20時30分(開場:17時45分)
【会場】 文京区民センター 2-A会議室(文京シビックセンター向かい側)
詳しくはこちら
◇4月18日(日) 頑張れ日本!全国行動委員会 愛知本部設立記念講演会 ◇
(桜華会館 桜花の間)名古屋市中区三の丸一丁目7番2号 電話(052)201-8076
13:00受付 13:30開始 講演会・結成大会 終了予定16:30
終了後、懇親会 17:00~19:00
詳しくはこちら
先日発売の「SPA!4/13号」に掲載された「マネー特捜 ユーロの恩恵を受けてきたドイツ。ユーロ維持のためにギリシャを支援したいはず」において、わたくしは以下の通り書きました。
『特に、ドイツが救済の主役を務めた日には、ギリシャ国民からはもちろん、自国民からも政府が恨まれる羽目になりかねない。何しろ、ギリシャ救済に使われるカネは、ドイツの「国民のカネで!」と批判される。結果、支持率が下がる。ドイツ政府としては、こんなシナリオはごめん被りたいところだろう。』
そのまんまの記事が報じられました。
『ドイツ財務省:ギリシャ支援、実施には議会の承認が必要に-方針転換
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=agcKOYtAfkG8
ドイツ財務省は、ギリシャに金融支援を提供する場合、その是非をめぐり議会で投票が実施されるだろうとの見方を示した。ギリシャ支援反対派の議員との対立が生じる恐れがある。
ドイツ財務省のオフェル報道官は14日、ベルリンで記者団に対し、ギリシャが支援を求めた場合、「財務省は議会に権限の承認を求める」と述べ、連邦下院は「当然、これを承認する必要があるだろう」と続けた。オフェル報道官は議会通過のプロセスがどの程度の時間を要するか具体的には言及しなかった。
欧州連合(EU)はギリシャに300億ユーロの融資支援策を提示したが、このうちドイツの拠出分は84億ユーロとなっている。議会投票に基づく承認が必要となった場合、これまでの方向を180度転換することになる。(後略)』
ドイツがギリシャに金融支援する際に議会の投票が実施された場合、少なくとも支援開始までの時間は大幅に延びてしまうことになります。
要するに、やる気がないわけですが、支援した挙句、ドイツ政府が自国民とギリシャ国民から恨まれることが分かっている以上、当たり前過ぎるほど当たり前ですよね。
ギリシャ政府はついにIMF、ECB、それに欧州連合と、緊急支援要請時のメカニズムについて協議を求めました。少し前までは「我が国は一切の支援を必要としていない」とか何とか言っていたのですが・・・。
このギリシャ政府の財政危機を「活用」し、例により日本の財政問題を煽っているアホたちがいますが、
◇ギリシャ政府の負債の債権者は七割以上が外国人、日本はわずか6%
◇ギリシャ国債の金利は7%、日本は1%台で世界最低
◇ギリシャ政府の支払う金利は、七割以上が外国人に支払われるが、日本は94%が国内の金融機関(及び家計)
◇共通通貨ユーロの性質上、ギリシャ政府が償還や利払いの負担から逃れる術はデフォルト以外にないが、日本は日銀に買い取ってもらえば償還や利払いが不要になる
◇ギリシャは延々と経常収支赤字を続け、国民一人当たりの経常収支がアメリカの三倍にも達しているが、日本は延々と経常収支黒字で、世界最大の純資産国(要は金持ち国家)
という「環境の違い」を無視して「ギリシャ政府のように、日本も・・・・」とやっているわけです。上記の条件の違いを見る限り、ギリシャ国債と日本国債は「全く別のもの」でしょう、どう考えても。
今年になり、いきなり流行り始めた「家計の金融資産を、国の借金が上回れば・・・破綻なの!」は、あまりにも統計原則やら物理原則を無視したトンデモ破綻論でした。それが散々に笑い物にされ、バカにされたので、今度は、
「ギリシャ政府のように・・・」
と、破綻のロジックが切り替えられたわけですね(あと、日本国債のCDS市場の規模を無視して「CDSが!」とか言っているアホもいますが)。
要するに、この種の「結論に辿りつくまでのロジック」をコロコロ変えてくる破綻論は基本的に「嘘」ということです。ロジックが変わろうとも結論が同じという、ダブルスタンダード(でいいのかな?)をやっているわけです、連中は。
結論は常に同じ(日本は財政破綻する!)で、そこに流行りの単語やフレーズを押し込み、適当に破綻論をでっちあげているわけですね。
ここまで幼稚で稚拙なやり方をしておきながら、
「我々は知識人ですよ~。我々の言うことを聞いてください~」
などと言われてもねえ・・・。
「義務教育からやり直せば?」
以外に、コメントのしようがございません。
『内閣支持、続落23.7%=56.5%が不支持-時事世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010041600629
時事通信社が9~12日に実施した4月の世論調査によると、鳩山内閣の支持率は前月比7.2ポイント減の23.7%となり、政権運営の「危険水域」とされる2割台に落ち込んだ。不支持率は同8.0ポイント増の56.5%だった。小沢一郎民主党幹事長らの「政治とカネ」の問題に加え、米軍普天間飛行場移設問題で鳩山由紀夫首相が「5月決着」を公言しながら進展していないことなどへの批判が背景にあるとみられる。(後略)』
わたくしは「現実の支持率」は、時事通信とニコ動の間のどこかにあると考えています。今は20%前後か、若干、割り込むくらいでしょうか。
普通の人ならば、このまま鳩山首相のまま参院選に突入するとは考えないと思いますが、鳩山氏の場合はどうでしょうかね。氏の性格からして、平気な顔で居座り続けるように思えてなりません。「責任」という言葉を理解しているのであれば、あそこまでコロコロと無責任に発言を変えないと思うわけです。
それでは、大阪及び東京の一部の方々は、街頭演説会や講演会で御会い致しましょう。
「次なる財政破綻論は、一体いかなる姿を取るのだろうか・・・・」などと皮肉なことを考えてしまった方は、
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