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『「ここを越えれば、人間世界の悲惨。超えなければ、わが破滅
 そしてすぐ、自分を見つめる兵士たちに向かい、迷いを振り切るかのように大声で叫んだ。
進もう、神々の待つところへ、われわれを侮辱した敵の待つところへ、賽は投げられた!
 兵士たちも、いっせいに雄たけびで応じた。そして、先頭で馬を駆るカエサルにつづいて、一団となってルビコンを渡った。紀元前四九年一月十二日、カエサル、五十歳と六ヶ月の朝であった。
(塩野七生「ローマ人の物語Ⅳ ユリウス・カエサル ルビコン以前」新潮社 P455)』

 子供の頃から、本を読むのが好きでした。
 二十歳を迎えても、やっぱり本を読んでいましたが、その頃から主に日本の評論家の本を読むようになりました。
 今も昔も、日本の書店には書物が溢れています。評論家も沢山います。 
 彼らは誰もが日本の現状を憂い、嘆き、批判し、そして自分なりの解決策を提示します。
 何年経っても、何年経っても、彼らは「解決策を提示し続けて」いました。
 あるとき、思ったのです。
「そんなに日本に問題があり、危機感を持ち、『自分の言う通りにすれば大丈夫』と言うなら、なぜ彼ら自身が政治家になり、問題を解決しようとしないのだろうか・・・・?
 今では理解しています。彼らはむしろ、日本の問題が解決しては困るのです。解決してしまうと、「危機を叫ぶ」「人々を煽る」という彼ら自身のビジネスモデルが成り立たなくなってしまいますから。

 日本のインターネットには、実に大勢の日本人がアクセスしています。「大勢」というのは、絶対的な話もそうなのですが、相対的、世界の他の国々と比べてもそうなのです。
 ブログのエントリー投稿で使用されている言語が、日本語が英語とトップ争いをしているのは有名な話です。エントリー投稿のみならず、日本人は日常的にブログへアクセスする人の割合が極端に多く、一週間に一度以上の頻度でブログにアクセスする人の割合が七割を超えています。(欧米は25%前後)
 インターネット上での情報交換が盛んな割に、日本では「構造上」新聞やテレビの権力が絶大で、現在、両者の葛藤・衝突が極限に達しようとしています。
 テレビや新聞の権力が強いため、今や政治家の方々が「国益」を語れないという、異様な事態に至ってしまいました。政治家がテレビや新聞に叩かれると、集票力が落ちるという「構造」がある以上、彼ら(政治家)自身で報道の異様性を解消しようとすることは、甚だしく困難です。(安倍政権が06年から07年にかけてトライしましたが、失敗しました。)
 それでは、テレビや新聞を無視することが可能な集票力を持つ政治家が出現したら、果たしてどうなるでしょうか。

◇氏名:三橋貴明
◇職業:中小企業診断士、作家(メディアからは「経済評論家」と呼ばれていますが)
  2010年2月にオープン予定のオンラインメディア「メディアパトロールジャパン」を運営・管理する株式会社三橋貴明事務所の代表取締役社長
  評論家とは呼ばれているものの、「マスゴミ崩壊!」など日本の新聞やテレビを批判する本を書いたため、大マスコミに呼ばれる可能性は限りなくゼロに近い
◇属性:10年1月現在、人気ブログランキング「政治部門」「ニュース部門」で二冠状態にある「新世紀のビッグブラザーへ blog」管理人。
 2ちゃんねらーにしてニコ動ユーザー、「日本のポップカルチャーに理解がある人」とかではなく、ワンピやハンタ、エヴァやハルヒやけいおん、それにドラクエやWii系が大好きな、ガチオタ
 数字ではなく「印象ベース」でミスリードを繰り返す、メディアや評論家たちが大嫌い
 外国人参政権や人権侵害救済法など、日本の伝統や文化を破壊する法案には心底から反対。この種の法案の危険性を、日本国民に知らせようとしないメディアを許せない
◇過去:2008年11月までは、インターネットユーザの大多数同様に、普通のサラリーマン
 2009年にはインターネットとITを駆使し、共著や対談本含め、13冊の本を出版
◇背後関係、支援団体:何もなし。ただの元サラリーマン
◇交友関係:すぎやまこういち先生、西村幸祐氏、藤井厳喜氏、渡部昇一氏、日下公人氏、石平氏、城内みのる氏、稲田朋美氏、水島総氏、八木秀次氏、宮崎哲弥氏などなど、意外に幅広い。最近は青山繁晴氏とのお仕事の機会が増えてきており、櫻井よしこ様ともお仕事の関係ができる予定 (ここでは書けない交友のある著名な方々も、結構多かったりします。)

 こんな「普通の元サラリーマン」が、皆さんインターネットユーザの「代議員」を目指し、政治に挑戦し、全国から「三橋貴明」の名前で応援できるとしたら、素敵な「祭り」になると思いませんか。
 昨年8月31日の「今日から 
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10332344941.html  」において、わたくしは以下のように書きました。
『三橋貴明は2010年の参院選に挑戦することを決心しました。但し、条件を一つ付けました。それは、非拘束名簿式で全国から投票できる形で挑戦できなければ、取り止めるというものです。』
 なぜ「非拘束名簿方式」でなければならないのかといえば、それ以外に「全国の人に三橋貴明と名前を書いてもらう」手段がないためです。
 
 本日17:00に記者発表される予定ですが、三橋貴明は自由民主党の参院選全国比例区(非拘束名簿方式)の候補として(99%の確率で)認定されます。何で99%なのかといえば、公認証をもらえるのが、24日の自民党党大会になるためです。(その前に記者発表だけはしてしまうそうです。)
 残念ながら、わたくしは本日は地方で講演のお仕事があり、記者会見の方には出席できません。(報道資料だけが配布される予定になっています。)
 上でも書きましたが、支援団体も支援企業も何もない、まさしく徒手空拳(旧来型の選挙の場合)な政治活動の始まりになります。もちろん、本当に徒手空拳では目的を達成できませんので、このときのために様々な準備をしてきたことは、ご存知の通り。
 
 共和制末期の古代ローマでは、軍団を率いた司令官はルビコン川を越えて南下することは許されませんでした。それはすなわち、共和国に対する反逆としてみなされてしまったのです。
 元老院との対立の末に、「元老院最終勧告」という切り札を切られたユリウス・カエサルは、紀元前49年1月12日にルビコン川を渡りました。後戻りができない道を、歩み始めたのです。
 
 三橋貴明も、本日、ルビコン川を渡ります。




 皆さんは、どうされますか。


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