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『国債は、国がお金を調達するために発行する債券です。つまり日本国政府が皆さんからお金を借りていることになります。借り主が国なので信用度が高く、安全性も高い金融商品です。(財務省「安全・手軽・選べる 個人向け国債」より)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/contents/kokusai/index.html
(情報提供:古き碧き泉様、los*m*iq様)

 予め書いておきますが、本日の情報量(というか種類)は多いです。多すぎるので、話題の頭に ◇ をつけることに致します。

◇一昨日の「他国すべてに無用な国家(注:Ameba側)」のコメント欄に、何とご本人様が降臨されていらっしゃいました。(ご指摘頂いた皆さま、ありがとうございました。)
 大変光栄でございます。また、ミスのご指摘ありがとうございます。早速修正させて頂きました。
 しかも、次回作の予告まで書き込んで頂き、ありがとうございました。心の底からワクワク感をもって期待させて頂きます。
 
 ところで、ご本人もお書きになられているように、増田氏とわたくしの経済に対する見解は、全く同じというわけではありません。(当たり前です)ちなみに、リチャード・クー氏とわたくし(及び廣宮氏)の経済に関する見解も非常に似ていますが、やはり一箇所だけ、決定的に違うところがあります。その辺りとかも比較しながら読んで頂くと、大変面白いと思います。

◇今週火曜日に発売の週刊SPA!12月29日・1月5日合併号において、三橋が「注目の壮絶生存競争に勝ち残るのはコイツだ」特集の中に登場しています。(タイトルは「民主党 v.s. リフレ派・経済成長派」です。)
 経済成長派とは何かといえば、実は当初、わたくしは「リフレ派」に分類されていたのです。とは言え、わたくしは「自分はリフレ派です」などと名乗ったことは一度もありませんし(ちなみに「保守派」もありません。理由は・・・分かりますよね)、そもそもリフレ派の定義もよく知りません。というわけで、SPA!の編集さんに、
「どうしても分類するなら、『経済成長重視派』にして~」
 と、お願いし、「経済成長派」となったわけです。←この「経済成長派」という言葉は、あまり聞き慣れないと思います。その理由は、これまでは、
「国家経済は成長する」
 というのが当たり前の認識として、社会(と言うか、世界)で共有されていたからです。ところが、日本ダメポ論(=日本ダメダメ論)の蔓延により、ついに「経済成長」を前提にせず、「ムダ削減」という名の下でGDPを削り取ることに専念する凄い政権が誕生してしまいました。
 さらに、そもそもなぜ「ムダ削減」なのかといえば、「(財務省式に言う)国の借金!」が問題だという、誤った前提に基づいているわけです。しかも、その財務省自身が、冒頭に書いたように国債について「日本国政府が皆さんからお金を借りている」と説明しているくせに、同時に「国民一人辺りの『借金』六百何十万円!もう終わりだ!」などとマスメディアに煽らせ、フィクションである財政危機論を広めているというダブルスタンダード。
 全ては一本の線で繋がっているのです。
 というわけで、逆に来年の日本において、「政府の負債の『本当の意味』」や「経済成長路線」がキーワードになってくると考えてくるのです。すでにその兆しは出始めていますが。
 ところでSPA!といえば、「SPA!生 第27回」 
http://ch.nicovideo.jp/channel/ch380  に、またまた三橋が登場しています。今回はTAC出版の「経済ニュースの裏を読め!」をテキストに、円香ちゃんに様々な「経済関連」のレクチャーをするという趣向になっています。
 是非、ご覧下さい。(相変わらずのグダグダ感ですが、それもまたコンテンツの一種でございます。)

◇すみません、チャンネル桜の「経済討論第9弾!~民主党政権と経済問題Part②」ですが、放送は12月26日(土)でした。先日、間違って24日って書いてしまいましたね。謹んで訂正いたします。

◇本日の「Daily故人献金ニュース!」

首相、世論反発なら退陣も 元公設秘書 在宅起訴
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009122502000089.html
 鳩山由紀夫首相の資金管理団体の政治資金収支報告書虚偽記載問題で、東京地検特捜部は二十四日、政治資金規正法違反の罪で元公設秘書を在宅起訴、元政策秘書を略式起訴した。これを受け、首相は記者会見し、世論の厳しい批判が収まらない場合は、退陣もやむを得ないとの意向をにじませた。(後略)』

首相「何も知らなかった」 苦しい弁明淡々と
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091225AT1G2403F24122009.html
(前略) 「国民の皆様には理解してもらえないかもしれないが、事実は事実として申し上げるしかない」「私腹を肥やしたつもりはない」。元公設第1秘書の在宅起訴と元政策秘書の略式起訴を受け、24日、会見に臨んだ鳩山由紀夫首相は、苦しい弁明を繰り返した。』

鳩山事務所に拠出、7億円はどこに消えた?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091225-OYT1T00030.htm?from=top
(前略)◆ブラックボックス◆
 5年間に首相と母の資産から鳩山事務所に拠出された資金は総額約11億円に上るが、このうち友愛政経懇話会で使われたのは約3分の1にとどまる。残る7億円余はどこに消えたのか。(後略)』

鳩山首相説明も偽装? 献金、食い違う事実続々 「国民欺いた」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091225/crm0912250035001-n1.htm
 8月の政権交代前からくすぶり続けた鳩山由紀夫首相側の偽装献金事件は24日、現職首相の元公設秘書2人が刑事責任を問われる異例の事態となった。鳩山氏は過去に「秘書の罪は国会議員の罪。ことに金庫番秘書ならなおさら」と自民党側を批判したが、在宅起訴された元公設第1秘書、勝場啓二被告(59)はまさに鳩山氏の“金庫番”だった。一国の宰相は「政治家の言葉」の重みをどう考えているのか。今回の事件では、鳩山氏の説明自体が“偽装”だった疑念をも抱かれている。(後略)』

 ついに「退陣もやむを得ない」と書くところが出てきましたね。(しかも、東京新聞かよw)
 こうなったら、早いですよ~。
 大久保の公判が始まり、民主の石川議員が立件されると報道され、首相の元秘書が二人も起訴され、6億円の贈与税を納入、すなわち「脱税」が確定し、さらに7億円が使途不明。11月の失業率は、5.2%と前月より0.1ポイント悪化。普天間問題結論先送りで、完全にアメリカを敵に回し、小沢総書記殿の暴走で、保守層からソッポを向かれ、ガソリン税暫定税率の廃止を始め、公約破棄を連発。
 唯一の救いは、あまりにも問題が多すぎて、それぞれの問題の印象が薄まってしまうことでございます。良かったですね、鳩山君。

◇皆さん大好きな毎日変態新聞が、皆さんをメシウマ状態に導く状況に陥っているという話。

毎日新聞、中間決算が2年連続の赤字
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091224-OYT1T00986.htm
 毎日新聞社が24日に関東財務局に提出した半期報告書によると、2009年9月中間連結決算は税引き後利益が12億3400万円の赤字だった。(後略)』

 え~、毎日の決算は、明後日に「毎日変態新聞倒産への道 その11」として特集します。
 さすがに本日に入れるのは、詰め込み過ぎというのもありますが、わたくしがこの後、「皆さんが大好きな」某女性議員向けの資料を準備しなければならず、細かい財務分析をしている時間が取れないというのが最大の理由です。
 
 というわけで、明日は「皆さんが大好きな」某女性議員特集です(多分)

「それにしても財務省のダブルスタンダードには、今さらながら呆れ返ってしまう」と思われた方は、

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