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Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」連載中


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「三橋貴明の<ウラ読み>経済レポート  
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先週、生出演したSPA!生 第20回の動画がアーカイブに載りました。http://ch.nicovideo.jp/channel/ch380

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 おお!いつの間にやらAmeba側が人気ブログランキング「総合八位!」になっているではありませんか!ありがとうございます。総合八位ということは、人気ブログランキングに登録している六十二万六千八百十九件(何となく漢字)のブログの中で、八番目ということですね。これはかなり凄い! 
 しかも政治部門の第1位の名門ブログ「博士の独り言」まで、20000ポイント切りました。こ、これはひょっとして・・・。(ちなみに、20000ポイントの差とは、一週間に2000人の差になります。一日300人ですね。)

 昨日ご紹介した【大道無門 #197】ゲスト:三橋貴明(経済評論家・作家)ですが、ニコ動のコメントを見るとかなり評判がいいみたいですね。

【大道無門 #197】ゲスト:三橋貴明(経済評論家・作家)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8736020

 これはなぜでしょう? 組み合わせの勝利なのでしょうか。以前『「新世紀のビッグブラザーへ」の世界 その2 http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10284646344.html  』で書きましたが、「三橋貴明」は渡部昇一氏の世代とは、結構話が合うのです。要するに「戦前の日本」を知っている方々ですね。
 以下、『「新世紀のビッグブラザーへ」の世界 その2』にご登場頂いた某著名財界人さんのコメント。
「人類史上、最も幸せだった人々は、江戸時代の日本人だ。明治以降も、治安維持法制定までは、日本は大変自由な国だった。今の日本人は、戦前をまとめて考える傾向があるが、それは明らかに間違いだ」
 ちなみに、わたくし、もしくはわたくしたちの世代が「戦前の日本を知っている」などと、傲慢かつ嘘くさいことを申し上げるつもりはありません。単純に、戦前の日本を全否定する人たち(例:マスメディア)に反駁し、色々と調べていくうちに、その虚構や虚実に気がついた結果、価値観が何となく「戦前の日本を知っている人たち」に近づいたということだと思います。
 
本日の「Daily故人献金ニュース!」

参院予算委論戦スタート 肝炎、原爆症で首相「法案成立を約束」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091106/plc0911061126007-n1.htm
(前略)首相はまた、自らの政治資金収支報告書の虚偽記載問題について「道義的責任はあると思うが、政権交代に向けて国民の支援をいただいたのも事実。その任を果たしたい」と述べた。(後略)』

 居直った~っっw やっちまった鳩山くんw。 君が問われているのは「政治資金規制法違反」であり、道義的責任云々じゃありません。といいますか、お前は昨日まで「捜査に委ねる」とか言っていたくせに、何いきなり「道義的責任の有無」に話をすり替えようとしているの。
 この態度は最悪です。日本人が最も嫌う態度と言っても、過言ではないでしょう。
 少なくとも法治国家の日本において、国民の支援と「政治資金規正法違反」は、何の関係もありません。国民の支援があれば、違法行為をしても構わないと言うのでは、人治主義の中国や北朝鮮と変わらないでしょう。
 だんだんド壺に填っていく鳩山を見ているのが、楽しくなってきてしまいました。
 
 民主党政権の言っていることは、鳩山にしても他の閣僚にしても、毎日のようにブレまくるので、すでに真面目に論評する気が無くなっているのですが、一応。

成長戦略、年内にも策定=雇用・環境・子どもが柱-政府
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c0%ae%c4%b9%c0%ef%ce%ac&k=200911/2009110800101
 政府は8日、内需拡大と新産業育成による景気浮揚を目指し、中長期の経済成長戦略を年内にも策定する方針を決めた。「雇用」「環境」「子ども」を3本柱とし、関係閣僚による閣僚委員会を今月中に設置、本格的な検討に着手する。菅直人副総理兼国家戦略担当相が同日、都内で記者団に明らかにした。
 「雇用」と「環境」に関しては、既に政府の緊急対策本部や検討チームが動きだしている。成長戦略には、それぞれ介護や農林業分野などでの新規雇用創出や、太陽光パネルの普及、環境分野での新産業育成などが盛り込まれる見通しだ。(後略)』

 予言しておきますが、どうせ「雇用創出」だとか「環境擁護」だとか「子育て支援」などの美辞麗句を連ねただけの、数値要素ゼロの成長戦略になるでしょう。
 というか、それ以前に年末には鳩山の秘書の逮捕もしくは起訴で、政権がガタガタになるのは確実ですが。ひょっとして菅は、「自分の政権」のために成長戦略を立てる気なのでしょうか。
 わたくしが前政権(麻生政権)を支持していたのは、「2020年に実質GDPを120兆円押し上げ、400万人の雇用機会を創出する」などの数値目標がカッチリしていたからです。何度も書きましたが、「2020年に実質GDPを120兆円押し上げる」という目標は達成できるかも知れませんが、「友愛社会を実現する」という目標の達成は百パーセントできません。なぜならば、「友愛社会」を数値的、客観的に定義することができないからです。
 すなわち「友愛社会を実現する」とは、「『何か』を達成します」と言っているも同然なのです。

 わたくしのブログでは「戦略」という言葉がやたらと出てきます。戦略(少なくとも経済関連では)とは別に難しい話ではなく、「数値目標とそれを達成するまでの道筋」になります。
 国家経済の戦略で言えば、GDPを「いつまでに、いくら」増やすのか? それを実現するために、GDPの各支出項目(個人消費、民間投資など)を「いつまでに、いくら」増やすのか? そのために政府が「いつまでに、いくら」お金を「どのように(政府支出? 所得移転?)」使うのか? その政府が使うお金は「どのように調達されるのか?」。実は、これだけなのです。
 あとは各計画をロールバックしていき、微調整するなり、目標を修正するなりしていけばいいだけです(これは、どちらかと言えば官僚さんたちの仕事)。
 但し、政治の場合は「どのように、国民の支持を得るのか?」という、本来は戦術的要素が、戦略要素として入ってきます。麻生政権というか、自民党政権が、この部分で激しくしくじったのは間違いないでしょう。
 企業の場合であっても、経営陣が立てる戦略を、どのように社員に周知していくかが大きな課題になります。そのため、社長は苦労して、毎日毎日、繰り返し繰り返し、同じメッセージを様々な「チャネル」で社員に伝えることで、戦略の徹底を図るわけです。社長がどれだけ立派な経営戦略を立てても、それが社員に浸透しなければ、まさに絵に描いた餅に終わります。
 【大道無門】でも言いましたが、わたくしが「日本の問題はマスメディアだけ」と繰り返しているのは、マスメディアの正常化が成されなければ、例え政権が完璧な戦略を立てたところで、無駄に終わることが明らかであるためです。
 
「マスメディアこそが日本の問題」に心底から同意して頂いた方は、

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