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ケーススタディ:事例のこと

 何気にAmeba側のブログランキング(政治部門)で、二位に肉薄しております。。。。

 本日も「Daily故人献金ニュース!」から。

首相献金問題、名簿から無作為抽出 パーティー出席者など
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091103AT1G0202802112009.html
 (前略)鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金問題で、政治資金収支報告書に記載するうその「寄付者」の名前を政治資金パーティーの出席者や支援者の名簿などから無作為で抽出していたことが2日関係者の話で分かった。名前を使われた支援者らは献金実績がない人が多かったという。このほか過去に寄付した人の名前も使っていた。
 同懇話会の会計担当だった元公設第1秘書が、東京地検特捜部の任意の事情聴取にこの経緯を説明しており、特捜部はずさんな会計処理を裏付ける事実とみて、実態解明を進めている。』

 しかしまあ、次から次へと色々と出てきますね。(どうでもいいですが、何でどの新聞も「関係者」を使うのでしょう?)
 当ブログでDaliy故人献金ニュースを始めて以降の動きを、まとめます。以下の日付は全てエントリー掲載日になります。「出来事」の日付については、それぞれの日のエントリーをご覧下さい。

10月4日 鳩山が虚偽記載として削除した寄付者の中で、十名が「実は献金していた」
10月9日 鳩山への寄付者を、検察が参考人聴取。鳩山が「真実が明らかになればいい」とコメント。検察が鳩山の弁護士を聴取。鳩山が「捜査に影響のある発言は避ける」と、それこそ捜査に影響を与えそうなことを発言。鳩山が虚偽記載された人に「同じ名前の人と勘違いしていた」と手紙で釈明。鳩山が収支報告書を訂正した17年より前の虚偽記載も発覚。ついでに五万円以下の小口献金も虚偽記載が判明。
10月10日 03年、04年分の故人献金が判明
10月15日 検察が鳩山家の資産管理団体を調査したことが判明
10月17日 鳩山の元公設第一秘書が検察に聴取されていたことが判明
10月18日 鳩山の父威一郎の時代から虚偽献金を繰り返していたことが判明
10月20日 クリスマス献金の件で民主支部が資料を提供させられていたことが判明
10月25日 小口献金の大半が虚偽記載であったことが判明
10月27日 小口献金も大半が鳩山家の資産であり、首相に事情を話した上で引き出していたと秘書が供述していることが判明
10月29日 鳩山が自らの資産を、量的制限を越える金額分献金していたことが判明
11月2日 会計帳簿に、誰が献金したかわからない百万円単位の資金が年に数回記入されていたことが判明
11月3日 鳩山が「まるで気がついていなかった。事務所スタッフとのコミュニケーションを怠っていた。痛烈に反省している」と発言
11月4日 虚偽献金者の名前がパーティ出席者などの名簿から「無作為抽出」されていたことが判明 <<<<NEW!

 いやあ、こうしてまとめると凄いですね。
 さらに凄いのは、ここまで事態が煮詰まっているにも関わらず、テレビが(NHKを除き)ほとんど放送しないという事実です。元々、2ちゃんねるに代表されるインターネット上のコミュニケーション・スペースでは、マスコミ不信が渦巻いていましたが、それは今や「マスコミ憎悪」に変わりつつあります。
 前首相については、
「漢字の読み間違い」
「カップラーメンの値段を間違えた」
「ホテルのバーで酒を飲んだ」
「ホッケの煮つけと、浮世離れな発言した(実際にはこの料理は存在します)」
 などという、超くだらないネタで人格攻撃を繰り返してきたくせに、現首相については、↑あれだけ新聞紙面で疑惑が報じられながら、テレビは沈黙を守っているのです。これほど素晴らしいケーススタディはありません。本エントリーをここまで読み進めて、
マスコミは別に偏向していない!
 と主張できる人はいないでしょう。精々、この事実を利用させてもらうことにいたしましょう。
 というわけで、日本のマスメディアがどれほど異様か、あちらこちらで大声で言いふらすことに努めております。

渡部昇一の「大道無門」 #197  11月6日(金) 21:30-22:00
 http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=380
 歴史から言語、政治経済、哲学まで、幅広く深い知識においては白眉の存在である渡部昇一が、ゲストそれぞれの魅力や、専門分野にまつわる話題を巧みに引き出しながら、知的で奥深い「大道」へといざなう対談番組。 
 テーマ:公共事業や「子ども手当」などに見る 民主党政権による経済政策の問題点 ほか
 ゲスト:三橋貴明(経済評論家・作家)
 
 ちなみに、渡部昇一氏は当ブログでたまに出てくる、
社会主義者から我々は学ぶものは何もないと思っていたが、たった一つあった。それは彼らが、繰り返し語ることだ
 というフレーズを「書籍」という形で教えて下さった方になります。渡部氏がハイエクの台詞としてご自身の著作で引用されたものを、わたくしがパクってブログで多用しているわけです。
 現在のマスメディアや民主党の異様性は、眠っていた多くの日本人の目を覚ましつつあります。要するに、現在の環境が日本人の危機感を呼び起こしたわけですが、おかげさまで、わたくしも色々な方々からお声が掛かるようになりました。(今後も、大物と続々とお会いする予定になっています。詳細は本ブログやメルマガで公表していきます。)
 この「お会いする」というのは、予想以上に強い力があります。例えば、わたくしは現在、日下公人氏と対談本の企画を進めており、何度もお会いしています。氏とお会いする度に、わたくしは新たな知識、知恵を授かっています。しかし、それは間違いなくお互い様なのです。
 お会いして会話をすることで、互いに刺激し合い、その中から物事を変えていく力のようなものが産まれます。そう考えると、大勢の人々がブレインストーミングする2ちゃんねるについて、「最強のシンクタンク」と呼ぶ人がいるのも理解できるのです。

それにしても鳩山の黒さと、国内マスメディアの偏向は異様だ、と思った方は、
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