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 代表戸締役様、【経済討論第7弾!~どうなる!?世界経済と日本】ご出演おめでとうございます。SOTVで拝見させて頂きました。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1541
 田代さん、
『国内』向けの国債を返済した国は、いまだかつて一カ国もない(インフレで拡散しちゃうから)
 と、まことに当ブログ向けの発言をして頂いて、ありがとうございました。もちろん(これも田代氏が仰っていたように)「海外に発行した国債」は別でございます。はい。
 
 さて、何となく毎月ヲチして掲載している「電通 売上高」の八月分がアップされていました。
 か~な~り、ショッキングな結果になっています。(主にテレビ業界の方々にとって

電通 単体売上高(対前年比)推移 2008年5月-2009年8月
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_24.html#Dentsu09Oct

 ワ~オッ! テレビの広告が新聞広告よりも落ち込んでいるじゃんw m9(^Д^)プギャー って、ん・・・・。
 もう一度、改めて09年8月の意味を考えてみましょう。確か、わたくしの記憶によると、8月には総選挙があったような・・・・
 ええっ!!!
 総選挙でテレビ広告が増えたはずの8月で、テレビ広告の売上高が対前年比73.3%(▲26.7%)って、マジですか!
 逆に、新聞の方は対前年比82.6%と、若干盛り返しました。(7月は71.9%) この急回復はさすがに総選挙特需の影響のように思えるのですが、そうなると、益々テレビの減少振りの方が「???」ということになります。ちなみに、新聞の電通売上高が対前年比でマイナス20%超に「ならなかった」のは、今年初めてのことです。
 それにしても、総選挙特需がテレビに「全くなかった」など、到底信じられません。これは、普通に考えて、企業のテレビ広告離れが「加速」しており、選挙特需がなければ、テレビ広告売上高は下手をすると四割近い落ち込みになっていたと考えるのが、正解なのではないでしょうか。
 スタートダッシュこそ新聞に負けましたが、もしかしたらテレビの広告費減少は、すでに新聞を追い抜いたのかも知れません。しかも、何度も書きましたが、「広告と購読料」という二本柱の売上を持っている新聞と比べ、テレビは(単体では)九割超が広告なのです。それがマイナス20%を突破してしまったわけですから、まさしく「売上が二割減」という状況ということになります。
 いずれにせよ、9月の数字を見ればはっきりするでしょう。

 テレビ業界にとって不吉なニュースが続きます。

『Internet overtakes television to become biggest advertising sector in the UK
http://www.guardian.co.uk/media/2009/sep/30/internet-biggest-uk-advertising-sector
 The UK has become the first major economy where advertisers spend more on internet advertising than on television advertising, with a record £1.75bn online spend in the first six months of the year.(後略)
 イギリスにおいてインターネットがテレビ広告を追い抜き、最大の広告セクターへ
 イギリスのオンライン広告が上半期に17億5000万ポンドを記録し、同国は広告を出す企業がテレビ広告よりもインターネットに広告を費やす最初の主要経済国になりました。(後略)』

 ついに、ついに、英国の上半期においてインターネット広告がテレビを上回ってしまいました。
 日本では今年、新聞の広告費がインターネットを下回るのは確実ですが、テレビも精々、二、三年でしょう。何しろ、何度も何度も書いたように、レガシーメディア(テレビ、新聞など)と異なり、インターネット広告は「費用対効果」が明確になるのです。
 企業のマーコム(広報担当)が、上司に、
「幾ら幾ら、広告費に使いました」
 と報告した際に、
んで、幾ら売上が伸びたの?
 と聞かれた際に、インターネット広告は即座に答えられますが、レガシーメディアは「不可能」なのです。このインターネット広告のアドバンテージをひっくり返すのは、並大抵の努力では難しいでしょう。と言うか、率直に言って不可能でしょう。

 ところで、「マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~」を出版し、色々な人から感想を言われるのですが、最も多いのは、
毎日新聞(のWaiWai変態報道事件)の件は、ショッキングだった。わたしは○○新聞(なぜか産経が多い)を読んでいるが、全く知らなかった

 というものです。どうやら結構、大物と言われる人々の間でも「マスゴミ崩壊」は読まれ、毎日変態新聞の「WaiWai変態報道事件」が知れ渡っていっているようです。彼らは何しろ「信用」が凄い人たちですから、影響力も半端ないでしょう。
 とにかく毎日変態新聞の「WaiWai変態報道事件」は、
記事自体がショッキング、というか、あり得ない
毎日新聞が事実関係を認め、謝罪しているが、訂正報道は書いていない
他紙が一斉に無視し、『報道しない自由』を行使
 と三拍子揃っており、非常にインパクトがあるのです。これ以上の「ツール」は、存在しないと言っても過言ではありません。
 これからも機会を狙って、この事件を日本中に周知していくように努めていくつもりです。わたくしの発信力が高まるのと比例して、この事件も日本国民の間で拡散していくでしょう。(そういえば、よしリンもこの事件について御存じなかったようです。「マスゴミ崩壊」を進呈させて頂きましたので、今頃は完璧に把握されていると思います。)

 多くの方々がお気づきだと思いますが、わたくしは、人並み外れてしつこいのです。それはもう、半端なく。

総選挙特需の中、マイナス26.7%のテレビ広告 m9(^Д^)プギャー と思われた方は、↓このリンクをクリックを。

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