三橋貴明診断士事務所  を開設しました。お仕事のご依頼はこちらから 
Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」連載中


「ジパング再来 大恐慌に一人勝ちする日本」( 講談社)発売中!
「中国経済・隠された危機」( PHP研究所)発売中!
「高校生でもわかる日本経済のすごさ」 (彩図社)発売中!


「無料メルマガ 三橋貴明の週刊ニュースレビュー」  
 ご登録者数が早くも(出版社様の)目標数値を突破! ありがとうございます。

 なお、本メルマガではセミナー、勉強会のご案内など、メルマガならではの情報発信をしていきます!


マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~  発売開始!


----------------


 一昨日、チャンネル桜の桜プロジェクトに出演しました。
三橋貴明】マスゴミ崩壊-捏造報道の原因はマスメディアの産業構造[桜H21/9/24]
http://www.youtube.com/watch?v=nVY7PfAkTik&feature=youtube_gdata  
ニコ動版 【チャンネル桜 三橋貴明 捏造報道の原因はマスメディアの産業構造
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8331191

 代表戸締役様、テレビ初出演、おめでとうございます! 10月1日 SOTVで視聴させて頂きます!

 font color=red>本日月曜日(9月28日)に阿佐ヶ谷ロフトAにて行われる「西村幸祐トークライブ『ああ言えば、こうゆう』」の方に出演
します。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/128755871.html
 わたくし以外にも、城内実氏、藤井厳喜氏も御出演されるそうです。皆さま、ふるって御参加ください。

----------------

【泥縄】「泥棒を捕らえてから縄を綯う(なう)」を略したもの。泥棒を捕まえてから、慌てて(泥棒を)縛るための縄を作ることで、事が起きてから慌てて準備することを意味する。泥縄は後手になったり、その場しのぎな政治や経営の他、様々なそうした事象に対して使われ、「泥縄状態」「泥縄式○○」という言葉もある。(日本語俗語辞書より)

ロバート・ムガベ】 ジンバブエ国の大統領(1980年~)
 2000年8月:自国のコア・コンピタンス(中核的能力)と言える白人所有大農場の強制収用を政策化。白人所有の農業技術が失われ、ハイパーインフレへの口火を切る。さらに外資系企業に対し、株式の過半数を、自国民に譲渡することを命じる法案を成立。外資系企業が一斉に撤退し、国内の物不足が顕著になる。
 そこで「物資を所有する者は、市場に供給しなければならない」という物凄い法案を成立せる。国内経済が大混乱に陥り、物価が高騰した。
 そこで「物資を安値で売らなければならない」という、もはやコメントしたくなくなるような法案を成立させる。企業の売上がコストを下回ることになってしまい、国内企業が倒産の嵐に。

前原誠】 日本国国土交通大臣
『八ツ場ダム建設中止を明言=「マニフェストを実行」-前原国交相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200909/2009091700011
 前原誠司国土交通相は17日未明、国交省内で記者団に対し、民主党がマニフェスト(政権公約)で中止すると明記した八ツ場ダム(群馬県)建設事業について、「われわれのマニフェストを実行する」と述べ、中止の方針に変わりはない考えを明らかにした。(後略)』
 ↓↓↓↓↓↓↓↓
『前原国交相:ダム中止に補償新法表明--群馬・八ッ場と熊本・川辺川
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090927ddm001010083000c.html
 前原誠司国土交通相は26日、八ッ場(やんば)ダム(群馬県)と川辺川ダム(熊本県)の建設中止に伴い、地元への補償措置を定めた新法を来年の通常国会に提出する考えを明らかにした。(中略)
 会見で前原国交相は、川辺川ダムについても八ッ場ダム同様、中止したほうが、継続した場合よりコストが高くなるとしても、中止の考えは変わらないことを明言した。
 両ダムの中止を明記した民主党マニフェストで、補償措置がなされることが中止の前提と記載していると指摘し、「マニフェストに掲げたことを着実にやるため、できれば、補償措置の立法を次の通常国会に提出したい」と話した。(後略)』

鳩「行政の無駄を削る!」
前「八ツ場ダム建設は中止する」
⇒「中止の方が、コストが高くなりますが・・・」
前「マニフェストに書いたのだから、余計コストが掛かっても中止する
⇒「保障措置が成されることと、マニフェストに書かれていますが・・・」
前「保障措置の立法を通常国会に提出する

 行政の無駄を削るという、大元の発想はどこに消えてしまったのでしょうか? あ、建設中止コストやら保障措置やらで、当初の予定よりも政府支出を多くすることで景気を喚起するという、深謀遠慮なんですねっ! くく・・・・その発想はなかった・・・・。
 ・・・・って、そんなわけあるかいっ!

亀井静香】 日本国金融財政大臣
『亀井金融相:返済猶予法案を指示 臨時国会提出目指す
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090924k0000e010073000c.html
 亀井静香金融・郵政担当相は24日、中小企業向け融資や住宅ローンを返済猶予(モラトリアム)する制度について、10月にも召集される臨時国会への提出を目指し法案化の作業を進めるよう大塚耕平副金融相らに指示した。(後略)』
 ↓↓↓↓↓↓↓↓
『支払い猶予法案は「友愛」 「総理は更迭できっこない」 亀井金融相
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090927/fnc0909271554002-n1.htm
 亀井静香金融担当相は27日、テレビ朝日の番組で、中小企業向け融資や個人向け住宅ローンの返済を3年程度猶予する「モラトリアム法案」をめぐり、政府内でも異論があることについて「(反対なら)鳩山(由紀夫)総理が私を更迭すればいい。できっこない」として猶予法案は与党三党の合意事項であることを強調した。(中略)
 この猶予法案をめぐっては、金融界が「経営を圧迫する」などと強く反発している。制度を導入すると、かえって信用収縮が起こり貸し渋り・貸しはがしが増えるとの見方もあるが、亀井金融相は「そんな理不尽なことを金融庁にはさせないようにする」と強調した。』

 いやいや・・・。当初の融資契約を無視して返済猶予を政府から強制される状況で、銀行が貸し渋りや貸し剥しに走ったところで、「理不尽」とは言わないでしょう。理不尽とは、むしろ当初の契約を無視して返済を滞らせる方です、JK。
 本当の意味で、中小企業のことを考えるなら、銀行に返済猶予を強制する、契約社会無視の政策を打つよりも、政府支出により需要を喚起するべきなのです。と言うよりも、国民新党はこの種の政策(政府支出拡大による需要喚起)を長年、主張し続けていたような気がするのですが、わたくしの記憶違いでしょうか。
 
 大元の成長戦略が皆無なため、様々な政策間で全く整合性が取れておらず、後から次々と法案を成立させ、目の前の問題を打ち払っていくというのが、鳩山政権のスタイルということなのでしょうか。
 勝手に命名させて頂くと、「泥縄政権」ってところですね。


まさしく「泥縄政権」だ!と思った方は、

↓このリンクをクリックを。

新世紀のビッグブラザーへ blog

人気ブログランキングへ


 新世紀のビッグブラザーへ ホームページ はこちらです。
 
新世紀のビッグブラザーへ blog一覧 はこちらです。
 
関連blogへのリンク一覧 はこちらです。

 兄弟ブログYahoo!版へ