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 代表戸締役様、テレビ初出演、おめでとうございます! 10月1日 SOTVで視聴させて頂きます!(挨拶)

 【集合知プロジェクト】日本が大好き!(Vol.10)は昨日で終了させて頂きました。皆様、沢山のご意見を書き込んで頂き、まことにありがとうございました。

 一昨日、チャンネル桜の桜プロジェクトに出演しました。

三橋貴明】マスゴミ崩壊-捏造報道の原因はマスメディアの産業構造[桜H21/9/24]
http://www.youtube.com/watch?v=nVY7PfAkTik&feature=youtube_gdata  
ニコ動版 【チャンネル桜 三橋貴明 捏造報道の原因はマスメディアの産業構造
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8331191

 昨日も書きましたが、明日月曜日(9月28日)に阿佐ヶ谷ロフトAにて行われる「西村幸祐トークライブ『ああ言えば、こうゆう』」の方に出演します。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/128755871.html
 わたくし以外にも、城内実氏、藤井厳喜氏も御出演されるそうです。皆さま、ふるって御参加ください。
 本トークライブ向けネタとして、国内マスメディアと外信の鳩山政権(及び民主党)に関する報道の「仕方の違い」(要はミスリードやソースロンダリング)の事例を集めて欲しいと言われましたので、本日のコメントにて募集させて頂きます。
 とりあえず、目立つのは以下の二つですかね、やっぱり。

Top 10 Colorful First Spouses (華やかなファーストレディ) タイム紙
http://www.time.com/time/specials/packages/article/0,28804,1920803_1920843_1920846,00.html
 Clearly, opposites attract. Just consider the marriage between incoming Japanese Prime Minister Yukio Hatoyama and his wife Miyuki. While Hatoyama, head of the upstart Democratic Party of Japan, is largely viewed in Japan as one of the duller members of a fairly colorless profession, Miyuki, an inspirational speaker and former actress, is literally out of this world.
 明らかに真逆の魅力。日本国首相鳩山由紀夫と彼の妻幸との結婚について、ちょっと考えてみよう。成り上がりの民主党のトップである鳩山は、かなり退屈な職業人(政治家?)の一人として見なされているが、霊感的スピーカーにして元女優の幸は、文字通り天下一品だ。

 第一位 鳩山幸、第二位 イメルダ・マルコスの時点で、「華やかなファーストレディ」が何を意味しているか一目瞭然ですが、本文の方もしょっぱなから皮肉全開です。この後は、例のUFOがどうのこうの、トムクルーズの前世がどうのこうの、という御存知の内容につながります。
 鳩山夫人が世界からどのように見られているか、ここまで端的に示した記事はないでしょう。
 これが日本でどのように伝えられたかといえば、

幸夫人が最も華やかなファーストレディー…米タイム誌選定
http://s02.megalodon.jp/2009-0912-0811-12/hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090911-OHT1T00028.htm
 米国を代表する週刊誌「TIME」は、このほど民主党の鳩山由紀夫代表(62)の幸夫人(66)を「最も華やかなファーストレディー10人」に選出した。「UFO体験」や「トム・クルーズの前世は日本人」発言は、今や全米メディアに浸透した格好だ。(中略)
 権威と伝統を誇る「TIME」誌が「世界のファーストレディー」に幸さんを選んだ。選考のカギになったのは、これまでAPやロイターなど世界的ネットワークを持つ通信社が注目したのと同様、やはりそのユニークでスピリチュアルなキャラクターだった。
 同誌では、すっかりおなじみとなった「金星に行ってきた発言」や「前世でトム・クルーズは日本人。私は彼と一緒だった」など、幸さんの過去の発言を紹介。並み居る世界的なビッグネームを差し置いて、最初に紹介されている。(後略)』

 いや、別に翻訳的に嘘は言っていないけど、
「金星に行ってきた」
「前世でトム・クルーズは日本人。私は彼と一緒だった」
 などという発言が「持ち上げられてブレーク」しているという記述が、日本人(あるいは世界の人々)の常識として「何を意味しているのか」くらい分かりそうなものです。御存知の通り、わたくしはあまりこの手の「断言」をしない性格ですが、この記事を日本人に読ませれば「眉をひそめる」人が絶対多数になると確信しています。
 スポーツ報知は分かった上で、この記事を書いたでしょうか? 分からないまま書いたのであれば、記者は「日本人の常識外」な感覚の持ち主ということになります。
 いずれにせよ、鳩山夫人の持ち上げに懸命なマスメディアへの、強烈なカウンタートークであることに間違いありません。

鳩山首相CO2演説、ヨーロッパで「惨敗」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090924-00000004-rps-ind
 22日、鳩山由紀夫首相がニューヨークの国連気候変動サミットで温室効果ガス25%削減を表明し、日本では「世界に発信」といった見出しとともに大きく報道されたが、ヨーロッパの主要テレビ局で鳩山氏を詳しく採り上げたところは見られなかった。
 フランスの「フランス2」、イタリアの「RAI」、イギリスの「BBC」、ドイツの「ZDF」の各テレビニュースは、同じニューヨークからの報道でも、オバマ米大統領と中国の胡錦濤国家主席の米中首脳会談を中心に採り上げた。
 そのいっぽうで鳩山首相の演説について詳しく触れた局はなく、鳩山氏をクローズアップした映像を放映した局もなかった。翌23日も、各局はオバマ大統領の国連総会演説や潘基文国連事務総長などを報じたものの、鳩山氏に関して触れた主要テレビ局はみられなかった。(後略)』

 一方、毎日変態新聞の社説。

社説:気候変動サミット 意思表明を具体策に
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090924k0000m070109000c.html
(前略)これまで、自民党政権下の温暖化政策は、国内の意見調整に重点を置く非常に内向きなものだった。麻生太郎前首相が表明した「05年比で15%削減」という中期目標も、産業界と環境保護派の双方に配慮した、ビジョンの見えない中途半端なものだった。その結果、国際的な政治・外交の場では存在感がなかった。
 それに比べ、鳩山首相の意思表明は国際的に存在感を示したといえるだろう。政権交代を印象づける効果は、ねらい通りだったはずだ。(後略)』

 変態は民主政権と心中する気だから、いいのでしょうけれども、他の新聞社はどうなんですかね。個人的には、読売はそろそろ手の平を返すかな、と。
 外信と国内報道の差異に関する情報、募集しています m(_ _)m

さすがの国内マスメディアも鳩山夫妻が「アレ」では、そろそろろ無理なんじゃないの、と感じ始めた方は、↓
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