新世紀のビッグブラザーへ blog-日本の田植え祭

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 人気ブログランキングでこれまでの最高である総合十五位を記録しました。m(_ _)m ありがとうございます。政治部門でも二位をキープしており、正直これほど早く100,000ポイントを超えるとは思いませんでした。重ねて御礼申し上げます。
 昨日、NHKスペシャル「JAPANデビュー アジアの“一等国”」偏向報道問題に対する抗議デモが行われました。今度は産経新聞が取り上げてくれたようですね。(この話題は明後日)
 このNHK問題に絡み、放送法改正を求める署名活動が始まっています。(提出先は麻生首相) わたしはすでに署名させて頂きましたが、御存じない方がいるかと思い、ご紹介させて頂きます。

NHK「JAPANデビュー」偏向問題 放送法改正で受信契約を自由契約にしよう!!
http://www.shomei.tv/project-1096.html

 このオンライン署名は、「署名TV http://www.shomei.tv/  」という仕組みを利用しています。京都の学生さんから「今後、強力な影響を持つサイトになる可能性がある」とご推薦頂きましたので、合わせてご紹介させて頂きます。

 さて、本題です。(情報提供 まいっちんぐ江頭先生 様 多謝!)

国内生産にV字回復の動き、無反応の東京市場は週明け消化も
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-38286020090529
 週末29日の東京市場では、朝方に発表された4月鉱工業生産とその先の予測値が予想以上に強かったものの、株式市場の反応は鈍く、円債市場は前日の急落を受けて国債先物が小幅上昇する展開だった。
 だが、生産からみた日本経済は、多くのエコノミストや市場関係者が予想していなかったV字型回復の軌跡を描き始めており、市場の一部には、週明けになって株高/債券安方向に時間差で動き出す可能性を指摘する声も出ている。
 <4─6月期GDPはプラスの公算>
 4月の生産は前月比プラス5.2%と市場予想のプラス3.2%を大きく上回っただけでなく、5、6月の予測ベースで見ると、4─6月期の生産は前期比プラス9.8%と急回復する。「生産指数は、夏場までに2008年末の水準に早期に回復するV字に近い回復をたどるかたちがみえてきた」(マネックス証券・チーフマーケットエコノミスト、村上尚巳氏)との指摘のように、予想を超える回復ぶりとなった。
 東海東京証券・チーフエコノミストの斎藤満氏は「今回の生産の予測値ベースデータが実現されれば、4─6月期のGDP(国内総生産)を3%近く押し上げ、GDP全体も前期比プラスになることが濃厚になった」と話す。仮にプラスとなれば、先進各国の中で最も早く日本が、四半期ベースのGDPで前期比プラスに転じることになる。(後略)』

 先日、某経済紙の取材を受けた際に、
「日本の景気回復はいつ頃になると思われますか?」
 と、聞かれ、(景気回復の定義って、なんじゃろ?)と思いつつ、
GDPが対前期比でプラス成長に転じるのがいつか、ということであれば、今期です
 とお答えしました。
 経済産業省が発表した(29日)四月の工業生産指数は、対前月比で5.2%上昇の74.3ポイントとなり、何と1953年以来の56年ぶりの上昇率を記録しました。ペースは落ちてきたとはいえ、輸出は未だに前年同月比で大きなマイナスを続けています。

4月の貿易統計、輸出額マイナス39% 減少ペース鈍る
http://www.nikkei.co.jp/keiki/boueki/

 5月16日の「オセロゲーム 
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/27928671.html  」で書いた、
『平沼議員が先日、経済産業省の方とお話し、
「直近の日本経済が、内需主体で回復してきている」
 と言われ、吃驚したそうです。』
 ですが、経済産業省の方はこの辺の数値を見ていっていたのかなあ、と思いました。
 ロイターの記事では「株価市場の反応は鈍く」と寂しいコメントになっていますが、何気に日経平均はこの三ヶ月間、主要国の中では最も上昇した株価指数の一つだったりします。

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_19.html#Stock090531

 しかも(対ドルで)円高ですから、株式市場が国内の在庫調整の終了や、各種政策による内需の拡大を織り込み始めたのではないかなあ、と思うわけです。
 とはいえ、困ったことに雇用指数は代表的な「遅行指数(景気動向に遅れて推移する指標)」ですので、失業率や有効求人倍率の悪化はもうしばらく続くことになるでしょう。失業増は日本の個人消費の足を引っ張りますので、生産の回復や株価の上昇と同時に、雇用が悪化していくせめぎあいがしばらく続くような気が致します。
 しかし、この辺↓の記事を見ていると、雇用の方もソロソロ出口が見えてきたのではないかとも思うわけです。

トヨタ、国内生産回復へ 9月計画、前年比8割近くに
http://www.asahi.com/car/news/NGY200905290023.html
 トヨタ自動車は9月の国内生産台数を、前年同月比8割近くまで回復させる計画であることが、29日わかった。これまでの大幅減産で在庫の削減が進み、新型プリウスの受注も好調なため。1日当たりの生産台数も、効率的な生産が可能な1万2千台を超える見通しで、すでに一部工場では残業が復活している。
 トヨタは2~4月の生産台数を月14万~16万台、前年同月比4割前後に落とす異例の大減産に踏み切った。トヨタが部品メーカーに内示した生産計画によると、5月は6割近くに回復。6月以降は6割を超え、9月には8割近い27万台程度に回復する見込み。 (中略)
 トヨタは昨年6月から期間従業員の採用を停止しているが、社内では「秋からの人手は大丈夫かという議論がちらほら出てきている」(伊地知隆彦専務)。今後、採用再開の動きも出てきそうだ。(後略) 』

 現時点で、日本が先進諸国の中で最も早くプラス成長に回帰するのは確信していますが、問題は継続性の方ですね。
 某経済紙では今後の日本の経済成長について、以下のように予想されていました。(対前期比年率換算)
09年第2四半期(今期)⇒プラス2.3%
09年第3四半期⇒プラス3.5%
09年第4四半期⇒プラス4.1%
 昨日、09年度補正予算成立の記事を取り上げましたが、さっさと関連法案が通り、政策が施行されていけば、このペースの成長は充分に可能だと思います。
 とはいえ、日本がプラス成長に回帰した場合、新聞やテレビは対前期比「年率換算」の成長率発表を取りやめるでしょうから、実際に報道される数字はこの四分の一くらいになっちゃいますけどね。

少なくとも毎日新聞は絶対に「年率換算」の成長率発表は中止する、と確信している人は
↓このリンクをクリックを。

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