新世紀のビッグブラザーへ blog-日本の田植え祭

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 ゴールデンウィークに入り、ブログご訪問者が一割強ほど減りましたが、何となくホッとしています。皆さん、きちんとゴールデンウィークを外出で楽しんでいらっしゃるようですね。
 え、わたし? はい、単行本執筆が予定より若干遅れ気味であるため、休日などなく、ひたすら執筆の日々です。(今までと変わらないわけですね。)
 予定が遅れたのは別にブログ更新のせいではなく、単発の雑誌の寄稿(Voice)や連載系の仕事が始まったせいです。連載系は、別に「まぐまぐ」だけではなかったりします。
 自業自得(仕事入れすぎ)とは言え、連休中にキーボードを叩き続ける筆者を哀れに思ったら、何卒ブログランキングのリンクをクリックを m(_ _)m (※でもまあ、内容がダメだと思ったら、クリックしないで下さいね。容赦は無用です。)

 本日は、08年11月8日のエントリー「↓世界で最もイノベーティブな国」の続編です。
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/19852656.html  

「イノベーション力」世界ランキング、トップは日本・中国は54位―英経済誌
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20090430005/1.htm
 2009年4月28日、香港紙・大公報によると、英経済週刊誌「エコノミスト」の調査部門は世界84か国を対象に調査した04年~08年の「イノベーション力」ランキングを発表した。1位は日本。中国も前回の56位から54位に上昇した。中国新聞網が伝えた。
 中国は2年前に発表された02~06年の調査では59位だったが、今回は54位にまで浮上した。同誌は「5年後にはさらに上位に入るだろう」と推測する。中国が短期間で一気に4位も順位を上げたことについて、調査報告は「注目に値する」と強調した。インドもまた58位から56位にまで順位を上げた。次回行われる09~13年の調査では54位に上がると推測されている。
 ランキングの上位5か国は順に日本、スイス、フィンランド、米国、スウェーデン。全体的に新興国の台頭が目立ったものの、上位はやはり先進国が独占する結果となった。』

 ソースを見たところ、エコノミスト誌は国家のイノベーション力(革新力)について、以下のメトリックスで測っているようです。

■アウトプット力:三つの主要な特許庁(欧州、日本、米国)における特許数により測られる。四年間の特許数と百万当たりの特許数を平均し、1から10までのインデックスを作成する。2007年のインデックスは、2002年から05年までの四年間、2009年のインデックスは2007年までのデータを使用している。
■インプット:以下のウェイトで測定する。
 ● 直接的な革新性のインプット(75%)
  ・GDP当たりの技術開発投資
  ・技術開発環境の質
  ・従業員教育
  ・従業員の技術力
  ・情報技術及び通信インフラの品質
  ・ブロードバンド環境の浸透度
 ● イノベーション環境(25%)
  ・政治的な環境
  ・市場機会
  ・企業の自由競争を推進する政策
  ・海外投資を推進する政策
  ・海外貿易と為替管理
  ・税金
  ・金融
  ・労働市場
  ・インフラストラクチャー

【エコノミストが評価した革新性順位は下記】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_17.html#Inovation

 上位陣の順位の変遷を見ると、首位と次点が変わらず(日本、スイス)、フィンランドが少し伸び、アメリカが少し落ちています。
 ベストテン圏内では、デンマークが順位を落としため、残りの国(台湾など)が少しずつ順位を伸ばした感じです。
 ベスト25位圏で最も順位を伸ばしたのは、意外なことに韓国(15位⇒11位)ですが、でもまあ、「ベスト10には入らない」レベルの革新性の高さは持っていると思いますよ、韓国。10位以内は強敵ばかり(日本、スイス、フィンランド、アメリカ、スウェーデン、ドイツ、台湾、オランダ、イスラエル、デンマーク)なので、ここに食い込むのは相当に難しいと思いますが。
 この「国家のイノベーション力」ですが、韓国の順位がかなり延びたため、朝鮮日報や連合ニュースがすぐに記事にすると思っていました。(無論、首位がどこの国なのかは書かずに。) ところが、今のところまだ記事にはされていないようです。
 韓国のメディアには、ぜひとも「首位」に触れずに、本話題を記事にして頂き、ねら~の嘲笑を買って欲しかったのですが・・・。
 もしも発見した方がいらっしゃいましたら、コメントください。

 エコノミスト誌の評価基準ですが、個人的にはかなりまともだと思います。
 「企業の自由競争を促進する政策」などが入っていると、今後の中国が順調にランキングを上げていくのは、何となく難しい気がします。自由な環境、自由な競争がない環境下で、イノベーションを起こすのは難儀でしょう。

 ところで、予想通りとは言えこの「イノベーション力世界ランキング 日本がトップ」について、日本のマスメディアは今のところどこも報道していないようです。日本のマスメディアにとって、日本が「世界首位」というのは、ひたすら目を背けたい現実である事がよく分かります。
 この手の問題に出くわすたびに、筆者も皆様も怒りを抑えきれないと思いますが、まずは問題意識を日本人が共有することが最も重要です。何しろマスメディアが全く報じないため、多くの日本人は、
国内マスメディアが日本の素晴らしさを一切伝えない
 という事実さえ、知ることができないでいるのですから。

 マスメディアのサボタージュや偏向報道が暴走すると、我々日本国民は下手をすると「共産革命」が起きたことさえ、事後にならないと分からない可能性さえあるわけです。まずは、この種の問題を、多くの日本人で共有することが、マスメディアの「報道テロ」に対する最大の防衛になると信じています。


日本首位の事実を伝えないマスメディアに怒りを覚えた方は

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