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たまたま本日お休みでしたので、「人権擁護法案」再提出に対する要請受付国民集会に行ってきましたので、ご報告。
 人権擁護法案はわたしが「新世紀のビッグブラザーへ」を書く、直接の切っ掛けになった法案です。その上、もしもこの法案が通ると、わたしの場合、過去の著作を理由に、ある特定の方々から人権侵害を申し立てられる可能性が高く、真剣に身の危険を感じますので、行かないわけにはいきません。

 会場は500名収容だったのですが、余裕で一杯になり、入れなかった数百名が要請書だけを提出してお帰りになりました。次はもっと広い会場にして欲しいです。
 画像は、出席した国会議員の方々(手前左から、島村元農相、平沼議員、中川議員、古屋議員、城内元議員、稲田議員、後ろ左から戸井田議員)、演説する戸井田議員、会場の様子(座っていた場所が真ん中辺りだったので、今一ですが、会場は一杯でした)、中川議員、古屋議員です。
 おそらくこの集会の様子は多くのブログで掲載され、放映もされると思いますので、補足だけ。

 古屋議員の言ですが、「真の人権を考える会」が再始動するそうです。その顧問に、島村議員、中川議員、そして「麻生太郎議員」が就任するとのこと。これはちょっとした嬉しい驚きでした。
 あと、印象に残った事を幾つか。
 法務省の役人に、今の既存の法律で対処できない人権侵害の例を言え、と詰め寄り、以下の三つの回答を得たとのことです。
■ 障害者に施設などで行われる人権侵害
■ 障害を持つ子どもが学校の入学を断られるケース
■ 刑務所で看守が収監者に行う暴力

・・・どう考えても、包括的な人権侵害を取り締まる第三条機関としての人権委員会を設立する理由にはなりませんよね。それぞれ個別法で対処し、対処できないなら個別法を作ればいいだけです。
 あとは、個人的には「新世紀のビッグブラザーへ」の第一章で描いた人権擁護法案の問題点が確認できたのが良かったです。僭越ながら、一切の過不足無く、人権擁護法案の問題点を的確に書くことができたと、つまらない満足感に浸ってしまいました。やはり、もう一度、出版の努力をしてみようかな、と思いました。
 とりあえず、「新世紀のビッグブラザーへ」は第一部のみ以下で公開しています。ご興味があれば。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/index.htm

 それでは最後に、わたしが提出した人権擁護法案再提出に対する要請書を以下にご披露し、本日の更新とさせて頂きます。

人権擁護法案再提出に関する要請書

 以下の理由から、人権擁護法案に反対致します。
■人権侵害の定義が不明確
■人権擁護委員の選出基準が不明確
■人権擁護委員選出に際し、国籍条項が無い
■人の心を扱う人権委員会が、公正取引委員会や国税庁と同じ第三条機関という異常性。公正取引委員会や国税庁とは異なり、歴とした数値などのエビデンス無しで、人権侵害の処罰が可能。
■人権委員会が裁判所の令状無しに、家宅捜索や過料の決定、あるいは人権侵害加害者の氏名を公表できるなど、明らかな憲法違反。
■人権侵害の濡れ衣を着せられた人に対する、救済措置が無い
■虚偽の証言による人権侵害の申し立てに対する、防止の仕組みが皆無
■人権委員会による人権侵害を阻む仕組みが無い。誰も人権委員会を掣肘も牽制もできない。

 本法案は、部落解放同盟や朝鮮総連、大韓民国民団など、特定の組織、あるいは外国勢力による特権獲得のための法案であるのは明らかです。
 日本人を差別するための法律である人権擁護法案には、断固反対いたします。

2008年3月10日 三橋貴明