「ドル崩壊! 今、世界に何が起こっているのか?」再重版決定!m(_ _)m 感謝!
http://www.amazon.co.jp/dp/4883926583
9月19日(金)発売の撃論ムック「猟奇的な韓国」に「崩壊進行中の韓国経済の病理」を寄稿しました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4775512609

 ちなみに、「ドル崩壊ではなく、円以外みんな崩壊?」というタイトルを以前使ったのは、ちょうど赤一ヶ月前の9月5日のこと終わりでした。この頃は、「ドル円は106.26円、ユロ円は151.26円、豪ドル円は86.02円、ポン円は187.14円」だったんですね。

http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/16482016.html

 ちなみに現時点の為替相場は「ドル円は103.25円、ユロ円は140.51円、豪ドル円は77.12円、ポン円は181.50円」です。まさに、世界の為替相場全面崩壊という感じです。と言うか、ボラタリティが高すぎです、どの通貨も。
 本来であれば、そろそろ「ドルの危機」シリーズは終了したいところなのですが、状況がそれを許してくれません。筆者としては「腐れ毎日変態新聞は倒産しろ!」とか「本当にあった怖い話」系のエントリーを書く方が好きなのですよ。意外かも知れませんが。
 さて最近の為替相場の崩壊振りを視覚化するため、例により本日までの主要国通貨の動き(対ドル)を、十日間でまとめてみましたので、ご覧下さい。

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_12.html#vsUSD081006

 う~む。。。何気に日本円を除く主要国通貨で(注:当ブログでは韓国ウォンも主要国通貨に含みます)、最も対ドルで下落していないのが「あの」英国ポンドですから、笑うに笑えません。まあ、これはあくまで十日間の推移で、中期長期で見たら状況は全然違うのでしょうが。
 欧州の為替暴落の原因については、一昨日と昨日に解説いたしましたので、本日は我らが韓国君に焦点を絞ってみたいと思います。
 さて、当ブログの言う「主要国通貨」の中で、最も脆弱な通貨であるKRWの主、韓国は、本日のウォン暴落を受けてさすがに報道が騒がしくなって参りました。

住宅価格急落と金利上昇、通貨危機当時と酷似 朝鮮日報 2008年10月6日
http://www.chosunonline.com/article/20081006000037
 建設業界では住宅景気が10年前のアジア通貨危機当時よりも低迷しているという話が聞かれる。実際に最近の状況は、通貨危機当時を思い起こさせる側面が少なくない。通貨危機当時と現在を比較すると、住宅価格急落と金利上昇が似通っている。(後略)』

外国人の資金引き揚げ、韓国がアジアで最高 朝鮮日報 2008年10月6日
http://www.chosunonline.com/article/20081006000003
 米国発の金融危機を前後し、外国人投資家がアジア主要国・地域の株式市場で韓国から最も資金を引き揚げていることが5日までに分かった。
 国際金融センターによると、今年6月から9月にかけ4カ月連続で外国人による売り越しを記録した韓国、台湾、インド、タイ、フィリピン、インドネシアの株式市場を分析した結果、韓国株式市場の売り越し規模が146億8000万ドル(約1兆5480億円)で最も多かった。(後略)』

韓日中「800億ドルのアジア通貨基金」設立に拍車 中央日報 2008年10月6日
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=105609&servcode=300&sectcode=300
 韓国・日本・中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が、通貨危機が発生した場合に緊急資金を支援する800億ドル規模のアジア通貨基金(AMF)設立に向けた作業に拍車をかけていくことを決めた。米国発の金融危機に共同で対応するため、各国が保有外貨を拠出し対応体制を構築しようというものだ。 』

注:日本及び中国は、この韓国の「アジア通貨基金」うんたらかんたらの構想に、殆ど何の反応も示していません。

韓国銀行:ドル売りの市場介入-ウォンが2002年以来の安値 ブルームバーグ 2008年10月6日
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=aCG1Xq1lq3bs&refer=jp_asia
 韓国銀行は6日、自国通貨ウォンが2002年以来の安値となるなかで、ウォン下落を食い止めるための市場介入を行ったもようだ。複数のディーラーが明らかにした。
 韓国中小企業銀行の外国為替ディーラー、イ・ミョンフン氏によると、ウォンが一時5.6%下落し、1ドル=1292.50ウォンを付けたことを受けて、韓国銀がドル売り介入を実施したという。
 ブルームバーグのデータによると、ウォンは年初から26%下落しており、世界の主要通貨中では下落率1位となっている。 』

 2008年10月6日の韓国ウォンは、ドルの流動性に対する懸念の高まりから下落が止まらず、6年ぶりの1ドル1269ウォンをつけました。対日でも十年半ぶりの100円=1231ウォン(17:20)まで下落。昨年七月の対円ピーク745ウォンから比較すると、何と下落率が65%を突破しました。下落率100%、つまり対日本円でウォンの価値が半減する日も、そう遠い日のこととは思えません。
 さらに、韓国総合株価指数KOSPIの下落も止まらず、本日の終値は1358.75ポイントでした。論理的には、下手をすると明日にもドルウォンがKOSPIを上回る、所謂「グランドクロス」が目撃できるかも知れないのです!(さすがに明日は無いと思いますが)
 さて、韓国といえば、上記『韓日中「800億ドルのアジア通貨基金」設立』の記事にも見られるように「事大主義」の香りがプンプン匂ってくるようになりました。皆さんは、今月3日に日本政府が「竹島も『我が国固有の領土は明確』」という閣議決定(答弁書公表)したのを覚えていらっしゃるでしょうか。以前の韓国であれば、即座にローソク掲げた反日デモが始まるところですが、今のところ殆ど何の反応もありません。
 答弁書では「韓国の竹島への不法占拠は、我が国に対する主権の侵害」との認識を明確に示しているため、あの火病の韓国人が沈黙しているなど、とてもではないですが考えられないことです。恐らくですが、本件については韓国国内で報道規制が敷かれているのではないでしょうか。

 冗談抜きで、李明博大統領が突如来日して、靖国神社に参拝してもおかしくない情勢になってきました。 
 明日は、世界の株式相場について。

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