「ドル崩壊! 今、世界に何が起こっているのか?」再々重版決定!m(_ _)m 感謝! amazonの在庫も復活!
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9月19日(金)発売の撃論ムック「猟奇的な韓国」に「崩壊進行中の韓国経済の病理」を寄稿しました。
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 予め書いておきますが、本日のブログのメインテーマはとりとめのない私的な話です。なぜならば、わたしが自分の「進路」について悩んでいるという、まるで男子中高生の様な有様にあり、データをまとめたり分析する気力が湧いてこないからです。
 まあ、たまにはいいですよね。
 本日、(最近、日本国籍を取得された)作家の石平氏とプライベートでお会いいたしました。その際に、氏の最新作である「2010年 中国が牙をむく」
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 のサイン本を頂いてしまいました。(石平さま、ありがとうございました!)
 氏の著書の中に最近の中国マスメディア、特に経済関係メディアでよく登場する熟語「産能過剰」が特に印象的でしたので、タイトルに採用させて頂きました。産能過剰とは、わたしのブログで散々論評した「供給過剰」問題の中国式呼び名で、生産能力の過剰が真実、中国で問題になっている事実をまざまざと感じさせてくれます。
 既に何度も書いていますが、今の一番の問題は「需要」なのです。作ったはいいが、どこに売るのですか?という問題です。
 ご存じの通り、中国の場合は個人消費対GDP比率がわずかに37%(2006年)で、1991年の48.8%と比較すると明確な減少傾向にあります。この中国の個人消費不振の最大の原因は、勿論社会保険システムの不備なわけですが、もう一つ、貧富の差の拡大も大きな影響を与えているようです。
 貧しい何億人もの人々は、消費を楽しむお金などもちろん無く、富んだ一部の中国人たちは、リスク回避のために資金を海外に移していく。これが現在の中国の基本的な構造なわけです。要は、最も消費に貢献すると一般的に予想される中産階級が少ないことがネックになっているわけです。中国の個人消費が急速に、かつ爆発的に増加することを期待するのは、なかなか難しい気がいたします。
 ああ、とりとめもない話をすると言いつつ、いつものペースになっていますね。
 そう言えば、本日の日本市場も昨日と同様に「株高+円高(厳密には円安にならない)」となりました。昨日のブログに多数のコメントを頂きましたが、もしも「日本株高→日本株を売ったファンドが円キャリーを活発化→円安」論が正しいとすれば、本日もやはりファンドは元気が無かったか、あるいはお休みということなのでしょうか。
 考えてみたら、昨年までの日本株価上昇期間、東京市場の株式売買の七割が外国人投資家によるものでした。株価の変動が為替に影響を与えるとき、外国人の役割が大きかったのは、改めて思うと当たり前のようにも思えます。
 しかし、他国を見渡してみれば「株高→通貨高→株高」となるのが一般的でした。要はどの国も株式&通貨バブルになっていたわけですが、それを思うと日本市場というのは色々な面で「特殊」だったと思います。(最近の「株高&円高」の方が、どう考えてもロジックとして納得がいきますよね。日本にお金が流れ込むことで円高になり、その円が株式に投資され、株価を押し上げているわけです。)

 さて、アメリカでは「Change!」と叫び続けたオバマ氏が大統領選を制し「米国に変革が訪れた」と勝利宣言を行いました。

オバマ氏が勝利演説「米国に変革が訪れた」
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-34750320081105
 米民主党のオバマ上院議員は4日、当地で支持者を前に大統領選の勝利演説を行い、「米国に変革が訪れた」と述べるとともに、共和党大候補だったマケイン上院議員の長く厳しい選挙戦での健闘を称えた。
 さらにすべての米国民に対し、結束して米国が直面する喫緊の課題に対処するよう呼びかけた。
 オバマ氏は、地元シカゴのグリーンパークに集まった20万人を超える支持者を前に演説し、「今後の道のりは長い。上り坂は急だろう。1年あるいは1期でも(頂上に)達しないかもしれないが、われわれがそこに到達することに、今夜ほど希望が持てたことはない」と語った。
 さらに「ここまで来るのに長い時間がかかったが、今夜、この決定的な瞬間に、米国に変革が訪れた」と述べた。
 選挙戦を戦った共和党のマケイン氏に対しても、ベトナム戦争で捕虜になった愛国者だと敬意を表し、共に働いていきたいと述べた。
 集まった支持者は「イエス・ウィ・キャン」というオバマ氏のスローガンを叫びながら抱き合う光景が見られた。』

 最近、わたし自身にも「Change」の時が訪れているのではないかと、日々悩み続けています。要は、診断士として独立するべき時期が来たのではないかと考えているのですが、決断しきれないでいるのです。
 診断士事務所を開設し、一国一城の主になると書けば聞こえは良いですが、やはり相応のリスクはあるわけで、とてもではないですが「イエス・ウィ・キャン」なんてノリで思い切ることはできないでいます。わたしはアメリカ人じゃないんで、当たり前なのですが。
 監修者様や石平氏など、独立されて立派にお仕事をされている方々とお話をすると、今が良い機会だとは思うのですが・・・。
 まあ、こんな風に悩んでいたとしても、後から振り返ると超どうでもいい切っ掛けで思い切ったりするものだと思いますが、果たしてどうなるのでしょうか。
 政府の景気対策が活発化すると、起業支援も盛んになるので、本当にいい機会だとは思うのですが・・・。ああ、本当にとりとめのない・・・

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