「ドル崩壊！ 今、世界に何が起こっているのか？」再々重版決定！m(_ _)m 感謝！ amazonの在庫も復活！
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9月19日(金)発売の撃論ムック「猟奇的な韓国」に「崩壊進行中の韓国経済の病理」を寄稿しました。
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昨日は取りとめも無い私的な話題に、沢山のコメントを賜り、まことにありがとうございました。結論は未だ出ていませんが、大変励みになりました。（意外と自営業の読者様が多いのですね）
ところで、先週、どなたかが「ドルウォンは10月、二度、1ドル1500ウォンラインに接近したが、二度ともサプライズにより急騰した。ただ中期的なウォン安の趨勢は否めず、次の1500ライン接近じに新たなサプライズがあるかどうかが全てだ」とコメントされていましたが、その通りの展開になってきました。
『アジア通貨動向（6日）＝韓国ウォン主導で下落、人民元は上昇
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK018991520081106
６日のアジア通貨は、韓国ウォン主導で下落している。世界経済の見通しをめぐる懸念が再燃した。ただ、人民元は逆行高となり、対米ドルで３週間ぶり高値に上昇した。
ウォン<KRW=>は、ソウル株式市場の急落を背景に１米ドル＝１３２９．９ウォンと４．８％下落。ただ、アナリストの多くは、世界的な金融危機による国内経済への影響をめぐる懸念を背景にしたウォンの大量売りは、最悪期を脱したと指摘している。
ウォンは年初来、対米ドルで２９％下落している。
韓国銀行（中央銀行）は、世界的な金融危機のなか、景気の大幅悪化を阻止するため、７日の会合で、この１カ月間で３度目となる利下げを実施するとみられている。
ソウル株式市場は、世界的な景気先行き懸念の高まりから約８％急落して引けた。』
ちなみに昨日のロイターの記事におけるアジア新興市場の為替ニュースは、↓以下の通りでした。
『アジア通貨動向（5日）＝総じて上昇、リスク志向の高まりで韓国ウォンが回復
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK830776720081105
』
通貨が上昇するにせよ、下落するにせよ、韓国ウォンこそが最もボラタリティ（変動率）が高く、真実、アジア通貨の動向を主導しているわけですね。
素晴らしい！まさにアジア通貨動向の中心はソウルにあり、という感じです。これだけ為替が変動し続けると、ビジネスは滅茶苦茶やりにくそうですが (^ ^;;
添付した画像はここ五日間のドル円、ドルユーロ、ドルポンド、ドル豪ドル、そしてドルウォンを比較したものですが、確かにドルウォンはボラタリティが高い！ 上に行くにも下に行くにも大きいので、FXをやっていると、余裕でLCされそうです。
ところで、新たな執筆依頼として、SAPIOからお仕事を頂いたのですが、またまた韓国経済です。撃論ムック⇒Voice⇒撃論ムック⇒⇒SAPIOと、これで四回連続で韓国経済（破綻）系の執筆依頼になります。一応、三橋はサブプライム問題や中国経済についても、色々と書けますよ～！>>出版社の皆様へ
本ブログの常連の皆様はともかく、一般の日本人から見ると、意外に10月の韓国外貨準備高激減が衝撃的だったのではないかな、と思ったりします。韓国の外貨準備高は、10月末時点で2122億5000万ドルとなり、9月末に比べて274億2000万ドルの減少となりました。（一ヶ月の減少幅は11.4%で、額も％も過去最大でした。）
本日のラストは、NO様からのご投稿です。（あ、今まで書いたことありませんでしたが、当ブログは読者様からのご投稿を受け付けております。先日のSK 様のように○×について書いて下さい、というご依頼も大歓迎です。ネタによっては、必ずしもご要望に沿えるとは限りませんが。）
---以下NOさまのご投稿---
さて、本日、トヨタ自動車の中間決算が発表されました。たいへんな内容です。
http://www.toyota.co.jp/jp/ir/financial_results/2009/index.html
たいへんな内容といいうのは、中間決算の実績ではなく、同時に発表された通期見通しです。明日の朝刊は「トヨタショック！」で決まり？でしょうか。
トヨタの発表によりますと、通期営業利益－上期営業利益＝180億円です。下期の営業利益が180億円ということですね。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_14.html#Toyota
桁が違うのではと思いましたが、正しいようです。営業利益率わずか0.2%です。為替の変動で吹き飛んでしまうのは自明の理。
さらに、不安な中国があります。中国の状況をどれだけ通期見通しに盛り込んでいるのか心配です。
『2008年10月23日朝日新聞：トヨタ中国増産計画を縮小、半分程度の規模に
http://www.asahi.com/business/update/1023/NGY200810230001.html
』
で、こんなことやっている場合でしょうか？
『2008年10月28日読売新聞：トヨタ長春に新工場
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20081028ve03.htm
』
まさに、石平さんの「産能過剰」一直線のトヨタ。戦艦大和の来期業績が気にかかります。中国の状況しだいで通期「赤字」も・・・・
とまあ、歴史の転換点ですね。
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トヨタの営業利益が180億･･･？ いやあ、桁間違いでしょう。。。そうですよね？？？
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