「Voice 12月号 特集 金融危機を突破する法」に「特集Ⅱ 東アジアの危険な火種 韓国経済は崩壊寸前だ ウォン暴落、純債務国化-悪循環は連鎖する」(長いタイトル・・・)を寄稿しました。
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「撃論ムック 米中発・世界大恐慌」に「Q&A基礎から分かる世界大恐慌(P26)」及び「リーマン・ショックで韓国経済は破産(デフォルト)する(P129)」を寄稿し、更に冒頭の「特別座談会 金融グローバリズムの崩壊と日本の未来」にも出演しています。
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 久々にこのタイトル・シリーズです。毎日変態新聞社の社員は、このタイトルで書かれることが心底から嫌で嫌でたまらないだろうから、今日のコメントもきっと荒れ、いやいや、盛り上がることでしょう。まあ「倒産への道」と書いているくらいだから、毎日変態新聞社が倒産すればやめます。
 大変不本意ながら、最近の毎日変態新聞面白いです。いやいや、皮肉じゃなくて。
 面白さのポイントは二つあります。
 一つ目は、存続の危機に晒されている中で、反自民(と言うか、反麻生)&親民主路線をあからさまに打ち出し、民主党政権誕生に全面協力することで生き残りを図っている点です。長野でも毎日の変態社員が民主党から立候補するそうですが、あれも同じ流れでしょう。
 幾つか、典型的な報道を列挙します。

毎日世論調査:麻生内閣支持36% 9ポイント下落
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081020k0000m010055000c.html
 
 他の新聞社の同時期の調査では、麻生内閣の支持率の平均は45%前後で、40%を切った新聞は一社もありませんでした。一般に、支持率40%が政権の分水嶺と言われていますが、一社だけこのラインの下で持ってくるとは、露骨過ぎでしょう、毎日変態新聞

麻生首相:就任1カ月 有名ホテルなどで連夜の会合
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081023k0000m010091000c.html
麻生首相:夜の会合…ホテルがだめなら公邸で
http://mainichi.jp/select/seiji/aso/archive/news/2008/11/07/20081107k0000m010153000c.html
麻生首相:ホッケは煮付け?焼き物?…なじみ薄露呈
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081111k0000m010089000c.html

 麻生首相は失言が多い割に、今一突っ込みどころというか、弱点がありません。(失言しても、すぐに撤回したり謝ったりするので、引っ張れない。)結果、毎日変態新聞&民主党連合がたどり着いた結論が、麻生首相の「庶民性の欺瞞」を突き続けることでした。
 民主党の議員が麻生氏に超くだらない質問をし、それを毎日変態新聞が取り上げ「麻生首相はちっとも庶民的ではない。だから解散しろ!」と意味不明な煽りを繰り返すのが、一種のパターン化しているように見えます。
 正直、麻生氏がどこで飲もうが、400円のカップ麺を食べようが、ホッケを煮付けにしようが95%以上の日本人にはどうでもいい話です。そこを延々と突き続ける民主党と毎日変態新聞(以下、面倒くさいので「変態」に省略)は、自らの信用を日々貶めていっているだけだと思います。
 それ以前に、変態と民主党は大きく勘違いしています。恐らく漫画好きの麻生氏が若者から圧倒的な支持を得ている点を、麻生氏の「庶民性」が若者に受け入れられている秘訣であると、大きな勘違いをしたのでしょう。つまり麻生氏の「庶民性」の仮面をひっぺがえしてしまえば、人気も凋落すると浅はかにも考えたのだと思います。
 いかにも時代遅れの、朝比奈変態新聞社社長やネット君臨派が考えそうなロジックです。
 朝比奈及びネット君臨派に忠告しますが、今や日本はエリートや非エリート、あるいは高給取りやフリーターに関わりなく、漫画・アニメ・ゲームなどのコンテンツを大っぴらに楽しむ時代です。サラリーマンも自営業者も、官僚も政治家も、企業経営者も派遣労働者も、誰もが社会的立場の区別なくコンテンツを楽しみ、お金を払うことで日本のコンテンツ産業は興隆しているのです。
 つまり、エリート政治家のオタクが存在しても、むしろ当たり前だし、麻生氏を熱狂的に支持している世代は、当初から麻生氏を「オタクのエリート政治家」として認識してきました。と言うか、オタクのエリート政治家であることも、麻生氏を支持する理由の一つなのです。
 朝比奈に代表されるネット君臨派は、日本のコンテンツ産業が国内にとどまらず、世界中の人々を熱狂させている現実が見えておらず、未だに「漫画なんか、大人が読むものじゃない」という固定観念に束縛されている気が切に致します。
 固定観念を打破するためにも、朝比奈&ネット君臨派には、「ハレ晴レユカイ」のダンスを習うことをお奨めいたしましょう。きっと世界が変わりますよ。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%8F%E3%83%AC%E6%99%B4%E3%83%AC%E3%83%A6%E3%82%AB%E3%82%A4&lr =

 さて、いい歳をしたオジサンたちが「ある~晴れた日~のこと~♪」に合わせて踊っているイメージが浮かび、げんなりとしたところで、最近の毎日変態が面白い二つ目の理由です。 
 毎日変態が「ぶら下がり取材」から文字起こしをして掲載している「首相VS記者団」。これが麻生首相になってから、俄然面白くなってきたのです。なぜか毎日変態は、麻生氏が「いや、おれの質問に答えてくれ」と畳み掛けたり、返答に困った記者が「・・・」と口ごもるところもリアルにそのまま載せています。

拉致問題「立場変えることはない」 10月22日午後0時ごろ~
http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20081022mog00m010025000c.html
空幕長の論文「立場が立場だから、適切じゃない」10月31日午後8時1分~
http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20081031mog00m010051000c.html

『記者:(田茂神航空幕僚長の論文問題でについて)これについて総理のお考えを。
麻生首相:くっくっく(苦笑)全然知らない。おれ、それ読んでない、読んでないから知らないけれども、それは何? その田母神、何?

 ・・・。
 最も知恵や文章のスキルを使わず、ただひたすら首相と記者のやり取りを起こした記事が一番面白いって、ある意味凄いですね、毎日変態新聞社。とりあえず、毎日変態新聞社記者は不要であることが明確になったんじゃないですか? 全員リストラして、首相VS記者団の文字起こしに専念した方が生き残りを図れると思います>朝比奈
 まあ、そうしなければ倒産一直線だろうから、個人的にはどっちでもいいですけど。

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