三橋貴明診断士事務所を開設しました。お仕事のご依頼はこちらから http://takaaki-mitsuhashi.com/
SPA1月13日号にインタビュー記事が掲載されています。(P4です。) http://spa.fusosha.co.jp/
集合知プロジェクト 進行中! http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/folder/1158306.html

 メディア関連の象徴的な記事が色々と出てきていますので、本日は保存を兼ねたまとめ。

番組撮影用にブログ自作 テレ朝の情報バラエティー
http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY200901110158.html
 テレビ朝日系列で10日夜に放送された情報バラエティー番組「情報整理バラエティー ウソバスター!」の中で紹介されたインターネット上のブログが、番組が撮影用に自作したものだったことが分かった。テレビ朝日は「経緯の説明をテロップやナレーションなどできちんと伝えるべきだった」と説明している。
 番組は、10日午後7時から約2時間放送された。「人が本当だと信じていることの裏にある『ウソ』を暴く」という企画で、インターネット上の情報の真偽を取り上げる趣旨だった。その中で、ネット上の根拠のない「ウソ」情報の例として、「サケとシャケの呼び名は加工前と加工後で違っている」「つまようじに溝があるのは、そこで折ってようじ置きにするため」などとする六つのブログの記載を取り上げた。
 ところが、取り上げた六つのブログが書き込まれた時刻が昨年12月10日未明に集中していたことなどから、番組終了後、放送されたブログについて「1日だけの書き込みが同じ番組で一斉に取り上げられるのは不自然だ」などとする指摘がネット上に数多く投稿されていた。
 テレビ朝日広報部の話 実際にあったブログなどから撮影許可が得られず、番組で撮影用に同じ趣旨のブログを作成した。担当した番組制作会社から実在したブログなどネット情報のコピーを示されており、捏造(ねつぞう)ではないと考えている。 』

 まさに「情報整理バラエティー ウソバれた~!」という感じの醜態を晒したテレビ朝日ですが、捏造云々以前に「ブログ」をソースにするな~w という感じです。何かあまりにも大恥なテレビ番組なので、これ以上はコメントしたくないのですが。。。
 とりあえず、サケとシャケの呼び方がどうだろうと、つまようじの溝が何のためにあろうと、ほとんどの人にはどうでも良い話でしょう。
 ネット上の根拠のない話というのなら、毎日変態新聞英語で全世界に発信してしまった、
 毎日変態新聞英語で全世界に発信してしまった、
 毎日変態新聞英語で全世界に発信してしまった、
「日本人の母親は、中学の息子が入学試験に合格するためにはどんなことでもする。『お母さん』、息子のハルキは内気に、しかし、しっかりとした声で言った。『お母さんとやりたい』。そして、毎晩、ハルキの勉強は、15分間の母親によるフェ○チオから始められた。(以下略)」(そのまま掲載しようとしたら、エラーになってしまいましたので、伏字)
 http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/pages/16.html
 こういう、毎日変態新聞英語で全世界に発信してしまった、、全く根拠のない話の方を叩いた方が良いんじゃないですか? テレビ朝日さん?

本当に円高は悪者なのか マスコミは悲観論だけでなくバランスある議論を
http://moneyzine.jp/article/detail/120205
(前略)おかげで円高まですっかり悪玉にされてしまった。本当に円高はそんなに悪いのだろうか、といった論調にはまずお目にかからない。ところがものごとには必ずコインの裏表のような面があり、資源のない日本にとってはむしろ円高は歓迎すべき面も多いことは一切報じない。
 考えるまでもなく日本のGDPに対する輸出依存度はせいぜい16~17%ぐらいなもの。一方円高になればそのほとんどを日本円で持っている日本国民にとっては、その価値が1.3~1.4倍に増えたのと同じなのだから、トータルでは得になっているだろうし、また輸入代金も少なくてすむのでその分可処分所得も増える計算になる。これは円高の明るい面なのだが、バランスのとれた議論がされないのはマスコミの悲観論好きのせいとしか思えない。
 いまやそのツケはマスコミにも回り始め、広告の出稿量が激減しているとか。「売らんかな」で悲観的なニュースや論客ばかりを重視した当然の結果ではないか。(後略)』

 先日の三井住友フィナンシャルグループの北山禎介社長の「日本は内需拡大への改革必要」といい、バランスある記事が徐々に報道され始めました。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35768320090108  
 仰せの通り考えるまでもなく円高は日本国民の購買力を高め、可処分所得を増やします。こんな当たり前のことさえコメントできない経済評論家(偽)は、さっさと悉く廃業するべきでしょう。(この条件だと、あの榊原英資が残ることになってしまいますが)

新聞記者は会社官僚制の中で埋没 だから新しいニーズを掬えない
http://www.j-cast.com/2009/01/07032978.html
日本の新聞記者は担当部署が2、3年で変わり、専門記者が育たないとよく言われる。その一方で、「地域の問題など身近な話題もカバーしきれていない」という批判も根強い。(中略)
――「新しいニーズ」のひとつが、インターネットだと思うのですが、新聞社の中では「ネットは悪の巣窟」のように思われているらしい。
林 本当にイヤだと思うのは、ネットに対する固定的偏見です。ネットにも変なのはありますけど、それを言うなら「マスメディアにも変なのあるでしょ?」って思います。沢山の人が「ネットの弊害が…」みたいなことを言ってきますが、私はそういう単純な図式は絶対に認めたくない。ネットを排除したり、媒体に序列をつけたりすることは、マスメディア側にも百害あって一利なし、です。
――記者が専門性を持つべきだという議論についてはどう思いますか。
林 どの世界にも最低限の知識やスキルは必要ですが、新聞社の場合、ジェネラリストが多すぎるのではないでしょうか。記者さんと仲良くなって「一緒に問題考えようよ」って思っても、2-3年経つとすぐに異動してしまう。もちろん、定期的にローテーションする人がいてもいいとは思うんですけど、情報を扱う企業としては、専門性にも配慮した方がいいですよね。「いまの時代、どんな読み物にもしっかりとした専門性がないと、なんかつまんないですよね。(後略)』

 メディアの専門性の無さ、バランス感の欠如、新聞記者のジェネラリスト化、ネットに対する偏見。
 現在の日本のマスメディアが抱える問題が徐々にメディア自身でも議論され始めています。
 結局、声を出さなければ何も変わりません。声を出し、声を大切にしながら、専門的なメディア、バランス感に溢れる報道、ネットとメディアの融合など、新しい時代のメディア業界が出現するその日を、可能な限り早めたいものです。
 ですが、とりあえず↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 
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