三橋貴明診断士事務所を開設しました。お仕事のご依頼はこちらから http://takaaki-mitsuhashi.com/
>SPA1月13日号にインタビュー記事が掲載されています。(P4です。) http://spa.fusosha.co.jp/
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 現在、今週末締め切り分の執筆を続けており、すでに最終章に入っているのですが、以前から何度かご紹介しているSWOT分析で、日本経済を分析しています。日本経済を取り巻く環境について、S(強み)、W(弱み)、O(機会)、T(脅威)の四象限に分けて整理するわけですが、ここで吃驚!
 強みに分類した環境は、一度もマスメディアで見たことがなく弱みに分類した環境は、ほぼ毎日見かけていることに気がついたのです。普通ならば、ここで「マスゴミ・・・orz」となるところなのでしょうが、あまりにも偏っていたので、これはある種の強い「需要」があると感じました。
 すでに「日本前向き新聞」という活動をしていらっしゃる方もいますが、別に前向きにならずとも、マスメディアが報道しない(と言うか、目をそむけている?)ニュースを消費者にきちんと届けることさえできれば、意外と真っ当なビジネスになりそうな気がします。
 恐らくオンラインだけではダメで、当初は紙媒体のチャネルが必要だとは思いますが。

 さて「口先だけではない!」と、口先で言っているお国のニュースです。

労働新聞「対決態勢声明は口先だけではない」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2009/01/19/0300000000AJP20090119001800882.HTML
 北朝鮮・朝鮮労働党機関紙の労働新聞は19日、「全面的な対決姿勢」を宣言した朝鮮人民軍総参謀部報道官の声明に関連し「われわれは口先だけの言葉というものを知らない」と強調し、警告を肝に銘じるよう主張した。朝鮮中央通信が報じた。
 労働新聞は、「われわれの答えは無慈悲な懲罰だ」と題した論評で、現在の朝鮮半島情勢は「一触即発の超緊張状態」だと指摘した。その責任は韓国政府にあるとし、軍総参謀部の声明は「正統な自衛的措置」だと主張した。この自衛的措置は時期適切で、避けようにも避けられない相応の対応だと述べた。
 また、北朝鮮が望むのは南北共同宣言と首脳宣言の誠実な履行で自主統一、平和繁栄を成し遂げることだが、あくまで戦争をしようと仕掛けてくるのであれば善意を示すことはできないと述べた。挑発には千百倍の強力かつ無慈悲な懲罰で答えるのが「われわれ革命武力の断固とした立場であり気質」だと主張した。
 同紙はこのほか、李明博(イ・ミョンバク)政権が北朝鮮に対話の再開を求めたり対話する用意があると強調するのは「単なる手管」だと主張し、新年にはそうした欺まんの声さえも口にしていないことに注目せざるを得ないと述べている。 』
 
 南にしても、北にしても、本当にこの民族は「言葉が軽い」ですねえ。「千百倍の強力かつ無慈悲な懲罰」などという表現、普通はしません。あまりにも莫迦っぽくて、恥ずかしいですよ。
 大体、何で「千百倍」なんて中途半端な倍率なんでしょうか。百倍とか千倍にしておいた方が、きりが良いでしょうに。
 現在の南北の報道合戦を見ていると、「雰囲気」だけは、バルバロッサ直前の独ソの状況を感じさせます。(独ソに譬えるには、南側がいまいち弱気ですが。)ちなみに、南側はこんな雰囲気です。

南北境界水域で艦船増強か 韓国軍、北朝鮮声明で
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090118/kor0901181905002-n1.htm
 聯合ニュースによると、韓国政府高官は18日、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部が韓国と「全面対決態勢に入る」との報道官声明を発表したのを受け、万一の事態に備えて黄海の南北境界水域などに「圧倒的な軍事力を配備している」と述べ、軍艦船の増強などを図っていることを示唆した。
 現時点で朝鮮人民軍に特異な動きは見られないものの、高官は「今回の声明は通常の脅しの水準とは違うように思われる」との見方を示した。』

 現在の韓国には、まさに内憂外患という言葉がぴったりとはまります。外患はまあ、アレ↑ですが、国内金融市場の方も、ドルの枯渇はちっとも解消されていないご様子です。

韓国中銀、FRBとの通貨スワップ協定を活用し国内銀に30億ドル供給へ
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35939120090119
 韓国銀行(中銀)は19日、米連邦準備理事会(FRB)と締結した通貨スワップ協定を活用し、国内銀行に30億ドルを供給する計画を示した。
 ドル資金供給は20日に、期間84日の外貨建てローンの入札を通じ実施する計画。最低応札金利は0.6886%。』

 韓銀によるスワップ活用は、早くも五回目です。今年に入ってからでも、すでに二回目になります。(残りの通貨スワップ協定枠は、130億ドルです)
 使用した170億ドル分のドルを、韓銀は近々に用意しなければならないのですが、ホントどうする気なのでしょう。
外貨準備を取り崩し、スワップを精算する
外国為替市場でドルを調達し、スワップを精算する
③?
 韓国のことなので、また何かとんでもない斜め上をやってくれそうで、逆に期待しちゃっています。

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