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 本日からHTMLタグにチャレンジです。昨日から本日に掛け、様々な経済関連の報道が流れましたので、まとめを兼ねて。

 まずは一発目。


輸出頭打ちの兆し? 5月上中旬の貿易統計、4年半ぶりマイナス
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080607AT3S0601Z06062008.html
 財務省が6日に発表した2008年5月上中旬の貿易統計速報によると、輸出総額が前年同月の上中旬に比べて1.0%減となった。。上中旬ベースで前年同月比マイナスになるのは03年11月以来4年半ぶり。上中旬速報は変動が大きく判断が難しいが、堅調だった輸出額が頭打ちになる可能性を示している。
 月次の輸出総額は03年12月から直近の4月まで一貫して増えており、日本経済の回復・拡大を支えていた。上中旬ベースの貿易統計速報は各月1―20日の輸出入額の累計を示したもの。前年との営業日数の違いなどで数字にブレが生じがちだが、貿易動向の瞬間風速をとらえることができる。
 5月上中旬は前年同月の上中旬に比べ、自動車や自動車部品、有機化合物の輸出が落ち込んだ。米国向け輸出が11.9%減になったほか、欧州向けも9.0%減った。 中国を含むアジア向けは3.9%増えたが、全体を補えなかった。』

 08年4月時点で、日本の輸出は対前月比でマイナスになっているのですが、ついに対前年比でも減少を始めました。しかもアメリカ向け、欧州向けという世界の二大経常収支赤字国(地域)が共に10%前後の減少と、世界的な需要の縮小を明確に示してくれます。これは日本だけではありませんが、新興諸国の需要が米欧の減少を多少は補完してくれていますが、最終需要地(米欧)が大きく落ち込んでいる以上、中期的な外需縮小は免れないでしょう。
 続いて、中国の唐家山の地震湖のニュース。


唐家山の土砂ダム、自然排水始まる 四川大地震
http://www.asahi.com/international/update/0607/TKY200806070093.html
【成都(中国四川省)=古谷浩一】中国・四川大地震による土砂崩れで川がせき止められた四川省北川チャン族自治県・唐家山の「土砂ダム」で7日朝、決壊防止のために設けた排水路を通じた自然排水が始まった。徐々に排水し、全面決壊させずに土砂を取り除く計画だが、決壊につながる可能性も懸念されている。
 地元当局は、唐家山の土砂ダムの3分の1が決壊する可能性を考え、住民約25万人を高台などに避難させている。決壊すると、下流域一帯にある天然ガスの採掘現場やパイプラインにも被害が出る恐れが指摘されている。
 土砂ダムには2億立方メートル以上の水がたまっており、7日には排水路に支流を設ける工事も進められる見通しだ。』

 以前も書きましたが、2億立方メートルという水量は日本の黒部ダムを上回っており、果たしてこれだけの水量を決壊させずに排水できるものなのか、疑問はつきません。コンクリートの排水路は存在しないのです。
 唐家山や他の地震湖が決壊し、四川の農工業が崩壊した場合、恐らく数千万人が生活の術を失うことになります。しかも資源価格や穀物価格、食糧価格が高騰し、供給過剰や外需縮小により失業者が増加する最中にです。
 この場合、果たして無事に北京五輪を開催できるのか。答えは神様でも分からないのではないでしょうか。
 更に、韓国のBSEデモのニュースを。


米国産牛肉:6日に最大規模のキャンドル集会
http://www.chosunonline.com/article/20080607000019
 米国産牛肉の輸入に反対するキャンドル集会が始まって以来、最大規模の参加者(警察による推定で5万6000人、主催者側発表では20万人)による集会が6日にソウル都心で行われた。とりわけこの日の集会には「李明博(イ・ミョンバク)政権退陣」を要求するスローガンも前面に登場した。
 「狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)のリスクのある米国産牛肉の全面輸入に反対する国民対策会議」(以下、対策会議)はこの日夜7時から、ソウル市庁前広場で大規模キャンドル集会を開催し、明洞やソウル駅、安国洞方面へと行進を続け、大統領府(青瓦台)へと向かい始めた。
 参加者たちは、「李明博は退陣せよ」「魚清秀(オ・チョンス)警察庁長は退陣せよ」などと一斉に叫んだ。「米国産牛肉の輸入反対」から始まった集会・デモが、徐々に「政権の退陣闘争」へと変貌しつつあるのだ。
 広告代理店の社員キム某さん(31)は、「国民に何の希望も与えられない李明博政権は退陣すべきだ」と主張した。(後略)』

 変貌しつつあるも何も、当初から北朝鮮系の左翼組織が扇動し、明らかに反政府運動だったと思うのですが。そもそも米国産牛肉の輸入制限解除について、韓国政府がアメリカと合意に達した後に騒ぎが始まった時点で、見え見えです。曲がりなりにも国対国で合意に達した事項を、後から「やっぱ、止めます」などという理屈が通るわけがないのです。特に合意を重んじるアメリカが相手なのですから、尚更です。
 朝鮮日報の報道によると、これまでは見え隠れしていた裏の顔が、徐々に表に出だしたということなのでしょうか。
 しかし世界的な金融収縮、外需減少、韓国ウォンの下落と為替防衛による外貨準備高減少、国内の失業率上昇とインフレーション、純債務国化と、経済環境が極めて悪化している中で、よくもまあ韓国の一般庶民がこれほどあからさまな扇動に乗れるものです。生活苦の不満から、憂さ晴らしの面もあるのでしょうが。
 はっきり言って今の韓国は、冒頭の日本輸出企業と同じで、米欧需要減退の中、残り香のような新興国需要で生き延びているようなものです。この残り香は近々にも消滅するでしょうが、そのとき、巨大な国内市場という逃げ先がある日本企業とは異なり、韓国には何も無いのです。今は国民が一致して、政府と共に経済的な難題を解決するべき時期だとしか思えないのですが。

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