本日、及び明日に放送される以下の番組に出演しています。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1514
北京五輪終了間近!どうなる中国と世界情勢

パネリスト:
 石平氏(評論家)<<<この↓石平さんです。ヤバ中も読んでくれていました!
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/archive/2008/4/17

 田代秀敏氏(大和総研主任研究員)
 浜田和幸氏(国際政治経済学者・国際未来科学研究所代表)
 三橋貴明(中小企業診断士・ 作家)
 宮崎正弘氏(作家・評論家)
 鳴霞氏(月刊「中国」編集長)
司会:水島総氏

 内容はSO-TVなりYoutubeなりで見て頂ければいいのですが、数字とグラフが乱れ飛ぶ、わたし好みの非常に良質な番組になっていると思います。前回の中国経済物と異なり、途中で間延びすることもなかったので、是非、御視聴ください。

 また、9月3日発売のSAPIOの原稿も無事校了致しましたので、こちらの方も何卒よろしくお願いいたします。(正直、本ブログにお越し頂いている方にとっては、既知の内容ばかりだとは思うのですが)

 本日は撮影に本業と忙しかったのですが、本ブログのヲチ対照である上海総合株価指数、韓国ウォン、ドル円と、中々ダイナミックな動きをしています。

ドル相場1050ウォン台に、2年10カ月来の安値
http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2008/08/21/0500000000AJP20080821003400882.HTML
 ウォン・ドル相場が1050ウォン台を突破し、ことし最安値を記録した。21日のソウル外国為替市場で、ウォンの対ドル相場は前日比5.60ウォン安の1ドル=1054.90ウォンで取引を終えた。終値ベースでは2005年10月25日に1055.00ウォンをつけてから2年10カ月来の安値となった。』

 ウォンドルは7月上旬以来、再び1050ウォンの節目を超え、二年十ヶ月ぶりの安値にまで下落しました。一応、韓国銀行は為替防衛の介入を行っているようですが、殆ど効き目が無いようです。
 この理由ですが、
?. アメリカへのレパトリ(資金の自国への還流)の流れに耐え切れず、ドル高(ウォン安)になっているのか?
?. 韓国銀行のウォン買い(ドル売り)の金額が少なすぎ、為替相場に影響を与えられないのか?
?. 原油高が一息ついたので、韓国銀行がウォン安になっても何とかなると高をくくり、真面目に介入していないのか?
四. 単に流動性の高い外貨準備が枯渇し始め、介入資金を用立てしにくい状況が産まれているのか?
 果たして真実はどれでしょうか?
 いずれにしても、韓銀はNDF取引(証拠金取引のようなもの)で為替防衛していたため、あまりウォン安に触れてしまうと大変な事になる気がしますが、わたしの気のせいでしょうか?

上海株、大幅反落 前日比3.6%安
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080821AT2M2102P21082008.html
 21日の上海株式市場は、主要指数の上海総合指数が大幅反落。前日比3.6%安の2431.716で取引を終えた。前日に中国政府による景気対策の観測記事を買い材料に同指数が急反発したことを受け、目先の利益確定や戻り待ちの売りに押されたもようだ。
 上海市場で値下がりが目立ったのは、金融関連や不動産株。商業銀行大手では、中国銀行は3.7%下落し、中国建設銀行が3.5%下げた。不動産では、マンション最大手の万科企業が5.3%と大幅に下落した。』

 って、ピークから60%も株価を下げている上海株式市場で、利益確定売りも何もあったものではないでしょう、日経新聞! 上海総合株価指数は昨日7%以上上昇しましたが、暴騰を始める前は1%以上下落していました。つまり一日のボラタリティが9%超!ということで、こんな変動率、バブル崩壊中の混乱した株式市場でもなければあり得ない数値です。(日経平均なら、一日に1200円値動きをするに等しい)
 格好つけて「利益確定売りがあった模様」などとコメントしていないで、仕手株市場と化した中国株式市場の危険性について警告してもらいたいものです。ねえ、日経新聞。

 そして、突如始まった全面円高。
 21時現在、ドル円が108円前半、ユーロ円が160円前半、ポンド円が201円後半です。一体何があったんだ~! 誰か教えてください、って、明朝の監修者様のブログを見れば分かるんですが。

 最後に、『北京五輪終了間近!どうなる中国と世界情勢』の田代秀敏氏に素晴らしい資料を頂戴したので、一つだけ、最もインパクトがあったデータをご紹介します。中国の淡水総量についての、驚くべきデータです。
 (情報ソース)劉昌明著「治水治国-中国における水資源の活用」より

中国の淡水総量 0.0061億立方キロメートル
地球全体の淡水総量 0.3500億立方キロメートル
■地球全体の水資源総量 13.860億立方キロメートル

 地球全体の水に対し、淡水の割合は2,52%に過ぎません。(要は、殆どが海水なわけです)更に地球全体の淡水に対し、中国の淡水の割合はわずかに1.74%!
 中国はわずか1.74%の淡水で、地球人口の二割以上を養っているのです。しかも、汚染が進んだ水で。
 正直言って、このデータを見たとき、わたしは「無理だ」と思いました。

 人気ブログランキングに参加してみました。
 日本が大好き!な方は、↓このリンクをクリックを。
http://blog.with2.net/in.php?636493  

 新世紀のビッグブラザーへ ホームページは↓こちらです。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/index.htm
 新世紀のビッグブラザーへ blog一覧は↓こちらです。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/blog.html