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 さて、本日の話題ですが、ここのところいきなり中国や韓国が多用し始めたレッテル「右翼分子」について。
 シミュラフィクション「新世紀のビッグブラザーへ」で、わたしは中国、韓国、北朝鮮、及び日本の「良心勢力」お得意のレッテル貼りを散々に揶揄しました。(ウヨク分子!とか、キョクウ主義者!とか、ニッテイ主義者!とか)中国や韓国が、日本の一般国民による反中運動、嫌韓運動に対してそのまんま「右翼分子!」とレッテルを貼り、これを押し潰そうとしているので、思わず笑ってしまいました。進歩が無いというか、何というか、中国共産党に代表される反日の方々は、本当にこの「レッテル貼り」が好きです。
 幾つか、代表的な報道を見てみましょう。

『長野の北京五輪聖火リレーに関する崔天凱大使の談話
http://www.fmprc.gov.cn/ce/cejp/jpn/sgxx/t429343.htm
 聖火リレーの過程で、ごく少数の日本の右翼と「チベット独立」などの反中国敵対勢力が妨害・破壊を企て、平和とオリンピック精神を愛する地元住民と広範な愛国華僑同胞、中国人留学生の一致した非難をあびた。彼らの行動は人心を得られないことを事実は証明している。彼らはまた、暴力的手段によって中国人留学生の聖火支援活動を妨害し、数人に軽傷を負わせた。中国駐日大使館は非常に心配して、見舞いの人を送った。日本の警察当局がこれを重視し、加害者を法によって処罰するよう希望する。』

『日本の右翼はパンダが中日関係を破壊を企む
http://www.huanqiu.com/first/2008-05/106636.html
 中国の胡錦涛国家主席の日本訪問は順調に進み、中日関係は暖かさを取り戻しています。しかし、日本の右翼は再度どたばた劇を始めました。日本の東京上野動物園に対し、中国が日本へパンダを提供することを拒絶するよう、電話が殺到しているのです。日本がパンダをレンタルする際に支払うお金が、チベットの弾圧に用いられる事を危惧しているとAFP通信が5月8日に報道しました。(後略)』

『赦される日本
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=110&oid=005&aid=0000314013
(前半は平和憲法がどうのこうの、良心的知識人がどうのこうの、アジア連帯がどうのこうのとお花畑的理論が続くので、省略)
 日本のナショナリズム的右翼勢力たちとこれらを代弁する日本補修政治家と言論, そしてこれらの歪曲された宣伝に欺瞞される多数国民の目で見る時彼らのこんな行為は国益に惚れる売国的行動で見えることもできるでしょう. 日本がこんな人々にだけ成り立った国なら数日前李明博大統領が言ったところどおり私たちがその国を許すことができないわけがあるか.(後略)』

 中朝韓&日本の良心的勢力のレッテル貼りには、二つの要素が必ずあります。
 一つ目は、いかにも蔑むような論調で「右翼分子」などのレッテルを使用すること。もう一つは、その「右翼分子」があくまで日本の少数派で、日本国民のマジョリティではないと言い張ること。(一番上の中国崔天凱大使の論調が、典型です。)
 しかし、今や中国に対する日本人の見方は↓このような状況です。

『<毎日世論調査>「中国には今より厳しく臨め」が51% [ 05月05日 01時32分 ]
 中国の胡錦濤国家主席来日を6日に控え、毎日新聞が1、2日の両日に実施した全国世論調査(電話)で、日本の中国に対する姿勢を変える必要があるか聞いたところ「今よりも厳しく臨むべきだ」とする回答が51%で最も多い結果となった。「今より友好的に臨むべきだ」は26%、「今のままでよい」は17%。無回答は6%だった。(後略)』

 ついでに先日のBBC&読売新聞のデータも載せておきましょう。

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_05.html#Taichu

 日本人の対中感情は「中国が世界に悪影響を与えている」が60%と、何と調査対象29カ国の中で最悪の評価となっているのです。つまり、世界(29カ国)で最も中国に悪感情を持っているのは、日本人ということになります。(ああ、何という誇らしい調査結果でしょう)
 反中感情を持つ日本国民が明らかにマジョリティを占めるようになった今、「少数の右翼分子」というレッテルもむなしく響くだけです。
 日本に「少数の右翼分子」などいません。日本にいるのは「多数の反中国分子」です。毒製品を世界中に輸出し、環境破壊で自国のみならず他国にも迷惑を掛け、異常なナショナリズムに頼り国を維持し、チベット、東トルキスタンの国民や、自国の貧農を武力弾圧している国家に、世界で最も厳しい評価を下しているのは、日本人なのです。我々はこれを率直に誇るべきでしょう。

 それは違う!日本の右翼(反中)分子は少数派だ!と言いたいのならば、データで持って証明してくださいね、崔天凱大使。メディア統制はお国ではまだ有効ですが、民衆の知性が高い日本では、徐々に効力を失っているのです。

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