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上半期に11年ぶりの貿易赤字 東亜日報 2008年6月30日
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2008063075618
 国際原油価格の急騰により貿易収支が今年の上半期(1~6月)はもちろん、年間全体でも赤字に転じる可能性が高まった。
 29日、知識経済部と関税庁などによると、今年に入って今月20日まで輸出は1988億4400万ドル、輸入は2095万2000ドルで、貿易収支は106億7600万ドルの赤字を示した。
 このように貿易収支が悪化したのは最近、国際原油価格が急騰ぶりを見せながら原油の輸入単価が大幅に跳ね上がっているからだ。
 今年に入って5月まで原油の輸入量は減少したが、原油の輸入額は351億7400万ドルと昨年同期間より58.9%急増した。(後略)』

経済が国家危機状況に近づきつつある、青瓦台関係者 YONHAP 2008年6月30日
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2008/06/30/0200000000AJP20080630003600882.HTML

【社説】「国際通貨危機時もここまで厳しくはなかった」中央日報 2008年7月1日
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=101936&servcode=100§code=110

生産・消費・投資が同時低迷、景気減速が鮮明に(上)朝鮮日報 2008年7月1日
http://www.chosunonline.com/article/20080701000018

 なぜか(四半期が終わったから?)韓国の新聞が立て続けに経済危機の記事を書いたので、まとめてご紹介します。内容は皆似たようなものなので、省略。興味がある人は読んでみて下さい。
 さて、以前(ヤバ韓を書いた頃から)から気になっていたのですが、韓国当局は
「輸出を増やせば」経済成長すると勘違いをしている節があります。何度も書きましたが、例え輸出金額が月に1兆ドルとかに達したとしても、その月の輸入が1兆1ドルであれば、GDP上は-1ドルに計算されるだけです。
 韓国経済は輸出対GDP比率(外需依存度)が38%とドイツや中国並みに高いくせに、貿易黒字対GDP比率が異常に低いという独特の特徴を持っています。2006年の例で言えば、純輸出(貿易黒字)対GDP比率がドイツ7%、中国6.7%に対し、韓国は1.8%です。内需依存国日本と、ほとんど変わらないのです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_02.html#GaijuIzon

 2008年はこのまま行けば貿易赤字ですから、年間通して「純輸出」ならぬ「純輸入」になってしまいます。(「純輸入」分GDPから控除される。)
 要は恐ろしく貿易の効率が悪いのですが、にも関わらず韓国は
「年間○○億ドルの輸出達成!世界で第○番目!」という論調を改めようとはしません。輸出金額だけ自慢するなら、シンガポールみたいに対GDP比で200%を超えてからにして欲しいものです。

 ところで、わたしは基本的に何らかの情報ソース無しでブログや本を書いたりすることはありませんが、これはずばり2chの文化で育った(w)からです。2chでソースも示さずに自論を展開しても、鼻で笑われてしまいます。と言うか、不特定多数の人を納得させるためには、客観的な数値やソースが必要なのは、当たり前といえば当たり前なのです。ソースを示さず、
記者が自分の頭の中でこねくり回したオナニー記事で、他人を納得させられると思っている日本のメディアの方が、間違っているだけです。
 さて本日の本題ですが、呉善花さんの新作「韓国 倫理崩壊」(三交社)を読んで「おおっ!」と思った、という件。
 何しろ「はじめに」の中で、韓国の報道の日本語電子版に触れ、
「しかしながら、情報が飛べば飛ぶほど「韓国はこれだけひどい」「どうしようもない」「救いがたい」といった、そう言われてもしかたのない事態が知られていくばかりだというのも困ったことだと思う。」と書かれているのですから。(スンマセンとオモタ)さらに続けて「本書では、そのように言われる韓国の現在の姿を、内側の目と外側の目、二つの視線を交差していくことで、できるかぎり正確に映し出していこうと試みている。そういう狙いから、日本人ならば誰でも検証ができるよう、その実体については、できるかぎり韓国メジャー紙の日本語電子版の記事を利用するようにした。」と来た日には、さすがに苦笑が漏れました。日本人を説得するに、何が最も必要かという事を、よ~くご理解されている。
 この書籍は客観的な
「韓国の報道」と「数値データ」に満ちており、非常に説得力があります。(当たり前ですが)特に、韓国の失業率の話は興味深いので、ご紹介しましょう。
 日本を始めとするILOの失業者の定義は
「月末の一週間に仕事がなく、更に仕事を探していた人で、仕事があればすぐに就ける人」となっています。それに対し韓国の定義は「四週間の間に少しでも就業した者は失業者にカウントされず、就業していなくとも「就職準備中」の者は失業者にカウントされない」との事です。(どう考えても、就職準備中の人は、失業者だろ、と思いました。)
 このインチキ定義を改め、
ILOの定義に従い韓国の失業者を計算すると、失業率5.7%に数値が跳ね上がります。5.7%と言えば、サブプライムショックで失業率急上昇中のアメリカさえ上回る高値になります。ここに、韓国に多い「就職を諦め、就職活動をしない人(就職意欲喪失者)」を加えると・・・。
 韓銀がILO方式の失業率を公表しない理由が分かります。と言うか、もはや今更定義を見直して、失業率を跳ね上げるなど、政治的なリスクが多すぎるでしょう。
 物価上昇率が5%を超え、実質的な失業率が6%近いか、あるいはそれを超えている。ものの見事に、スタグフレーションです。

 呉善花さんの新著ですが、上記失業率の件以外にも読みどころ満載です。
 面白かった目次をピックアップします。

「自ら整形共和国と称する外貌重視」
「深刻な社会問題になっている嘘つき」
「犯罪発生率のトップが詐欺」
「法廷が嘘の競演上になる」
「模倣をオリジナルと主張する大衆文化」
「自国に誇りがもてない若者たち」
「亡命する者、国籍を離脱するもの」
「移民の急増」
「凶悪犯罪の増加と自殺の多発」<<韓国で異常に多い放火事件についてのデータ、言及あり
「海外韓国人の悪評」
「アグリー・コリアンの犯罪」

・・・もしかして、呉善花さんって、2chネラー?

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