マイナカードのトラブルのニュースがある。住民票の誤発行や
保険証の付け替えミスである。住民票の発行はシステムの不具合
だし、保険証の付け替えは保険証発行側の作業ミスのようだ。
ただ、どちらも役所(仕様書)のミスともいえる。
マイナカードによる住民票発行は全国規模の作業なので、排他
制御は必須である。システム屋なら当たり前の機能が漏れていた
ようだ。保険証の方は、作業マニュアルミス。名前と生年月日、
性別が一致すればよいとされていたらしい。こちらも全国規模の
作業なので、それだけでユニークになる訳がない。実際に7300件
の付け替えミスがあったらしい。これらから感じるのは国家公務員の
レベルの低下だ。昨今の不祥事もそうだが、年々レベルが落ちている
気がする。教員もそうだが、学力・知識の低下が止まらない。
ちなみに、私も同名、同生年月日の人が少なくとももう1人いる。
昔、銀行口座を作ろうとして、重複しているので作成できませんと
言われ発覚した。当時は彼がブラックリストに載れば、被害を受ける
なあとも思ったが、逆もまた真なりとも。
システムに頼るも鵜呑みにしてはいけないという戒めか。