どうもHSPな気質を持つ者です。

分かりやすく言うと僕は恥ずかしがりや、あがり症、人目を気にしがちという人間です。

年齢を重ねるうちに生きづらさが増していくように感じます。

そうでない人に比べて挑戦することが少ないので経験値が違ってきます。無意識のうちに自分にとって楽な(ストレスの少ない)選択をしていて、その結果そうでない人とどんどん差が広がっていくように思います。

 

僕はすでに30歳を超えているのですがこれくらいになると差がはっきりと見えてきて辛いなと感じます。細かい所を見れば成長できているのかもしれませんが正直なところ高校卒業してから何も変わっていないように思えます。しかし同年代では奥さんがいたり、子供がいたり、持ち家があったりさらには役職なんてあったりして差が嫌でも見えてきます。

 

こうしたことは見ないようにしようとしても見えてしまいます。心の中で他人は関係ないと思いながらもどこか比較して凹んでいたりします。

改めてなんでそうなったのでしょうか。僕なりに考えてみたのですがやっぱり挑戦をしてこなかったからなのかもしれません。

そもそもスタートラインが同じではないというのは誰もが分かっていますよね。生まれ育った環境によります。

同じ歩幅で同じスピードで歩き始めても次第に差がついてきます。なぜか僕の前には壁が出てきてどう乗り越えようかなと考え、このルートで登ろうと登っている間に隣を歩いていた人は先に進みます。そしてそれが差になっていくわけですよね。

先に進んでいた人は振り返ると僕がかなり後ろにいるので何やってんだよと笑っているわけです。その人には壁は見えていないわけですから。

じゃあこの壁というのは何なのかそれが最初に書いたHSPという気質です。

 

そもそも家が周りと比較してお金がなかった僕は中学時代から劣等感を抱くようになります。周りに貧乏だとバレないように一生懸命に考えながら行動していました。バレたらイジられるもしくは虐められるようなことになり嫌な思いをするんじゃないかそう思っていました。

結果的にそのころから自分を見失ったわけです。

同級生に対してもどこまで自分を出すべきなのか分からなくなり、なかなか友達と呼べる関係になりません。

常に家の事を隠さないとと思っていたので自己開示が全くできていないのです。当然仲良くなれるわけないですよね。

そんな拗らせをしているので表面的な関係の友人しかいませんでした。

そうでない周りの同級生は何をしているかというとそのころすでに先に進んでいました。「あの二人付き合っているらしいよ」という話を聞くこともありましたね。当時の僕は下から上を眺めているような感覚でいました。明らかにいる位置が違うなという感じです。

そして他の人がどんどん人とコミュニケーションを取り、恋愛をして経験を積み、家庭を築きさらに自分に自信を深める中で僕はずっと劣等感に縛られていました。時間だけだ過ぎて自信は全然増えない。

 

そんな人生ですが変えようとするならやっぱり挑戦するしかないわけです。挑戦した先に自信というものが手に入ると思います。

具体的に挑戦とは何か考えてみました。僕の場合は楽な選択を取らないということでした。分かりきった方を選べば予測ができるので安心できます。結局それが自信を生んでいなかったし、さらに言うと僕の世界が広がらなかった理由です。

大きなことをしようと思っても間違いなく動くことはできないでしょう。やった方がよくても怖くて動けないと思います。

まずは小さなことからやって行こうと思います。

具体的に言うと入ったことのない店に入るというようなことです。

これくらい余裕でしょ、と思う方もいるかもしれませんが人見知りで人目が気になる僕としてはハードルがまあまあな位置にあります。例えばラーメン屋だとしたら並んでいたらどうしよう、どういうシステム何だろうか、もし食券だったら食べ終わった後に大きな声で「ご馳走様でした」って言わなきゃいけないんだよな、といろいろ考えます。これが面倒で楽な選択をしてしまうことがよくあるんです。しかしそれでは僕の世界が広がらないということであえて自分の意志で楽じゃない選択をするということが大事になってくると思います。そして気が付けば当たり前になり知らないうちに自信が手に入っているという感じです。

人目が気になるという所もあるのでついでにそうした場面でスタッフの方と必ず目を合わせるということをやれば目が合うのが苦手というのも克服できるようになるかもしれません。僕の場合はこんなところからですがそうした積み重ねが知らないうちに自信になると思うのでまずはやってみるとします。僕はまだ僕を諦めません。