の続きです。

フラノ寶亭留さんに泊ったのは12月24日。当然満室なので、ディナーも2部制で、後の時間を選択した私たちは、テーブルが空き次第の案内と言うことで、20時前に部屋の電話が鳴りました。

席に着いたら、まずはスパークリングを貰ってメリークリスマス!

でも、運ばれて来たスパークリングはなぜか、普通のワイングラスに注がれています。

うーん。フルートグラスは出払ってしまったのか、それとも係の人が知らないのか。なんとなく後者のような気がしましたが、まー、味は変わらないので良しとしますか。

料理はアミューズのパテからスタート

前菜は、積丹産の鰤・神内ファームの檸檬・自家菜園の蕪です。

北海道で鰤ってあまりイメージが無かったのですが、脂の乗りも良く美味しかったです。

続いて、北海道産トピナンブール・帆立・富良野産蕎麦の実のスープが来ました。

トピナンブールってなに?って思って調べたら和名は菊芋とのことです。

そして、魚料理はアンコウのリードヴォー。

こちらはあん肝を使ったソースが絶品でとても美味しかったです。

メインの前に、口直しのシャーベット

八甲田ホテルのディナーコースでは無くなってしまった口直し。この辺りでさっぱりしたいので、やっぱりあると違います。

飲み物は白ワインを挟んで、この後の肉料理に備えて赤ワインを注文

メインは北みらい牛のステーキ

赤身のお肉で小食の私たちでも、もたれることなく頂くことが出来ました。

ここまで全くクリスマスらしさが無かったので、デザートくらいはって思っていたのですが、そんなことは無かったです。

でも、ピスタチオのアイスが乗ったクレームブリュレは普通に美味しかったです。

ディナーは最後に小菓子が出て終了です。

 

フラノ寶亭留では、22時にバーがオープンし、フリーでアルコールを頂くことが出来ます。しかし、満室のこの日は当然、席は満席。私たちは運良く座れましたが、後から来た方は、断られてました。(ウェイティングも出来なく、空いたら呼び出しと言うのも出来ないとのことでした)

なので、一杯だけ貰って部屋に戻ることにしました。

いつもは、イベントのない冬の閑散期で、お客さんは5-6組と言うとても静かな時に来ているので、満室の賑やかさや慌ただしさにちょっと面食らってしまいました。

まー、それはホテル側の責任ではないので、仕方ありません。

 

部屋に戻ると、テーブルの上に、夜食が置かれてました。

この日の夜食はお稲荷さん。

フリーフローのバーに夜食のサービス。フラノ寶亭留のおもてなしは最高です。

 

ただ、この記事を書くためにフラノ寶亭留さんのHPを見たら、全面リニューアルをして今週の土曜日からオープンだそうです。料理は、フレンチから「ジャンルに捉われず、自然の恵みをいただくダイナミックな料理に生まれ変わります」とのこと。また、バーも「ラウンジを改修し、セルフのフリードリンクをご用意させて頂きます。
」とあるので、サービスの提供スタイルが変わりそうです。

これは、改良なのか改悪なのか。それを確かめるために、また冬になったら行くしかありません。