人気漫画「北斗の拳」の過去を描いた「蒼天の拳」などを連載している週刊漫画誌「コミックバンチ」(新潮社発行)が8月27日発売号で休刊することが18日、分かった。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/100619/gam1006190200000-n1.htm
編集業務を担当している「コアミックス」(東京都武蔵野市)によると、同誌は平成13年に創刊。創刊号は70万部以上を発行して話題を集めたが、日本雑誌協会の統計では、現在14万部前後と低迷していた。
iPadやKindleなどの電子書籍リーダーがこれから期待されている中、紙媒体の売れ行きは低迷している。
コミックバンチに限らず雑誌の売り上げは下がっていくでしょう。
印刷業もリストラで人員も削減していく中、これからの書籍はどうなっていくのでしょうね。
書籍は印刷部数が多いほど価格を抑えられる媒体ですから、売り上げが伸びなければ印刷部数を減らさなければならないし、販売単価が高くなる→購買者が減るという負のスパイラルに入ってしまうかも知れません。
書籍の廃刊、休刊はこれからも増えると思います。用紙などは印刷部数が減ることで供給過多で安くなるかも知れませんが、週刊誌などの雑誌は買う人が減り、コミックスだけ買う人になるとか、週刊誌も気軽に立ち読み出来ないようにみんなビニール本化するかもしれません。
そんななか、鋼の錬金術師がラストを迎えた、「ガンガン」は完売状態で、オークションで高値も付いているとか・・・
ハガレン最終話の「少年ガンガン」 3日もたたず全滅 アマゾンもプレミア
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51037310.html
結局は音楽産業も同じだけれど、見たい・聴きたいとおもえるものが無くなったと言う事ではないのかな?たしかに財布のひもは固くなったけれど、購入意欲を持たせる作品が減ってきたのも確かだね。
コミックバンチで好きな漫画は「コンシェルジュ」です。私も色々と考えさせて貰える作品として読んでます。
休刊後はどうなるのかな?