エンジン始動確認もできたから、難しい整備は少ない
新品バッテリーに交換して再度始動確認
笑ってしまうぐらい普通に始動するが、暖気状態で8000rpm辺りの動きが怪しい(まぁ原因は分かってるんだけど)
今の状態でキャブ同調しても、それほど意味は無いと感じるから中止
ここを改善するのは持ち主の気持ち次第
恐らく慣らしレベルの走行すれば普通に動き出すとは思うが今時動いてる旧車は、ほぼこんな状態だと俺は思ってる(NSRとか、まともに動いてるのは無いww)
やることないから仕方なくブレーキ周りを整備する事に
冷かしでフルード交換はしてたが、めちゃくちゃに汚くて気になってた(ウチは、こういうのは即実施する)
飴みたいなのが色んなところにへばりついてる
適当に取り除いて、更に信用ならんブレーキホースを交換
ブレーキホースは絶対交換するパーツで骨董品ならば交換が義務ってぐらいある
このタイプは安いから非常にリーズナブルでインチキ中華より安く買えるという事実がある(そうじゃなくてもマジで中華は使ったらダメ!!)
ウチの基本整備は、全ての整備作業に繋がってて無駄な事は一切しないシステム
特にブレーキは特化してるからメッシュホースは必需品となる(交換しなくても乗れるけど・・・)
デカいバイクに乗って能書きこいてる奴が「楽に乗れる」と必ず言うけれど、それはテクが必要ないって事と俺は解釈してる(ギアポジを合わせなくて良いだけ)
俺が言ってる楽に乗れるってのは、無駄な力が必要ないって事だから全然意味合いが違う
まぁワインディングを走れば分かる事だから、くだらん能書きは聞かないけどね(笑)
フルード交換が苦手って人が多いけど、慣れると簡単&短時間で出来る
ホース交換では初めにフルードを抜く作業があるんだけど、ブレーキレバーを握ってブリーダースクリューを緩めて注射器で吸い出すだけ
ポイントは、レバーを握りっぱなし~ブリーダースクリューを少しだけ緩める~注射器でゆっくり吸い出す
フルードを入れるときも、これと同じ事をすれば良いだけ(スクリューの緩め加減が微妙)
なるべくゆっくりするのがフルード消費が抑えられて時間短縮にもなる
エア抜き作業はマスターカップ一回分でフルードが完全に入れ替わる
ついでにブレーキパッドも交換
これでブレーキ関係の整備は完了!
オーナーは飛ばさない人だけど、レーシングパッドを投入ww(これを使うと今までを後悔する事になるぜ!)
使った道具は、たったのこれだけ(笑)
今回の整備は、通販使って自分でやれば総額1万チョイで済む(定価なら2万オーバー・・)
特別な工具は13mmのフレアレンチぐらい(こいつも使い慣れると凄く良い工具)
これでレストア整備は、しばらく放置かな?
事情があって終盤にとんでもない整備パターンになるからねぇ(笑)