「“トークの帝王”ラリー・キングの伝え方の極意」 | タカタカ先生の高望み日記

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今年も残すところ20日ほどとなりました。


12月17日に試合を控え、その次の週からは合宿出張が続くので、毎年のことですが年末ギリギリまでフル回転で活動している予定です。


久しぶりに年明けの試合が決まっていない状況なので、お正月は少しゆっくりできるといいなと考えています。温泉にでも浸かりながら、今後のことをのんびりと考えたい気分。

 

 

 

 


先日、久しぶりにお会いしたコミュニケーション&スピーチトレーナーの加藤あやさんとランチをご一緒した際に、お互いが最近読んだ本について話しました。

 


普段身の回りに読書習慣を持つ人が少ない私にとっては、熱心が読書家でもあるあやさんとの会話は知的好奇心をくすぐられることばかり。たいへん楽しい時間を過ごすことができました!

 

 

今回は、その時に私からあやさんに紹介させていただいた本をご紹介します。

 

 

 

「“トークの帝王”ラリー・キングの伝え方の極意」
ラリーキング(著)


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著者のラリー・キングは、世界200以上の国と地域で視聴されるCNNの看板トーク番組『ラリー・キング・ライブ』の司会者を務め、25年にも渡って、4万人を超える有名人・有力者たちにインタビューを行ってきました。


日本でいうと「徹子の部屋」みたいなものをイメージしますが、ゲストの中には、アメリカの歴代大統領やプーチン大統領もいたというのですから、ジャンルはより多岐に渡ります。

 

本書は、世界で最も有名な司会者の対話術の極意が綴られた一冊です。

 


とは言っても、トーク術に関する本は世の中に五万とあるわけで、もちろん本書の内容にもそれらと重複する内容は多くあります。「そんなこと分かっとるわい!」と思いながらも、著者の絶対的な経験値によって裏打ちされたノウハウに凄みを感じざるを得ない部分がありました。

 


しかし、私が一番感銘を受けた部分は、最初の章で「たった1つの大原則」として示された「自分らしく、正直に」という言葉です。

 

私は職業柄、人前で話をすることも多々ありますが、正直あまり得意ではありません。ですから、堂々と雄弁に話すことに憧れ、そう見せたい!と思うあまりにさらに緊張してしまうことがありました。

 

人は、自分を実際よりも良く見せようとする。だから緊張するし、自然に振る舞えない。ありのままの自分でいることの強みを知ることができたことが、この本の序盤にして最大の収穫でした。

 

 

本書は、グループで活発なディスカッションを促したいファシリテーター、より深いコミュニケーション得たいカウンセラー、人前で話す機会のあるすべての方に是非触れていただきたいです。

 

 

スピーチが上手ければ聞き手も満足するし、会話が盛り上がれば皆楽しい。

日常生活でも生かせるコミュニケーション術です!

 


アリーヴェデルチ!

 

【タカタカチェック】

 

●その朝、私は大切な原則を学んだ。それは「自分らしく、正直に」ということだ。正直でいれば、それが力になる。大失敗することはない。

 


●話し上手になるには、さらに守るべき鉄則がある。
「相手に興味を示す」ということと「自分のことを率直に語る」ということだ。

 


●率直に伝えると、自分をよく見せる必要がなくなる。

 


●会話の達人に学ぶ「8つの習慣」

第1の習慣「独自のものの見方」をする
第2の習慣「他人から学ぶ努力」をする
第3の習慣「仕事への情熱」を語る
第4の習慣「会話のボール」を返す
第5の習慣「好奇心が旺盛」だ
第6の習慣「深く共感」する
第7の習慣「自然なユーモア」を出せる
第8の習慣「自分独自のスタイル」で話す

 


●相手が会話を楽しむかどうかは「あなた自身が会話を楽しんでいることを相手に伝えられるかどうか」にかかっている。

 

 

●[アイコンタクトのルール]

1.相手が話している時、視線を合わせる
2.自分が質問する時、視線を合わせる
3.自分が話している時は、視線をそらしてもいい

 


●「なぜ?」は最高の質問だ。これに勝る質問があるとは思えない。

 


●[自分をセールスするための4つのルール]

ルール1 自分に何ができるのかを伝える
ルール2 仕事への熱意を示す
ルール3 事前に準備する
ルール4 自分から質問をする

 


●[最もシンプルで効果的なスピーチの構成]

最初に:「何について話すのか」を説明する
次に:そのテーマについて話す
最後に:「何について話したか」をまとめる

 


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